みどりの野原

野原の便り

6月9日 2日目ー2 上野森林公園 モウセンゴケ イシモチソウ ハッチョウトンボ

2018年06月09日 | Weblog

午後、友人宅から車で上野森林公園へ。

以前にも何回か来ている。前のメモを見ると秋に来ていることが多く、この季節に来たのは初めてだった。


ビジターコテージで展示を見た後、公園内へ。

広い園地。まずはサギソウ園へ。

  
         池に続く湿地  木道(八つ橋)がかかる。
一見何でもない草地に見えるが、よく見ると細かい湿原の植物が生育している。

 
モウセンゴケ 赤葉の腺毛から粘液を出して昆虫を捕獲して栄養とする食虫植物だ。
                  右)トキソウもたくさん咲いていたが遠い。

ハッチョウトンボも見えた。湿地の細かい植物はほとんどわからない。

 
園路の近くにイシモチソウの群生があった。こんなにたくさんのイシモチソウを見るのは初めてだ。ちょうど花期らしく白い花が咲いていた。美しい。

 
     ウリカエデ             テリハノイバラ

 
園内には小さい湿地や水たまりなどもある。  オオシオカラトンボ

 
上の左の池で、近くでハッチョウトンボを何匹も見ることができた。
真っ赤な雄 1円玉に納まるぐらいの小ささ。
なぜか雄ばかり。トラ模様の雌も見たかったなあ。
(私のはピンボケだったので、ハッチョウトンボの写真はメンバーの方のを使わせてもらいました)

 
     静かな園路         ミヤマガマズミ 果実をつけていた。

 
     ハンノキ         サクラバハンノキ 幼木には赤い斑が入る。


  コトリトマラズ(メギ科)
固まった葉の付け根に長くて鋭い棘があるところからの命名。実は緑色。

秋に来た時にはコトリトマラズの実も真っ赤になっていた。
マアザミ・リンドウ・ウメバチソウ・スイランなども花が咲いていた。
季節毎にまた違った湿原の様子を見ることができるし、その季節の湿原植物に出会える。

最寄り駅まで送っていただいた。感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月9日 2日目-1 お天気も回復 ヤマトテンナンショウ モリアオガエル・アマヅル 

2018年06月09日 | Weblog

朝、雨は上がった。

朝食を挟んで、周辺を散策。

昨日も見たテンナンショウの仲間 いつもよく見かけるのとは違う。
 
 ヤマトテンナンショウではないかと思う。 たくさん見た。

 
アマヅル? ノブドウかと思ったが、ツルの出方が違うし、葉につやがある。
                       右)クロヒカゲ


 
アオギリ(左)とキリ(右)がすぐ近くにあった。
キリの葉柄は中空なのを知っていたので、アオギリの葉柄を切ってみたら、中は詰まっていた。
キリと名は付くが別物だから当然か・・

 
側溝の水たまりにモリアオガエルの卵があった。黄色っぽい粒(卵)が見えていた。
   右)下の水中にはモリアオガエルがいた。卵を産み終えた雌?雄?不明。
     
フキバッタの幼虫らしいものや、エダシャクの仲間など虫や、鳥などを観察しながら歩いた。

周辺には昨日も挙げたシロモジ・アブラチャン・ウツギ・イボタノキやイチゴの仲間・サンショウ・テンナンショウもたくさんあった。
シカが出没するらしい。残っている植物の中にはシカが好まない植物が残っているのかもしれない。
シカがこれ以上増えないとよいのだがと思う。
お昼頃まで周辺を歩木、普段は見ない木や草をたくさん見ることができた。

午後は三重県立上野森林公園へ移動する。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする