みどりの野原

野原の便り

6月13日 高槻 昆虫 チビタマムシ ラミーカミキリ

2022年06月13日 | Weblog

久しぶりに来て、歩き出すと思い出してきた。

途中に竹を積んだ棚があったな。


あった。竹の切り口にドロバチの仲間の営巣した痕跡。
右)脱皮殻が付いているのもあった。


泥の巣がはみ出している。
ドロバチは竹筒の天井に卵を1つ産み付け、孵った幼虫が食べる青虫などの餌を入れ、泥で仕切りを作って、卵を産んで青虫を入れ・・とアパートのように部屋をつないでいくのだとか。


八阪神社 大きいツガの木があった。


摂津峡大橋から芥川

谷沿いの道を入る。


手すりに止まっていたのはアトジロサビカミキリ


アサヒナカワトンボ? 
未熟なもの・成熟したもの・雄・雌で翅の色も個体差があるらしい。
縁紋は白かった。

今日は虫網を持っている。初めて虫網で捕まえたトンボだ。
・・とはいっても他の人が取り逃がしたのを捕まえただけ。
メモ帳・ボールペン・カメラ、それに虫網。持ち物が多すぎる。


ホシハラビロヘリカメムシ あちこちで見る。

数年前にタマムシを見たところに行ったが、まだ季節が早いせいか全くいなかった。


今日見たのは チビタマムシ(タマムシ科)の仲間 
指先に乗せてこの小ささ。


ラミーカミキリ 後半、カラムシの葉の上でたくさん見た。
雌は大きいが、雄は小さいらしい。


後翅が透き通っている。ヒメアトスカシバ? 
ハチのように見えるが「ガ」の仲間で、オオフタオビドロバチに擬態して身を守っているらしい。

種名は不確実なものがあります。
後日、報告が来た時に、違っているものは訂正予定です。
その他、たくさんの昆虫を見ました。 

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6月12日 外鎌山 リベンジ

2022年06月12日 | Weblog

予定があったけれど、遠いし、さぼり心が起きて取りやめにし、ゆっくり起きた。

お天気もよさそう。
だんだん家にいるのがもったいない気がしてきた。
あまり遠くないところへ出かけよう。

思い付きで朝倉方面を歩くことに。
駅を降りると「外鎌山」への案内板が目についた。
行ってみよう。

ずいぶん前、友達と3人で外鎌山に登った。
・・が登山口がわからず・・(今と違って表示がなかったと思う)
取りついた山の斜面を這い上るように直登。
1人はその後百名山も登った山女。もう一人も達者な人で・・
私はつかまる木や根もない山の斜面を必死で・・
待って~ここからどっちへ行けばいいの~と叫びながら・・
下を見ると初瀬の町が真下に見えた。
どこを登ったのだろうか。
涼しい顔の2人に遅れて、何とか頂上にたどり着いたのだった。

今日はリベンジできるか?

駅からは要所要所に案内板があり、間違えることもなく、住宅地の間を登って、登山口についた。


外鎌山へ。
駅からはシナサワグルミ・ナンキンハゼ・トウカエデ・カイヅカイブキ・・
などの街路樹が行儀よく並ぶ住宅地を通ってずっと登り道。
後で考えると、1合目は朝倉駅なのかも。


外鎌山登山口 ここは5合目になるそう。標高153m
杖もおいてくれてある。
素直に杖を借りて、後ろの斜めの道を登る。
いきなりの急登。


土を掘り込んで階段状に。
「外鎌山保存会」が整備して下さっているらしい。
歩きやすい。
とはいえ、杖を借りたのは正解。ずっと坂道。


並んでは歩けない山道


外鎌城(戸賀間城)跡 石垣が残る。標高238m
説明板あり。
『南北朝時代に「西阿」という大和武士が築いたという』


外鎌山 頂上に到着。標高292.5m
登山口からの標高差139.5m 
1歩1歩ゆっくりと、メモ代わりに写真を撮りながら歩いたので、50分程かかった。(普通30分?)


