みどりの野原

野原の便り

7月10日 岸和田 神於山 ベッコウハゴロモ ホシハラビロカメムシ シロバナシナガワハギ・ハナハマセンブリ

2017年07月10日 | Weblog
岸和田駅からバスに乗る。
道の駅 愛彩ランドから神於山(こうのやま)の途中の国見の森広場まで。

 
植え込みにできた通路を抜けようとした時、あっハナハマセンブリだ。 
 通り抜けた車道横の歩道には、あっシロバナシナガワハギ。 どちらも久しぶりに見る。
あらら・・みんな行っちゃった。(シナガワハギは間違いでシロバナシナガワハギでした)

でも心配無用。ナンキンハゼが花盛りでそこに虫がいっぱい集まっているのでメンバーもその辺を動かない。すぐ追いついた。

 
     ナンキンハゼ 花盛り。     
右)コアオハナムグリが止まっている花序を見ると花序の根元には果実が見え、その先にはたくさんの雄花が開花中だ。 そう。ナンキンハゼは雌雄同種なのだ。

だけど・・
10年ほど前のこと。大阪のどこかで、ナンキンハゼが2本並んでいた。
片方は雄花の花盛り。もう片方は全く違った様子(雌花)に見えたので、てっきり雌雄異株とおもったのだった。後に、雌雄同株異花と知った。
なぜそんなに様子が違ったのか? それは雌花が先に咲く雌花先熟株と雄花先熟株があり、木ごとに違うとかららしい。

ここで見たところでは、何本かあった木は、みな雌花先熟のように見えた。(すべてを見たわけではないが・・)
さあ、頭を昆虫に切り替えて・・
 
この辺り、ナンキンハゼの他にもいろんな草木が生えていて、昆虫もたくさんいる。
「ここでこんなに時間とってては先へ行けないぞ」なんて言いながらも次々に昆虫を見つけるメンバー。
私も写真にメモにと頑張るが・・なかなかです。

 
    コシアキトンボの雌   
       右)近くで見ると足には毛がたくさん生えているのがわかる。
これは捕まえてもらって近くで見るからこそ分かる。ありがたい。

 
きれいな緑色。この子はだーれ? よく見るホシハラビロヘリカメムシの幼虫だそうだ。

おもしろかったのは・・
クズの葉にたくさんついていた虫。
なんだ、なんだ?毛が動いている。体はどうなってるの? 
よく見ようと思っても小さい上に動き回るのでよく見えない。手に乗せるとピンっと飛んで行ってしまう。毛が取れてしまうのもいる。ベッコウハゴロモの幼虫らしい。
写真を撮ろうと思っても撮れない。ついに、1匹捕まえて家へ連れて帰った。
 
旅の疲れでちょっとおとなしくなったのを撮影。 右)毛が付いているのはお尻の方だ。
反対側に眼があった。変な虫。
 
腹側から写した。セミのような口器がある。クズに突き刺して汁を吸うためのもののよう。
       右)親虫は・・これも見たことのあるベッコウハゴロモ。

 
  アケビコノハ 久しぶりに見た。   オジロアシナガゾウムシ交尾中

他にも面白いものをたくさん見せてもらった。

リストは今の所87種 まだ追加が出そうである。
昆虫の名前もだいぶ聞きなれてきたが、はじめて聞く名前もまだたくさんある。
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