みどりの野原

野原の便り

5月14日 山野草オープンガーデン 他 ハンカチノキ・オオヤマレンゲ

2018年05月14日 | Weblog

御杖村の山野草オープンガーデン見学のお誘いをいただいた。

聞いたことはあるが初めて行く。車に分乗

 
青蓮寺川を渡ったところにあるオープンガーデン。途中の石垣にキケマンが開花中。

玄関先や庭、たくさんの植栽や鉢植えがあった。

 
  ベニドウダン           ユキモチソウ
ウズラバタンポポやピンクのオオデマリ・ヤブデマリにアカバナヒョウタンボク・アカバナホウチャクソウ・・・

山を案内してくださった。山の斜面に遊歩道が設けてある。

 
  シライトソウもあちこちに。    バイカオウレン群生(花は終わり)

 
     クマガイソウ             フタバアオイ

 
 斜面一面ヤグルマソウ(花はまだ) 急な斜面にもいろんな花が・・


    イワカガミ バイケイソウやエンレイソウなども・・
元々山にあったもの、植えられたもの・・環境が合えば植物は居着く。
小さい子苗があちこちにあった。


 
お家の横の田んぼはもう田植えが終わっていた。
  右)水の中には小さいオタマジャクシやミジンコ・サワガニもいた。
もう田んぼにはいないかと思ったヒルも見えた。なぜかホッとする。
この田の畔にはヤマユリもたくさん咲くらしい。だいぶ伸びたユリがたくさん見えた。
草刈りの時に刈り残すなど保護されているとのこと。
山の草木も放っておいては花は咲かない。
山野草がお好きで愛情を注いでおられるのがわかる。
おもてなしも受けてたっぷり花を楽しませていただいた。

そして、お隣さんの山へも連れて行ってくださった。
ここも色々育てておられた。

  
     マイヅルソウ            エンコウソウ
 
   ヤクシマキンバイ          カッコウセンノウ
カッコウセンノウは名前がわからなかったが、後日、山野草に詳しい方に会う機会があって名が判明した。

お山に群生していたというクリンソウは、イノシシに荒らされて、なかなか回復しないと聞いた。

まだ次行くところがあるという。車を降りてきつい坂を上る。


ここは昔はお寺だったが、別荘になり、今は管理の方がすんでおられるらしい。

 
門の前にあったオオヤマレンゲはちょうど開花中。
                   右)ヤグルマソウも咲いていた。

 
     クサタチバナ 

ここへ来た目的の花はハンカチノキだった。

 
ハンカチノキ かなり大きい。 
  右)近寄ってみると、花は終わっていたが、ハンカチはまだたくさんぶら下がってた。

お任せ花旅。珍しい花がたくさん見れた。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月13日 今日はうれしい母の日だ~ 女子会 花束

2018年05月13日 | Weblog

今日は母の日。娘たちにお食事に誘われていたので予定を開けていた。

近くなのに全然知らなかった懐石料理の店
タイル好きの娘がどこからか「いいタイルも、あるらしい」と情報を得て予約を入れてくれていた。

建築好き・タイル好きの娘と、デザイナーでフェルト作家でもある娘と、私、今日は女子会だ。
(夫も息子もお出かけ)

土砂降りの雨の中出かける。

 
   見かけは普通の民家    カウンター席に座ったが、奥にも部屋があるよう。

 
おいしいお料理が、カウンターの向こうでつくられて運ばれてくる。
    コハダのお寿司       タイラガイ(タイラギ)の天ぷら
タイの焼き物 初物のビワ・・おいしい。

ワイワイとはいかないがおいしい母の日のひと時を過ごした。


全面タイル張りの洗面所 床のタイルも変わった模様だった。
娘は大喜びで写真を撮らせてもらい、お風呂場にも案内してもらった。
私の風呂場の写真はピンボケ。
(愛用のカメラ修理中で予備カメラを使用 ピンボケは予備カメラのせいにしておこう)
お店のご主人は最初タイルにあまり関心がなさそうだったが、娘にタイルの良さを聞かれたからか、関心をもたれたようだった。
洗面所と風呂場は近々改装を考えておられたそうだが、改装は取りやめられたと娘から聞いた。
古いタイルが残るのを娘は喜んでいた。

