みどりの野原

野原の便り

6月14日 甘樫丘 ネムノキ オカトラノオ ウツボグサ ホタルブクロ

2018年06月14日 | Weblog

甘樫丘の観察会

 
    ウツボグサ               オカトラノオ
これらは植栽されていた。ホタルブクロもたくさんあった。

 
オオムラサキの飼育小屋 中にエノキを植えて、里山クラブのメンバーでお世話されている。
 右)網の外から見ると成虫が飛び回っていた。モンシロチョウの2倍ぐらいもあるかと思えるほど大きかった。

 
今の季節カノコガが多い。翅の白い部分は半透明  右)ナナフシモドキ

 
見慣れぬ葉 でもどうもカエデドコロのようだ。 葉柄の基部に突起もあった。

 
高いところにネムノキの花が咲いていた。   落ちていた花
花がたくさん集まっている。ピンクの糸状のは雄しべのようだ。
じゃあ雌しべは? →のものが雌しべかと思ったが、これは蜜を出す花のようだ。
雄性先熟らしいので、まだ雌しべは出ていないのかもしれないと思ったがどうでしょう?

 
白と緑に塗り分けられた「クズ」アルビノ? 緑色が少し残っている葉もあり、右のように塗り分けたような葉もある。これだけ白い部分が多いと、光合成が出来なくて枯れるかなあ?

帰り道

 
垣根にトケイソウがたくさん咲いていた。 果実も出来ていた。パッションフルーツもこの仲間だ。トケイソウとはよく言ったもので、雌しべが短針長針秒針に見える。
見れば見るほど面白い花だ。
外にあるのは花弁とガク片 その内側にある細いカラフルなものは副花冠、その内側に5本の雄しべと前へ突き出している3本の雌しべ。変わってるなあ。

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6月13日 うちの庭 トウチクラン ヒメヒオウギ 

2018年06月13日 | Weblog

庭の花

  
         ビヨウヤナギ  キンシバイ 咲き続く

 
   キョウチクトウ 白        ホンコンカポック 果実

 
     トウチクラン      ヒメヒオウギ あちこちに散らばっている。


    真っ赤なゼラニウム

ベランダ

 
大きく育ったイヌホオズキ         花
 
  イヌホオズキ 花と果実          ハマナデシコ

 
ミニトマト 順調に成長 花から実へ。  したから1つ二つと熟していく。

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6月12日 幼稚園児と交流 

2018年06月12日 | Weblog

地元の幼稚園児との交流会が雨で延期になって、今日になった。
ちょっとうっとおしい天気だが、園児の元気な声で雨雲も吹っ飛びそう。

4つの草の名のグループに分かれて、公園近くを一回りする。
オオバコグループ チガヤグループ クローバーグループ そして私の班はカラムシグループ カラムシはどこにでもあって、あまり園児が知らなさそうななのでグループ名にした。

 
カラムシグループは11人。先生に可愛いカラムシの布ワッペンを付けてもらっていた。

カラムシグループは先生と私たち2人のおばちゃんの引率で一緒に花の咲いている草を匂いを嗅いだりくっ付き虫を付けたり、遊んだりしながら歩く。
特にグループ名になったカラムシを覚えられるように葉の裏の色や茎の皮を剥いで引っ張りっこをしたりよく観察した。
エダナナフシを見つけたが、女の子は身を縮めていた。

そして、カラムシの他にも好きな草花や葉を摘んで帰る。

室内へ戻ってから班ごとに画用紙に摘んできた葉や花などを貼り付けた。
これは幼稚園へ持って帰って飾るそうだ。

 
班ごとの発表で、出来上がった作品を見てもらい、カラムシデッポウもポンといい音がして拍手。
他のお友達にもカラムシのこと教えてあげられるようになったかな?

