みどりの野原

野原の便り

6月11日 うちの庭 ヒメセンナリホオズキ ハマナデシコ

2021年06月11日 | Weblog

何年も絶えていた小型のほおずきが、今年植木鉢に芽を出し、今、花と実がついている。
元々は野外にあった実を持ち帰ったもの。
以前もベランダで育っていたが、これがヒロハフウリンホオズキなのかセンナリホオズキなのかがはっきりしないままだった。

今年の花や実などを見て図鑑やネットで調べた。
調べた結果、今年生えてきたものはヒメセンナリホオズキのようだ。


枝分かれしてたくさんの「ほおずき」ができる。普通のほおずきよりだいぶ小さい。
「ほおずき」はガクが大きくなって残った「宿存ガク」


花は約1㎝ 花の基部に紫褐色の濃い斑がある。


ガクにも、花被にも、花柄や茎にも毛がある。
葉両面の脈上にも毛がある。


ほおずき(宿存ガク)は黄緑 

ヒロハフウリンホオズキでないことがはっきりした。

ヒロハフウリンホオズキとセンナリホオズキは混乱していたようで、最近になってはっきりと区別されたらしい。
オオセンナリをセンナリホオズキとしているネット記事もある。
うちのは、オオセンナリではないので、一応ヒメセンナリホオズキとした。

そして、過去に写した写真を見ると、ヒロハフウリンホオズキらしいものもある。
「無毛で、花の底部の色は薄く、宿存ガクの脈が紫褐色を帯びて、熟すにつれて全体が紫褐色になる」
これに当てはまる写真がある。
両方、育てたことがあるようだ。


ハマナデシコ


ショウジョウソウがこぼれ種から芽を出した。
右側のは今まで家で育ったことがないタコノアシ? 
去年も大きく育ったのに花の咲く頃になって弱って枯れてしまった。

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6月10日 奥飛鳥へ シナサワグルミ イヌマキ コウヤマキ ウツボグサ ラミーカミキリ

2021年06月10日 | Weblog

日差しは真夏の様相。
虫こぶを見たり、山裾の植物を見ながら、日陰をたどりながら歩いた。


シナサワグルミ いつ頃から飛鳥川に広がったのか?
今では川沿いにたくさん見られる。
「クルミ」とは思えないような連なった果序
果実はクルミと同じ構造だという。


イヌマキの 雌花・・と言ってよいのか。小さいコケシのよう。
雌雄異株 雄株には枯れかけた雄花序が残っていた。

今日は、イヌマキ ラカンマキ チョウセンマキ コウヤマキが見れた。
「マキ」と名はつくが、マキ科 イヌガヤ科 コウヤマキ科 と違う仲間の樹木


斜面にウツボグサがたくさん咲いていた。


ノビル 珍しくムカゴはなくて、花ばかりだった。


エダナナフシ まだ若者


カラムシについていたラミーカミキリ


稲渕の棚田 田植えの済んでいるところが多い。
水が入ると田は生き返る。風景も生き返る。

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6月8日 畑・冬野へドライブ イワガラミ マタタビ

2021年06月08日 | Weblog

しばらく行ってない奥飛鳥 畑・冬野へドライブに出かけた。


畑・冬野は明日香村でもだいぶ高所にある集落だ。
橿原市 大和三山 その向こうの山々 写真でははっきり写らないが、見晴らし抜群。
今日はちょっとガスがかかった感じ。


木に巻き登ったイワガラミ


近くで花を見れた。


90代亀山天皇皇子 良助親王 冬野墓 いつもきれいに整備されている。
『良助親王(1268~1318年)は鎌倉時代の第90代亀山天皇の皇子であるが仏門に入って法親王(ほっしんのう)となり、31歳で比叡山延暦寺100世天台座主(てんだいざす)に就き、青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)を経て妙楽寺に移りこの地に葬られた。』ネット「なら再発見」より。