この日はお仕事だった息子からもプレゼント。

 
仕事先のお庭に咲いていたというバラなどの小さい花束とラズベリーの苗 
ドライフラワーにしたらいいと聞いてきたので、壁に掛けた。

うまく育てられるか、枯らさないか、ちょっと心配なプレゼントだったが、幸せな母の日だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月10日 カザグルマ満開

2018年05月10日 | Weblog

下見会終了後、誘われて、鹿華苑へ行くことになった。
・・が、一方で、内心「することがいっぱいあるし早く帰りたい」気持ちも・・

4月20日・5月1日と来て、今日で3回目なのだ。

5月1日に満開だったクマガイソウもクリンソウも終わってるだろうし・・
でも蕾が多かったカザグルマは咲いてるかな?・・考えながら、鹿華苑に到着。

 
驚いたことに、クリンソウはまだ満開だった。そうか~次々とつぼみが開いてきて花期が長いんだ。
               右)オオデマリもまだまだ見ごろ。

 
さすがに、1輪だけしか咲かないクマガイソウは花が終わっていたが、
こういう「行く末」?を見る機会もないし「こうなるのか~」
この枯れた風船の中に果実ができ、種ができるのかな。ネットで果実を確認。なるほど・・

 

 
              シャクナゲも満開

 

 
       カザグルマは大大満開できれい~~!

・・というわけで、早く帰りたいと思ったことが申し訳なく、満足して帰宅したのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月10日 飛鳥の下見 ミカンの花咲くころ

2018年05月10日 | Weblog

(いろいろ重なって書く時間がなくて、ずいぶん間が空きました。元気にしております。まだしばらく忙しい日が続きますが、ぼちぼち追いついていきます。)

5月20日に行われる花めぐりイベントの下見。

あちこちで花盛りでした。残念ながら本番まで持ちそうにない満開の状態の写真をいくつかアップします。

 
    カナメモチ               ガマズミ

 
 ミカンが満開 ああいい香り。ずっと息を吸い続けていたい・・


ミヤコグサも群生 本番はどんなじょうたいなのか・・

本番はいろんなお客様が来られるので、楽しんでいただけるようにいろんな話題を提供したいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月8日 石神社・高井田横穴・高井田古墳・松岳山古墳 今日も雨の中

2018年05月08日 | Weblog

史跡めぐりで安堂駅~国分駅を歩く。

h28年にもワイナリーと共に、高井田横穴群を訪れている(h28.10.17ブログ)

時期が違い講師も違うとまた違う話も聞ける。それに前に聞いても忘れていることが多いので・・。

集合地安堂駅近く。「今立っているところは江戸時代には大和川でした」
この近くで奈良盆地から流れ込む大和川が石川と合流し、複数の川が交流。分流しながら大阪湾へ注いでいたらしい。
交通の要衝でもあったが、度重なる洪水にも悩まされ、宝永元年にはついに大和川が付け替えられた。

道路には「史跡のカルタ」が埋め込まれていた。

  
「よ」横穴に古代を描く線刻画 今日行く高井田横穴のことだ。
                 右)「く」楠の大樹がしげる石神社 ここもこれから訪れる。

知識寺跡
民家の庭先に説明板があるのみ。
(大阪府)柏原市には多くの古代寺院の跡が確認されている。
知識寺もその一つで、東塔・西塔・中門などの跡が残り、薬師寺式といわれる伽藍配置であったことが確認されているという。
この寺は豪族が建てたものではなく、仏教を深く信仰した一般庶民も含む信者たちが「金(寄進)も力(労力)も」出し合って創建したということだ。

創建当時は日本最大の大仏(廬舎那仏)を有する大寺院であった。
大仏は土製の塑像(後に崩れてしまったらしいが)で、聖武天皇や孝謙天皇が平城京から難波宮への行幸の途中に何度かここを訪れて参拝していて、これが東大寺大仏建立の契機となったとされているという。


ここから業平道と言われる細い通りを行くと・・

石神社(いわじんじゃ)