三等三角点があり、登ったぞーの気分。


見晴らし抜群 
遠くは、金剛山・葛城山・二上山・信貴山・生駒山(写真には写ってません)
中ほどには、天の香久山・畝傍山・耳成山 桜井市街
近景には、鳥見山・三輪山 など。

登り道も涼しかったし、山頂も涼しく気持ちが良い。
サクラ・サカキ・クリなどと、何の木か?太い枯木も。


クリの花に集まっていた ハナムグリの仲間 


クロハナムグリ?(図鑑 絵合わせで)


ツマグロヒョウモン 雄

弁当を食べようと座ったら、黒い大きいハチがブンブン飛び回っている。
スズメバチ?じっとして、目を凝らしてみたらクマバチだった。ホッ。

反対側から登って来られた人がおられた。
駐車場所からは距離も長く、登りも急だったらしい。

私は元の道を戻る。
転ばないように、気をつけてヒョッコラ ヒョッコラ・・

無事登山口に降りてきた。

途中で見たもの。


カマキリの赤ちゃん。


ナツハゼ 実が付いているものも。
ネジキも多かった。


コシアブラ  タカノツメもあった。


アクシバ たくさんあった。花は気づかなかった。
帰って写真を拡大してみると、奥の方に小さいつぼみが見えた。


モチツツジも多かった。
写真の花はモチツツジの残り花かと思ったが、ガクが粘らなかった。


ランの仲間(トンボソウ??)が1本。つぼみだった。

コウヤボウキも多い。ナガバノコウヤボウキもあった。
エゴノキ(幼木多い)・ヤブムラサキ・タラノキ・ナワシログミ・シャシャンボ・ダンコウバイ・コバノガマズミ(果実)・サカキ(花)・ソヨゴ・ヤマグワ(果実)(樹名板)・ノイバラなど・・

気持ちの良い半日だった。

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6月11日 〇〇ウツギ 調べてみたけれど・・

2022年06月11日 | Weblog

先日から気になっている「○○ウツギ」
「空木」本来は「うつろ(空洞)」な木の意味だが、花の色や木の姿?がウツギに似ていると「○○ウツギ」と名付けられ、茎が「うつろ」でない木もある。

今年見た10種類の「○○ウツギ」 ちょっと調べてみた。
(写真は過去のものも)


①?ガクウツギ ?コガクウツギ(アジサイ科 アジサイ属)


②ウツギ(アジサイ科 ウツギ属)


③マルバウツギ(アジサイ科 ウツギ属)


④ウラジロウツギ(アジサイ科 ウツギ属)


⑤サラサウツギ(アジサイ科ウツギ属)うちの庭


⑥バイカウツギ(アジサイ科バイカウツギ属) うちの庭


⑦ハコネウツギ(スイカズラ科 タニウツギ属)


⑧ヤブウツギ(スイカズラ科 タニウツギ属)


⑨ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)(スイカズラ科 ツクバネウツギ属)


⑩ミツバウツギ(ミツバウツギ科 ミツバウツギ属)

茎は「うつろ(空洞)」かどうか?調べようと思ったが、実際にはむつかしい。
若い枝・中間の枝・古くなった茎・枯れ枝・節のところはどうなっているか?

とても素人の手には負えない。

下記は、「中空(空洞)の部分がある」「中実(中が詰まっている)の部分がある」 
「それを自分の目で確認した」というぐらいのことなので、正確とはよう言いませんが・・。

*茎に「空洞」部分があったもの。
 ウツギ・サラサウツギ(節部分は詰まっていた)・マルバウツギ・ウラジロウツギ(若枝も古茎も空洞)・ハナゾノツクバネウツギ(徒長枝は空洞・中枝や古枝は空洞がないように見える)

*茎に「中実(詰まっていた)」部分があったもの。
 コガクウツギ(ガクウツギか不明)・バイカウツギ・ハコネウツギ・ヤブウツギ・ミツバウツギ

(一部の写真)