90代亀山天皇皇子の墓がなぜここにあるのかと思っていたが、妙楽寺におられたからとわかり、納得。


マルミノヤマゴボウ 若い果実


マタタビ 白くなった葉の下枝にはつぼみがたくさんついていた。


数軒の冬野集落を抜けると、竜在峠への道。
昔はよく竜在峠へも歩いたが、長らく行ってない。
今日はここで引き返す。


獣除け柵の左の青いものはイノシシ除け。
イノシシは青い色が苦手だとか。
そして、この中にはさらにイノシシの嫌う、トウガラシやハーブの強烈な匂いのするものを封じ込めてあるそうだ。

作物を作っている人達にとって野生の獣対策は大問題。
獣たちも食べないと生きていけない。
獣と人間様の知恵比べは続く。

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6月6日 ハマユウ(ハマオモト)(園芸種)元気に復活

2021年06月08日 | Weblog

最寄り駅のハマユウ(ハマオモト)が満開  *後記




ハマユウの真っ白い花はすがすがしい。

去年、この大株は「ハマオモトヨトウ」にやられてグダグダになった。 
去年の7月6日の記事 参照
去年の8月2日の記事 参照

去年の、立ち直り不可能かと思える状態から、今年、何事もないように涼し気な花を咲かせて復活とは・・
植物ってたくましい!

ところで、あの「ハマオモトヨトウ」はどこへ行ったの?

*後日、ブログを見た友人から、これは「クリナム(インド ハマユウ)Crinum latifolium では」との指摘がありました。
なるほど、私が南西諸島などで見たものは「花弁の細い」もので、これが本来のハマユウ(ハマオモト)なのですね。
何気なく書いていましたが、ここでは「園芸種」と付け加えました。

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6月6日 甘樫丘 ササユリ見学ツアー ヤマボウシ 満開

2021年06月06日 | Weblog

甘樫丘ササユリ見学ツアー 2日目に参加

家を出る時に降っていた雨も、開始時間頃には止んだ。
今日は一般のお客様を案内するとあって、スタッフも検温・手の消毒は当然のこと。


それと初めてフェイスシールドを付けた。
眼鏡と帽子、そしてフェイスシールド。
付けている人を見ることはあるが、結構めんどくさいものだ。仕方がない。

時間を空けてお客様を案内。

今はあまり花の多い時期でもないが、遊歩道沿いの植物を簡単に説明したりして・・
何しろ1時間のツアーなので、途中はゆっくりとは行かないが。

担当が終わった後で、コースを一回り。


炭焼き小屋 
お客さまへの今日のお土産はここで焼いた「炭」と「ユリの花の折り紙」


ドクダミの群生


オカトラノオは咲き始め


ナルコユリ


ホタルブクロ 白花と紅紫の花が咲いていた。


山の斜面にぽつぽつと咲いているササユリ 自生のものかな?


甘樫丘展望台から飛鳥方面 飛鳥寺もすぐそばに見える。


橿原市方面 大和三山 昔の藤原京をしのぶ。

遊歩道から、案内係の指示によって山道を下ると、ササユリ鑑賞地



ササユリ 今年は開花が早く、終わっているものも多い。
でも、まあまあの数が咲いており、観賞には満足していただけたのではと思う。

ササユリは、もともと甘樫丘にも自生していたそうだ。
里山クラブではササユリの増殖にも努めておられる。
咲いているササユリが実った頃、種を採り、ポットに植えて葉が地上に出てくるまで育て、
植え替えて葉が増えて花が咲くようになるまで世話をし・・
播種から開花まで6.7年かかるという。
そのお世話に頭が下がる。


遊歩道に散り敷くナナミノキの雄花


テイカカズラのカザグルマのような花もたくさん落ちていた。
上からくるくると落ちる花弁の雨の中に立ってみたい。


クサイチゴの茎の泡の中にいたアワフキムシの仲間の幼虫 
茎の導管の液のわずかな養分を栄養とし、排泄液を泡立てて「泡の巣」を作りそこで暮らす。
おしっこの泡の中で・・と、人間様は顔をしかめるが・・それが快適なんだろうな。



甘樫丘にはヤマボウシも多く、枝を覆って咲く様は見事。

コメント (2)
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6月5日 池の近く オオカナダモ 花 アカザ アカメガシワ

2021年06月05日 | Weblog

ちょっと散歩に。
池の近くの繁みを見に行く。


あまりきれいとも言えない用水路だが・・


オオカナダモの花が咲いていた。


池のそばの繁みを見る。


アカメガシワ 雌花序 柱頭が目立つ。


アカメガシワ 雄花 雌雄異株


池の水路のそばに アカザがあった。
シロザはよく見るが、アカザはこの頃はめったに見ない。
昔は野菜として栽培されていたらしい。


シロザにも粒状のものがあるが、アカザには細かい赤い粒と透明の粒がある。
キラキラ光ってきれいだが、写真にはうまく撮れない。


田んぼに水が入れられている。


すでに水が入った田んぼもある。
まだほとんどの田は水が入っていない。

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6月3日飛鳥川沿いにウォーク。田原本福祉パーク~家まで 

2021年06月03日 | Weblog

八木駅から、近鉄線をくぐり、中和幹線をくぐり、自転車道・・飛鳥川沿いに北へ。
田原本の 県福祉センターまで。そこから家まで歩く。

飛鳥川も、場所によって雰囲気が違う。


地黄橋から飛鳥川


カメが道路を横切って飛鳥川の土手の繁みに入って行った。
アカミミガメかなと確かめる間もない。カメの足は速い。


やっと桜の木陰に入った。

住宅地の公園に立ち寄る。


ケヤキ 


サンゴジュ が満開


淡い香りがした。


畑に植えられたアリウム ギガンチウム 背より高い。


瑞穂橋から飛鳥川

ここより少し東へ。


以前に見た、垣根に植えられているナニワイバラを見に行く。
大きい花を咲かせるが、花はすでに終わって、トゲトゲの若い果実になっていた。
これが、この後、真っ赤になる。
ツルバラを自宅に植えると大変だけれど、花もトゲトゲの赤い実もとてもきれいなものだ。


トウモロコシ 雄花と雌花


小麦は完熟 黄金色を通り越して茶色に。
刈り取った後は稲を植えられるのだろうか?

東へ入る。


センダン 花は終わって若い果実になっていた。


古事記1300年記念に建てられた「太安万侶卿」の碑


森の中に、多神社の境外摂社「小杜(こもり)神社」

そばに、もう一つ小さい社もある。


多神社(多坐弥志理都比古神社)
祭神は神武天皇 他3神 と、太安万侶も祀られている。


まろちゃん


笠縫大橋から飛鳥川 福祉パークに近く。公園に合わせて? 川の中に石が配されている。

ここが今日のウォークの最北部。

ここから先の飛鳥川沿いは、あまりに遠くなるのでを歩く機会がない。

橋を渡って左岸に出て南へ。


ギョッ! 落とし物なのか~。


公園近くのクワは実はほとんど落ちたようだ。
もっとも、木が高くて、手が届く枝は少ない。


福祉パーク だれもいない静かな公園。ここでお昼。
ここから帰り道。


屋就神命神社(やつぎしんめいじんじゃ) ここも多神社の境外摂社 
杜の中に小さい社がある。

屋就川に沿って南へ。 先に畝傍山が見える。

うちの家族は静かなこの辺が好きで、お正月に屋就川に沿って歩き、多神社や屋就神命神社へ来ることもある。

ここからは南へ西へと・・あてずっぽうで歩く。


途中の畑にあったケシ


大きい果実 あまり見慣れないもの。


垣根に這わせたブラックベリー 果実もでき始めていた。

平地歩きで、カンカン照りでもなく、風もあったが、暑かった。

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