 
樹齢700年~800年ともいわれるクスノキの巨樹は大阪府の天然記念物。

 
  本殿は階段の上   社務所の横のこの石が、知識寺の東塔の礎石
塔の礎石がなぜここにあるのかはわからないらしい。

 
  途中には満開のテイカカズラ    ナヨクサフジの群生がそこここに。

歩くペースが速く、途中から降り出した雨、なかなか花の写真も撮りづらい。


ワイン造りで有名なところでブドウ栽培も盛ん。
山麓の道からは遠くのあべのハルカスも見渡せた。

柏原市歴史資料館を見学


    柏原市歴史資料館      
古代寺院のことや、ブドウ作りのこと。大和川のこと。午後から行く高井田横穴のことなどたくさんの展示があった。

 
 高井田横穴から出土した副葬品    松岳山古墳 鰭付き楕円形埴輪

大和川付け替えの後、洪水の被害から村を復興させるために、柏原と大阪を結ぶ「柏原船」が運航されたことも初めて知った。

午後「高井田横穴」へ。ガイドさんによる案内。
横穴は6C中頃~7C前半にかけて作られた墓。
火山灰などが埋まってできた凝灰岩の岩盤をもつ尾根の斜面に彫りこまれたもの。
大きく4つの支群に分かれて番号が付いている。

横穴発見のいきさつなども聞いた。200基ほどあるらしい。
その内30基には人物や船などの線刻画が彫られているとか。

 
少し高いところにある横穴 ここには人物や船などの線刻が見られるらしい。
今日はここは見学できなかった。5月第3土曜日に特別公開があるとのこと。


   平らなところも坂もある。


  
いくつかの横穴は開けて下さって入ることができた。
 中には作り付け石棺や棚があったり、入り口上部に花らしい線刻のある横穴もあった。

 
 ネジキの花があちこちにあった。   竹の手すりにキクラゲが発生


次は「高井田古墳」へ。

ここは古墳時代中期に作られた横穴式の円墳と判明しているとのこと。

 
坂を登って行くと、上にプラスチックの屋根が架かった石棺があった。
プラスチック屋根は曇って中は見えない。 右)横から内部を見る。熨斗や2つの木棺が見える。
副葬品は熨斗や銅鏡や甲冑・須恵器などが出土している。
天井はなくなっているが、薄い板石でドーム型の盛り土の古墳だったそうだ。
2つの木棺に埋葬されていたのは男女か?被葬者はわからない。

この後、下って大和川を対岸に渡り、松岳山古墳(まつおかやまこふん)へ。

国分神社の鳥居を入ったところから山へ登る。

頂上部には古墳時代前期の前方後円墳 後円部中央に築かれた「竪穴式石室」

 
石室内部に収められていた大きい長持型石棺があった。
 変わっているのは、石棺の向こう側とこちら側に板状石が立ててあり、どちらにも穴があいているのだった。
何のための穴かは分かっていないという。


こちら側(足元側)の板石の穴から、石棺と向こう(頭側)の板状の石を見る。

墳丘の周りには鰭付楕円型円筒埴輪(上に載せた資料館にあった写真)や朝顔形円筒埴輪が並んでいたとか。
ここから出土したと言われる(渡来系官人)「銅製船氏王後(ふなしおうご)墓誌」は国宝で我が国最古の墓誌だという。

今日も雨に降られた。山を下って国分駅から乗る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月7日 雨の朽木 ハンカチノキ満開 ヤマビル騒動

2018年05月07日 | Weblog

「朽木のハンカチノキ」のお誘いがあった。

降水確率はずっと高いまま。でもGO!ということになった。
「トンネルを抜けれはそこは青空(せめて曇り空)だった」とはならず・・・

車窓からはすでに田植えが終わった田んぼの景色。
タニウツギらしいピンクの花、林床にはシャガの大群落がところどころに見え、木に咲いた白い花も見えた。


お昼に立ち寄った、レストランの駐車場にさっそく数本のハンカチノキがお出迎え。
じゃじゃぶりの雨。

車中で雨具とヒル除け対策をする。

そして、くつきの森に到着。

以前は「朝日の森」と言われたところ。h16年初めて連れてきてもらって、初めてハンカチノキを見た。

入口付近には見事なフジの滝 ハンカチノキも1本あったが、早速ハンカチの木のある広場へと向かった。

 
わあ咲いてる!よかった。満開だった。
梢まで白いハンカチがびっしりとついて、見事! 独特の香りが漂っていた。
雨は少し手加減してくれてはいるが降り続いている。

最近はハンカチノキもあちこちで植えられ、身近に見られるようになってきたが、こんな大木は見たことがない。
いったい何mあるのだろうか? 4本並んで咲いて壮観だった。