少しの時間だったが可愛い子供たちとの楽しい時間だった。
つないだ手の柔らかい感触もなつかしかった。


園児からかわいいお土産をいただいた。
部屋に飾っておきましょう。

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6月11日 カノコガ・ヨツボシホソバ・アメリカジガバチ・コフキゾムシ

2018年06月11日 | Weblog

映画を見に行ったついでに歩いた時に見た昆虫。

 
アメリカジガバチ 細い糸のような腰 クモを狩るそうだ。
         右)ヨツボシホソバ ♀ きれいなオレンジ色に黒の水玉

 
   コフキゾウムシ 交尾中       ホシハラビロヘリカメムシ


    カノコガ 多い

他、ナナホシテントウやナナフシモドキやバッタの幼虫もたくさんいた。

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6月10日 チョウゲンボウ

2018年06月10日 | Weblog

近くに巣を作っているらしいと少し前から聞いていた。

行く機会もあるのに、始まる時間ぎりぎりに行き、帰りはすっ飛んで帰るので見たことがなかった。今日は家にいたのでちょっと見に行ってきた。

 
行くとすぐ分かった。2羽が飛び交って、近くの家の屋根や電柱に止まったり、巣を作っているらしい施設の大屋根に止まったり・・しばらく姿を観察させてくれた。

 

 
双眼鏡を持った人が来ることもあるらしいが、今日はだれも来ず、行き過ぎる人ばかり。
しばらく独占で見ることができた。     右)左の写真を切り取った。

巣は建物の屋根の下方の段になっている所かと思うが、もう孵化したのかもわからない。
私が見ている間には、餌を運んでいるふうでもなかった。

飛び回っているのは多分雄雌だろうと思っているが、どうだろう。

近くの田んぼは田植え直前。田起こし?の耕運機が田んぼから上がってきた。

 
ムクドリが水の中に2羽入っていた。  ツバメは田をかすめて飛ぶ。
巣材の泥土を集めているのかな?  

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6月9日 2日目ー2 上野森林公園 モウセンゴケ イシモチソウ ハッチョウトンボ

2018年06月09日 | Weblog

午後、友人宅から車で上野森林公園へ。

以前にも何回か来ている。前のメモを見ると秋に来ていることが多く、この季節に来たのは初めてだった。


ビジターコテージで展示を見た後、公園内へ。

広い園地。まずはサギソウ園へ。

  
         池に続く湿地  木道(八つ橋)がかかる。
一見何でもない草地に見えるが、よく見ると細かい湿原の植物が生育している。

 
モウセンゴケ 赤葉の腺毛から粘液を出して昆虫を捕獲して栄養とする食虫植物だ。
                  右)トキソウもたくさん咲いていたが遠い。

ハッチョウトンボも見えた。湿地の細かい植物はほとんどわからない。

 
園路の近くにイシモチソウの群生があった。こんなにたくさんのイシモチソウを見るのは初めてだ。ちょうど花期らしく白い花が咲いていた。美しい。

 
     ウリカエデ             テリハノイバラ

 
園内には小さい湿地や水たまりなどもある。  オオシオカラトンボ

 
上の左の池で、近くでハッチョウトンボを何匹も見ることができた。
真っ赤な雄 1円玉に納まるぐらいの小ささ。
なぜか雄ばかり。トラ模様の雌も見たかったなあ。
(私のはピンボケだったので、ハッチョウトンボの写真はメンバーの方のを使わせてもらいました)

 
     静かな園路         ミヤマガマズミ 果実をつけていた。

 
     ハンノキ         サクラバハンノキ 幼木には赤い斑が入る。


  コトリトマラズ(メギ科)
固まった葉の付け根に長くて鋭い棘があるところからの命名。実は緑色。

秋に来た時にはコトリトマラズの実も真っ赤になっていた。
マアザミ・リンドウ・ウメバチソウ・スイランなども花が咲いていた。
季節毎にまた違った湿原の様子を見ることができるし、その季節の湿原植物に出会える。

最寄り駅まで送っていただいた。感謝。

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6月9日 2日目-1 お天気も回復 ヤマトテンナンショウ モリアオガエル・アマヅル 

2018年06月09日 | Weblog

朝、雨は上がった。

朝食を挟んで、周辺を散策。

昨日も見たテンナンショウの仲間 いつもよく見かけるのとは違う。
 
 ヤマトテンナンショウではないかと思う。 たくさん見た。

 
アマヅル? ノブドウかと思ったが、ツルの出方が違うし、葉につやがある。
                       右)クロヒカゲ


 
アオギリ(左)とキリ(右)がすぐ近くにあった。
キリの葉柄は中空なのを知っていたので、アオギリの葉柄を切ってみたら、中は詰まっていた。
キリと名は付くが別物だから当然か・・