ハナゾノツクバネウツギ  徒長枝はわかりやすい。


ウラジロウツギ(若茎も古茎も中空)ミツバウツギ(中実)

*他にもまだまだ「○○ウツギ」はある。
見たことがあり、写真を撮ってあるもの。
・ノリウツギ
・ヒメウツギ
・タニウツギ
・コツクバネウツギ
・コゴメウツギ
・ブッドレア(フサフジウツギ?)
・ドクウツギ (小石川植物園で見た)

*その他、見たことのないものやはっきりしないものもある。

○○ウツギ たくさんあるものですね。
これらも、又の機会に茎の中を見てみたいものです。

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6月10日 マタタビ シラキ コバンノキ イヌガヤ カキ雄花 クマガイソウ 

2022年06月10日 | Weblog

ウツギの探索を兼ねて歩いた。


川向こうのマタタビの葉の白が目立つ。まだほとんどつぼみ。


1か所 そばで花を見ることができた。咲いているのはすべて雄花
この株は雄の株なのか?両性株でまだ雌花が咲いてないのか?わからない。


シラキの花序 上部には雄花、下部に少しだけ雌花があった。
雄花だけの花序もある。


コバンノキ 可愛い実(果実)ができていた。


イヌガヤ 若い種子が3つ付いていた。


今年付いた雌花(胚珠)? 先端は珠孔かな?


カキの雄花 雄株なのか? どこかに雌花も付いているのか?
見たところ、雌花や小さい果実は目につかなかったが・・。


ノブドウ 巻きひげは節全部に付く。
1つの節に、葉・巻きひげ・花の付く枝 が付いたものもある。


ヤブガラシ 巻きひげは2節に付いて1節休み。


ナツツバキ 咲き残りの花が2・3個  (植栽)


ナツツバキ 花が落ちた後。

今日の大発見は・・


林道へ少し入ってみたら・・クマガイソウ
花が咲いたらしい後もあり。落枝が積もって近寄れない。

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6月9日 くつな石 石舞台 甘樫丘 ウツボグサ シキミ ツルアリドオシ オニノヤガラ

2022年06月09日 | Weblog

くつな石~石舞台~甘樫丘 
バスのフリー乗車券を利用して、乗り継ぐ計画だそうだ。

石舞台から都塚古墳へ。
金鳥塚とも言われ、以前から知られていたが、「階段ピラミッド」形状を持つ古墳としてニュースになった。


石室の中に家型石棺が見える。

ここから、今日は集落の方をまわって「くつな石」まで行くという。

上り道。


ウツボグサ


シキミ 若い果実


くつな石 入口 獣除けフェンスを開けて、谷に架かった橋を渡る。


細い山道を登って行く。


くつな石の由来


「くつな石」 
雨乞いもされたそうだ。
ここへ来たのはずいぶん久しぶりに来た。

獣除けフェンス以外は全く変わっていない。


山道に ツルアリドオシ


ツクバキンモンソウかも?とも思ったが、葉の紫の斑もないし、ガクのあたりが毛深いので、キランソウの日陰版かも?


田植えの終わった棚田 遠くには畝傍山や山並みが見え、美しい景色。


オニノヤガラ メンバーのお1人が発見。
1mほどある。花はほとんど終わっていた。


甘樫丘展望台から。


市場で買ってみた新野菜「コリンキー」1個230円 夏ミカン大


半分に切った。何の抵抗もなくスーッと切れる。
皮もワタの部分も丸ごと食べられる。
おいしいというのでもないが、癖もなく、生で食べられる。
サラダ・キムチ和え・ナムル・炒め物・・いろいろある。
やってみよう。

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6月8日 うちの庭 トウチクラン ハマナデシコ コボウズオトギリ 

2022年06月08日 | Weblog


アジサイが咲き始めた。
庭の隅でかさばるので、抜いてしまおうと思ったが、株が大きくて抜けず、仕方がないから、根元からノコギリで伐った。
それから数年経つ。
何ともなかったようにたくさんの花をつけた。
伐って、株が若返ったのかもしれない。荒療治の効果?