 
ハンカチに見える白い2枚の苞 花は中心部にある。
雄しべらしいものがたくさん見え、柱頭の付いた雌しべも見える。
たくさんの雄しべと1個の雌しべなのか、花の集まりなのか? よくわからない。
果実は花柄に対してゆがんだ位置についているが、この時点で子房はすでに偏っている。
不思議な花だ。花が目立たない分、大きい苞が虫寄せをしているのかも。

ハンカチノキを堪能して、少し森の中を歩く。

 
     ヤブデマリ             トチノキの花

 
  サワオグルマ??          カマツカ

園内の落ち葉道を歩いていたが、ふと気が付いて各自ヒルチェック。

「ついてる」「私も」「私も」 
ヒル除けにショートストッキングを履いていたのに、その上に重ねていたソックスに1匹食いついていた。
それを取り、靴にも大小2匹。と、腕がチクリとしたように思い袖をまくると手に1匹食いついていた。
それを取った跡は少し赤くなっていたが、帰った今もかゆい。
いつもなら写真の1枚も撮ってやるのだが、傘にカメラに・・余裕はなかった。
それに、カメラの調子も悪い。

6人、ほぼ全員にヒルはついていた。こんなに多いとは・・
田んぼのヒルと違ってヤマビルだと思う。

ところで、昔は田植えに入ると足に必ずというほどヒル(チスイビルというらしい)が付いていた(のを見た)が、今でも田んぼにはヒルがいるのかなあ。
農薬の影響もあるだろうし、今は田植えも機械でやるので、ヒルは食糧難になって絶滅状態?? 

雨の中傘をさしてのハンカチノキのお花見だった。思わぬヒル騒動もあった。車の中にも1匹お土産が付いていたらしい。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月4日 里山あそび広場2日目 

2018年05月04日 | Weblog

5月3日・4日・5日の3日間、高松塚芝生広場で開催されている「里山あそび広場」2日目だけ参加


      もうすぐ開始

朝はややひんやりしたがちょうどよい気候で大勢のお客様が来られた。

自然サークルでは野草の展示や草花あそびなどを出店

 
季節の花 野に咲く草花をたくさん展示 「よく見るけど名前知らんわあ」 

  
笹船よく浮かぶよ。裏の水路で流して遊ぶ子もいた。 
            右)大人向け「読めるかな?」う~ん。むつかしい。

笹船の他にもタラヨウのはがき 草笛 カタバミで十円玉磨き。大人も子供も遊べます。

 
 色どり様々な古代衣装 冠や小物も充実 大人用・子供用・男性用も。

 
クラフトコーナーや、丸太切り・野鳥観察・俳句作り・すごろく・他いろいろ・・

お客様と楽しみながら2日目が終わりました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月3日 三輪山参拝 

2018年05月03日 | Weblog

約束していた一人が来れなくなって、友達と2人で三輪山へ。

三輪駅で落ち合って、狭井神社へ直行

 
狭井神社は大神神社(おおみわじんんじゃ)の摂社。
「薬水」と言われる神水が湧き出る井戸がある。この境内に三輪山登拝口がある。

 
三輪山参拝の申し込みをして、参拝証である「鈴の付いたたすき」を首にかけ、置いてある御幣で各自お祓いして・・ 
登拝口を出発

三輪山は神の山なので写真撮影は禁止。敬虔な気持ちで登るようにとの心得書きがある。

何度か登っているのでわかっているが、けっこうきつい。
丸太橋を渡り、中ノ沢・三光の滝・水呑台・中津磐座・高津神社・奥津磐座まで。
沢の横を登っていると「カッカッカッ」「コッコッコッ」カエルの声には違いないが姿は全く現さない。

イズセンリョウやハナミョウガ・フタリシズカなどある常緑樹の森だ。
頂上近くは以前台風の風で大木がたくさん倒れたギャップにカラスザンショウが目立つようになった。

途中で素足で登る(下りる)人を何人か見た。
「意外と楽ですよ」「靴も汚れないし」大丈夫ですかと尋ねた人の答え。

信仰のために素足で登る人もあるようだが、金属は落ちていないにしろ、木の枝や石などを踏みそうで怖い。

頂上近く、しめ縄で囲われた中津磐座は大己貴神(オオナムチノカミ)が、頂上の奥津磐座には大物主命が鎮まるという。
中津磐座も奥津磐座も社はなく大岩がごろごろとあるばかり。その神宿る岩、山が大神神社のご神体なのだ。