 
側溝の水たまりにモリアオガエルの卵があった。黄色っぽい粒(卵)が見えていた。
   右)下の水中にはモリアオガエルがいた。卵を産み終えた雌?雄?不明。
     
フキバッタの幼虫らしいものや、エダシャクの仲間など虫や、鳥などを観察しながら歩いた。

周辺には昨日も挙げたシロモジ・アブラチャン・ウツギ・イボタノキやイチゴの仲間・サンショウ・テンナンショウもたくさんあった。
シカが出没するらしい。残っている植物の中にはシカが好まない植物が残っているのかもしれない。
シカがこれ以上増えないとよいのだがと思う。
お昼頃まで周辺を歩木、普段は見ない木や草をたくさん見ることができた。

午後は三重県立上野森林公園へ移動する。 

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6月8日 1日目 メンバーのセカンドハウスに1泊 周辺散策 白い花が花盛り

2018年06月08日 | Weblog

メンバーのセカンドハウスに1泊。

お昼ごはんを食べた後周辺散策に出かける。小雨がまた降ってきた。
雨を見越して私は雨靴を履いてきた。
標高が高い分、下界?ではとっくに終わった花がここでは今盛り。

 
               ウツギが満開

 
             ネジキやイボタノキも満開


エゴノキは木の下が花盛り。 花が雪のように降る場面もあった。

 
道路側壁の吹き付けコンクリートの上にササユリが。
シカが多くて食害もあるらしいが、こんな場所だからこそ生き残れたのだろう。

スイカズラやハコネウツギも満開  白い花の季節

 
    アブラチャン 果実    シロモジ 果実 シロモジの多いところだ。
クロモジも果実があった。 
アブラチャン・シロモジ・クロモジは同じクスノキ科だが香は違うのを確かめた。




    小雨に煙る山  
カッコウの声(よく聞こえたらしい。私は少し)・アオゲラの声(聞こえず)ホトトギスの声・ウグイスは聞こえた。キセキレイなど鳥も見た。カケスも飛んだらしい。

夜は鍋を囲み、おしゃべりやトランプに興じ・・
1階2階に分かれて就寝。

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6月4日 古代ガラス体験 出来上がりは? 

2018年06月04日 | Weblog

ガラス棒をバーナーで熱して鉄芯に巻き付けていくガラス玉つくりは何度か経験している。

「古代ガラス」ってどんなのかな?大阪のメンバーと初めて経験することになった。

3個のくぼみがついた鋳型と、ストラップにする紐を準備。

先ずはビデオで古代のガラス作りについてビデオを見る。

飛鳥万葉文化館建設の前の発掘調査で古代の工房跡が見つかった「飛鳥池工房遺跡」
ここでは金銀銅などの製品やガラス製品などを製作していたらしい。
我が国最古の鋳造銭「富本銭」が見つかったのも有名。
遺跡からはガラスづくりの炉や羽口・坩堝(るつぼ)・鋳型なども出土した。
それら出土品をもとに今準備されている炉などを再現されたという。

飛鳥時代に色とりどりのガラス製品を作る技術が確立していたとはすごい。

さて、今日は3個のガラス玉を作る。
 
細かく切った管ガラス(ここまでは準備済み)に草の茎(メリケンカルカヤ)を刺して、離型剤を塗った鋳型にセットして餅焼き網に載せる。

 
そして七輪にかける(とは思いもよらなかった)土器の蓋を載せてウチワであおぐ。
                     右)燃料はクヌギの炭
しばらく熱すると、管ガラスの角が溶けて丸いガラス玉になる。
冷めたら鋳型から外して離型剤を洗う。メリケンカルカヤは管の内側の離型剤の役割をしていたらしい。


3色のヒモ編みを教えていただいて玉を通して「my古代ガラスストラップ」完成
下準備してくれてあるので、簡単だったが、ガラス玉に白い粉がのこったのは離型剤つけすぎらしい。

この後「管ガラス作り」を体験。
どうやってこの細いガラスの管を作るのか、全く見当がつかない。

インストラクターさんの見本を見せてもらった後、2人一組で挑戦。

 
部屋の中にデンと据えられた炉(復元したもの) 中には燃料の炭とガラスの原料が入った坩堝(るつぼ) 「ふいご」(左写真の炉の向こう側にあるもの)で炉の下部の穴から空気を送り熱してガラスを溶かす。覗くと真っ赤に溶けたガラスが見えた。

