みどりの野原

野原の便り

10月18日 信貴山~高安山

2009年10月18日 | Weblog
家の近くの神社でも秋祭りの提灯が出ていたが、集合場所の信貴山下駅
のあたりでも秋祭りらしい。
祭り太鼓がドンドンと鳴り、子供の掛け声と共に山車が近づいてくる
ようだ。

音が大きくなってきたが、あいにくと山車の姿は駅ホームの目隠しの壁
の下の隙間から見えるだけ。残念だなあ。

駅からは広い坂道をまっすぐに登る。昔のケーブルの線路跡らしい。

山道へ入る。落葉の匂いが漂う山の道。ドングリや小枝がたくさん落ち
ていた。

 
        カラスウリ           コウヤボウキ 

ちょっと開けたところでは、カラスウリやアオツヅラフジ・ノブドウなど
が巻きつき、ノイバラの赤い実・コウヤボウキもひそやかに風に揺れる。
上を見ればゴンズイも真っ赤。

信貴生駒スカイラインを横切って朝護孫子寺へ

 
          大寅                子寅
毘沙門天王が出現されたのが、寅年、寅日、寅の刻であったとかで、
信貴山と寅は縁が深い。


うっすらと色づき始めたモミジ。

 
    千手のイチョウ樹齢500年    ご神木カヤノキ樹齢1500年
ギンナンは小粒になり、昔は何斗と採れていたカヤノキもだんだん実が
少なくなっていると寺の関係者?のご婦人が話されていた。

空鉢堂から高安山への道


ウラジロノキの実が落ちていた。
「食べられますよ」とのこと。えっ本当?早速口の中へ。
さっぱりとした酸味。食べられるとは知らなかった。

オオウラジロノキの実はもっと大きいらしい。
山奥で採ってきたという人が「今日持ってきたらよかったね」
ほんと。見たかった。食べてみたかった。残念。

「キノコがないね」と話しながらあるいていたが、いくつかあった。

 
左)おちょぼ口が可愛いクチベニタケは押すとふわっと胞子が出た。
                      右)名前不明のキノコ
「途中でマツタケの匂いがする」と言う人がいた。もし当たっていれば・・
そのうち「匂いがしなくなった」と言われた。ほんとにあったのかも。

高安山への途中にはアオモジがところどころで見られた。
道端には子苗が・少し中にはツボミの付いた木が見えた。
ボチボチと侵入しているらしい。

高安山からはケーブルで降りた。   
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