奥津磐座のある頂上は標高468m 1時間余りかかった。
三角点はあるのか?見つけることはできなかった。

狭井神社に下り、


大神神社への途中にあった磐座神社
ここの岩は少彦名神を祀っている。
神農さんとも呼ばれる薬の神様


大神神社へ参拝 立派な拝殿があるがご神体は後ろの三輪山
毎月1日は「朔日詣り(ついたちまいり)」で大勢の参拝客が訪れるが、年中参拝者が絶えない。

参道のお店でお昼を食べてしばらくおしゃべりをして、明日早朝から出かけるという友人と別れて帰路につく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月1日 今日もお花見 鹿華苑&音羽観音 クマガイソウ・クリンソウ・チゴユリ・ガクウツギ・ハンカチノキ

2018年05月01日 | Weblog

今日もお花見

いつもの3人で行くハイキング仲間の1人が用事で来れなくなった。
2人でお花を見に行こうということになったが、他に2人が来ることになって4人で行く。

鹿華苑 

 
    先日(4月20日)つぼみだったクリンソウ 満開だ。 

 
クマガイソウもちょうど見ごろだった。平家物語の熊谷直実と平敦盛に因む名で、
熊谷直実が矢を防ぐために背負っていた 母衣(ほろ)に見立てた名だという。

フジ・ツツジ・シャクナゲ・クリンソウ・・百花繚乱

 
               ツツジが満開 

 
モチツツジ 花車 という品種。ガクはべたついた。   オオデマリ

 
  カザグルマは咲きかけ           フジも満開

ゆっくりお花見して早めの弁当も食べ、音羽観音へ行くことになった。

音羽観音


車を停めることができたので「17丁の7」から歩き始め。

予定していなかった山登り。

 
ムロウテンナンショウ なぜか、どこでもたいてい向こう向き。   
                  右)ガクウツギがひっそりと咲いていた。


     チゴユリ
昔はたくさんあったヤマルリソウは1か所見かけただけで、ちょっと淋しい。

 
整備されたとはいえ急な上り坂はきつい。可愛いイラスト看板に励まされる。

麓からの参道には丁石がたくさんある。


今日初めて気付いた石碑(丁石ではない)
そこには「住職 磯田音察 会計 〇〇 発起人 〇〇 ・・・明治39年・・・ 大勢の名前・・」
裏にも「南音羽 〇〇 信徒代表 〇〇・・・」などたくさんの文字が刻まれていた。

私がなぜそれに興味を持ったのかというと・・
初めて音羽山観音寺を訪れたもう50年ほど前のこと。

参道ははまだ地道の細い山道で、第一印象は「胸突き八丁」だった。
やっとたどり着いた音羽観音寺には尼僧さんがおられ、その方が磯田さんとおっしゃった。
山道を登って参拝に来られる遠くからの方もおられたようで、名前や感想を書く大学ノートが何冊も置いてあった。
お茶をいただいて、縁側で話をして心癒されて帰り、何年か年賀状などやり取りもしていた。

石標に刻まれていたのは(明治の頃なので)その方のご先祖さんかもしれないと思い、久しぶりに磯田さんに出会った気がしたのだった。
再びここを訪れるのは子供も大きくなったからのことだ。磯田さん亡き後、寺は荒れていたらしい。
住職さん(尼僧さん)も変わっておられた。

まだ道は岩だらけの山道で、尼僧さんは用事で山を下りる時はキャタピラーに乗っておられたが、それでも心配になるような岩のあるカーブもあったものだ。

以後、だんだん山道も改修されて幅も広くなり、ほとんどがコンクリート舗装された。
ずいぶん登りやすくなったとはいえ、今も徒歩でしか参拝できず急登には変わりない。

 
右)やっと観音寺に到着。 住職さん・副住職さん・お手伝いの方3人をモデルにした可愛いお人形に迎えられる。

毎月、テレビで放送され(大和尼寺精進日記)超有名になった音羽山観音寺と尼僧さんたち。
今日も取材陣が来ておられた。

 
いつも花いっぱいのお庭 レンゲツツジがさいていた。 
            右)天然記念物、お葉付きイチョウも小さい実(雌花)を付けていた。

 
お寺の下に植えられていた花 何でしょうか?ネットの中にあり撮りにくい。 右)葉

 
 しばらく休憩して、山を下りた。    麓にある「17丁の1」の丁石


途中にあった満開のハンカチノキを見て帰る。 
白いハンカチが木の下にたくさん落ちていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする