みどりの野原

野原の便り

3月31日(土) 平群 福貴畑③

2007年03月31日 | Weblog
自然大学同窓生8人を案内して、福貴畑で観察会兼花見
心配していた天気は大丈夫。ホッ!
コースは植物観察を中心に道端や田んぼや山の草木を見ながら、
あまり距離は欲張らないことにした。

Aコープまわりで田んぼの道を通り白山神社へ。
細かい花を見ていくと結構時間がかかるけど、ゆっくり歩きは
大好き。いろんな草花が見れた。

       この辺はカンサイタンポポが優先

途中でテントウムシを見たり、鳥を見たりしながらビューポイント
をいくつか回り途中で弁当も食べて、帰りには、少し変えた道を
下り、普門院へ立ち寄った。
道路からちょっと入ったところで、見過ごしそう。

普門院
「白山神社を隠居所にしていた法隆寺の高僧「道詮律師」が開いた
福貴寺の塔頭の1つで、重要文化財の桧の一木作りの観音立像
が祀られている」と説明板にあったが、
民家建築のその建物は荒れ果てている。大事な仏像はちゃんと保管
してあるんだろうか?忘れ去られたような場所だった。

近くの重要文化財の藤田家は、門が開いているようなので、今日は
公開してるのかと思って見に行ったら、どうやら不幸事があったようだ。

藤田家
重要文化財になっている藤田家は、関東で荘園を持ち、鎌倉時代に
武士となった後、時代を経て平群(へぐり)で大庄屋となった家系で、
敷地内に小山を持ち、大和棟茅葺屋根のりっぱな屋敷が残っている。
いつも門が閉められ、茅葺屋根の一部を覗き見ることしかできない。
屋敷を囲む塀の中はヤマモモなどの大木が何本も聳えている。
屋敷内にある小山から塀の上にかけてシダ植物のヒトツバが生い茂っ
ていた。
葉裏には茶色い胞子嚢がビッシリ着いていた。
  
           重要文化財 藤田家                 ヒトツバ

帰り道にあるツボリヤマ古墳を見る。
駅近くで空き地にある木に6羽ほど鳥が留まっていた。
イカルだと教えてもらった。
しばらく留まってくれたので、双眼鏡をあわせることが出来、頭の
黒い模様もはっきり見れてよかった。


この辺りには、セグロセキレイもハクセキレイも多い。あちこちで見
れた。
途中にツバメの巣があったが普通のツバメともう1種違うのがあった。
コシアカツバメ?イワツバメ?
        
   つぼ型の巣 ツバメはみえなかった。      普通のツバメの巣 ツバメが出入りしていた。
 

三里古墳・長屋王の墓・奥さんの吉備内親王の墓を見て、喫茶店でひと休みして
解散した。

     この上が吉備内親王の御陵

遠くから来てくださったみなさんありがとう。
鳥を教えてもらえてうれしかったです。








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