夏の花 キョウチクトウ 
ずっと前、何かのお土産に、1本の「棒」をいただいた。
それを挿し木したもの。植木鉢に植えている。


ハマナデシコ 咲き出した。


トウチクラン 地味だけど趣のある花で好きだ。


ヨウシュヤマゴボウ
前は違う場所で生えていて、抜いたが、またここに生えてきた。
夏場、花のない時、紫の実の付いたひと枝は花瓶にさすのに重宝するが、大きくなりすぎて困る。


小さい花が終わって、可愛い小坊主ができてきた。

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6月5日 講演「壬申の乱」「万葉の花」「歌」

2022年06月05日 | Weblog

お知り合いの先生のお誘いで、友達と二人で参加。
会場は橿原神宮養正殿 立派な会場だった。

来賓の祝辞などの後「橿原市歌」
市歌が出来た時のことは覚えているが、市民ながら聞いたり歌ったりする機会がなく、なじみがなかった。

以下、講演内容感想など。講師先生、不確かな部分はごめんなさい。

①壬申の乱 千田稔氏
今年、2022年は「壬申の乱1350年」 

壬申の乱は飛鳥時代、壬申の年(672年)に起こった、大海人皇子と弘文天皇(大友皇子)の皇位争い。
壬申の乱の起こった背景。
吉野へ隠棲した大海人皇子がどこを通って攻め入ったか。
戦場となった場所 などのお話の中には、県内・市内の知った地名がたくさん出てきた。

吉野への伴は30人ほど。
天智天皇が崩御され、いよいよ戦に突入。
大海人皇子は味方を徐々に増やし近江へと軍を進める。
時には、神のお告げの助けを受けたり、戦を交えつつ・・
ついに672年大海人皇子が勝利し、翌年、天武天皇となる。
そして、飛鳥浄御原宮を造営。
飛鳥浄御原令を制定。日本書記・古事記の編纂などの業績。
藤原京を造営。
完成を待たずになくなり、持統天皇(皇后 鵜野讃良)へと引き継がれる。

飛鳥や橿原が都であったのも、壬申の乱の結果があったから。

②万葉の花の講演 尾上ツヤ子氏
万葉集は奈良時代末期に成立した、我が国最古の歌集
4500首の歌の作者は天皇から一般庶民まで。
万葉集に詠まれた植物を詠んだ歌はその内1500首以上。
歌に詠まれた植物は150種類ぐらいあるという。

もっとも多く読まれているのが「はぎ」だそうだ。

「令和」の出典となる巻五の「時に初春の令月にして・・」に始まり・・
四季の花、38首の歌の説明があった。
うめ・すみれ・さくら・つばき・あしび・かたかご・ふぢ・わらび・ひる(ノビル)・うはぎ(ヨメナ)・あぢさひ・わすれぐさ(ヤブカンゾウ)・かほばな(ヒルガオ)・くそかづら・ねぶ(ネム)・はちす(ハス)・つきくさ(ツユクサ)・・

私の好きな志貴皇子や山上憶良の歌ももちろん入っている。

③最後は 歌 声楽家 高橋晴子氏 ピアノ 播 環 氏
声楽家の方が持統天皇の歌「春過ぎて 夏来るらし・・」のイメージを歌にして歌われた。
その後は、会場の観客と共になじみのある歌を歌った。
「夏は来ぬ」(5番まであり、卯の花・五月雨・橘・楝(おうち センダン)・蛍 と夏の風物詩が歌い込まれている。)・「おおきな古時計」(時の記念日は671年6月10日、日本で初めて漏刻による時の報せが行われた(日本書紀による)ことを記念して定められた。)・鐘の鳴る丘・時の流れに身をまかせ・川のながれのように(6月24日は歌手の美空ひばりさんが亡くなった日)など、季節を考えての選曲。
久しぶりに歌を歌って楽しかった。