ここから2人1組での作業となる。

 
鉄棒の先に溶けて水あめのようになったガラスを巻き取り、平な板の上に置き、すぐに横の少しでっぱりのある型の上に置いてガラスを少しへこませ、二人のガラスをくっつける。
ちょっと熱したりしながら、ゆっくり回しながら引っぱっていく・・・。
書くのは簡単だが・・だいたいまっすぐに合わせることさえ難しい。
二人息を合わせて回しながら引っ張る・・これまた大変むつかしい。
端を切り落とすと・・


うまくいけば、こんなまっすぐな中空のガラス(管ガラス)ができる。
・・が、これはまだまだ修行が必要だ~。

 
ガラスの原料はケイ砂や鉛など。銅を混ぜると緑色のガラスになる。
       右)坩堝 この中に原料を入れて溶かす。横にあるのが管ガラス。

不思議だった管ガラスの作り方もわかった。
次の機会があれば管ガラス作りに再挑戦したい。

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6月3日 長居公園・植物園 ポピー 赤星病 ユーカリハムシ カロリナポプラ綿毛  

2018年06月03日 | Weblog

久しぶりの観察会で長居へ。今日は当番

だいぶ早く着いたのでいつものように長居公園園路でいろいろ見る。

 
  ヒシバデイゴ 今から見ごろ    グレビリア ロブスタ 今年は花が少ないようだ。

ヒトツバタゴはここで花を見たことはない(日が合わない)が果実が出来ていた。
セイヨウトチノキの高い枝先には果実。アズキナシやタラヨウも果実


スモークツリー紅白 (満開とはいわないか)ビヨウヤナギやキンシバイも花盛り。


花と緑の情報センターに付いたが、まだ時間があるので、ちょっと横の方へ。

 
コガネノウゼン(イペ)の毛むくじゃらの果実がぶら下がっていた。
                     右)アカンサス

花と緑の情報センター前にはたくさんの花が飾られていた。
 
     スカシユリ            ホタルブクロ

他、アジサイいろいろ・バラ・アマリリスなど・・

全員集合して、植物園へ。

お昼の弁当を挟んでぐるりと回った。

ヒメコウゾ果実 満開のサンゴジュ クスノキ果実 ユズリハ・・

 
ポピーが満開 種の出る隙間を観察  ハマナスの花と果実(偽果)コアオハナムグリが花芯に頭を突っ込んで無心に花粉か蜜を食べていた。そんな無防備では捕まってしまうよ~。

 
ユーカリの樹皮をめくってみたら・・ユーカリハムシの幼虫がいっぱい。
若葉をかじっている幼虫もいた。落ち葉もかじり跡だらけで、無傷のものはない。
      右)ボケは果実(偽果)が出来ていたが、葉は赤星病に感染していた。
赤星病はバラ科などにサビ菌が寄生することによる病害。
夏にはバラ科のリンゴ・ナシ・ボケ・・などに病変が起こる。そして、冬には胞子が飛んでビャクシン属に移り、冬胞子を作って、春になるとまたバラ科へと繰り返す。
リンゴやナシに感染すると果実に被害がでるので、果樹園の多いところでは、条例で近くにイブキなどを植えることを禁じているところもあるそうだ。

昔はイブキの垣根が近くにあり、冬胞子を見たことがある(雨に濡れるとオレンジのセリー状になる)が、最近は見たことがない。

 
   鈴なりのロウバイ        メタセコイアの葉を観察していて、
この小片が1枚の葉である証拠に「短枝を水に挿しておくと葉腋から芽が出るらしいので、家で挿している」と話をしていたら、一人のメンバーが小枝を持ってきてくれた。
見つけてくれた短枝の葉腋には確かに芽のようなものがあった。
見つけてくれた人の観察眼に感嘆。すばらしい。

家で差したものはまだ一向に変化がない・・

 
カロリナポプラの根元や近くは飛び散った綿毛で雪が積もったようだった。


最後にアジサイ園を回り、博物館前へ。

この後、博物館を見学して自由解散となる。

私は2階のミニ展示「帰化植物の調査プロジェクト」などを見た。
新種の外来生物もぞくぞく見つかっている。


このごろどこでも見られるようになったアメリカオニアザミ
この標本は2mを越す。こんな大物にはまだお目にかかったことはない。

縄文時代の植物食も面白かった。
あくの強いものや毒のあるものも、あく抜きや水にさらすなどして食べていたらしい。


どんぐりなどを生のままで貯蔵して使っていた。

縄文時代にもヒョウタンやエゴマ・アズキ・ソバ・クリなど栽培をしていたという。
すごいなあ。
 

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