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6月4日 長居公園(ヒシバデイゴ グレビリアロブスタ ベニバナトチノキ ワタゲツルハナグルマ) 植物園 昆虫 他(クスベニヒラタカスミカメ アミガサハゴロモ幼虫 ヒイラギ フェイジョア)

2022年06月04日 | Weblog

長居公園
前回から1か月経つ。
枝先の果実だけが目立っていたジャカランダはさやさやと緑の葉をそよがせていた。


ヒシバデイゴの出番だ。夏らしい花。


ヒシバデイゴの花 ほっそりとしている。


見上げるとグレビリアロブスタも花が咲いていた。
前はもっと下に花があって見やすかったが、ずいぶん高い所に咲いていて見にくい。


ベニバナトチノキ 小さい果実が見えた。
大きく育つといいな。


ワタゲツルハナグルマ グランドカバーに植えられている。

長居植物園
今日は植物と昆虫を観察。


クスノキの葉についていたクスベニヒラタカスミカメ
数年前は被害がひどくてクスノキはどうなるかと思われたが、ずいぶん落ち着いてきたようだ。
クスノキも負けていないということか。


足元の枯れ枝にはクマゼミの産卵痕が。
木のベンチに産卵することもあるそうだ。


枯れ枝を割ると、中に卵があった。
孵って土の中に潜って幼虫時代を過ごす。
昔はこの辺にはいなかったクマゼミ。
南から北へだんだん分布を広げ、関東でも見られるようになったという。


満開のサンゴジュの花。
午前中はたくさんの昆虫が飛び回っていた。
アオスジアゲハ ナミアゲハ ツマグロヒョウモン キムネクマバチ・・
さながら昆虫の人気レストラン。


前回も見たが、初めて自分で捕まえた オキナワコアオハナムグリ
お腹が赤い。これもサンゴジュで。
これも南から北へ分布を広げている種、この数年この辺でも増えたらしい。
私は前回の長居で初めて見た。

普通のコアオハナムグリも来ていた。


ヒイラギモクセイに付いていた アミガサハゴロモ の幼虫。
お尻に蝋物質でできた毛束を持ち、身を隠している。


ちゃんと足もあり素早く動く。
写真を撮ろうと近づくと枝の向こう側へ逃げ込む。
そっちへ回ると又反対の方へ逃げる。
ちゃんとこちらを見ているのだ。
いよいよとなるとジャンプして逃げるらしい。

成虫は翅に紋のあるガのような形。見たことがある。


葉の鋸歯はないが、これはヒイラギ 青い果実ができていた。

畑でジャガイモを収穫しておられた。


赤いのはアンデス 薄茶色のはキタアカリ(窪んだ芽の部分がピンクがかっているそうだ)

おっと、みんなからはぐれた。下見でちょっとのんびりしてた。


フェイジョアの花が満開だった。
貝殻のように丸まった花弁は柔らかくて甘い。
花も果実も食べられる果樹だ。
南国の味のする果実は大好き。何年も食べてないなあ。


イヌビワ これは雄株らしい。イヌビワコバチと共生関係にある。


果嚢を割るとコバチがいた。見えるかな?黒い点が。

イヌビワコバチの雌はイヌビワの雄の果嚢に産卵する。
果嚢の入口に、翅が付いたのがあった。
コバチがもぐりこむ時に翅を落としたらしい。


チシャノキ 花が咲いていた。


ヘメロカリス園に咲いていた ユウスゲ 満開。
でも・・ユウスゲは山の田んぼの縁に、1本2本あるのがいいなあ。


カリフラワーの葉裏に、モンシロチョウの卵と小さい幼虫(青虫)
もう少し大きい幼虫もいた。

ラベンダーのあたりにいたハナバチの仲間やミツバチなどを観察した。

二ホンミツバチとセイヨウミツバチは見た目の色だけではわからないらしい。
自分で捕まえたのを見てみたけど、後翅の翅脈は見にくい。

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6月3日 下見 アワフキムシの仲間 あとは本番のお楽しみ。

2022年06月03日 | Weblog

講座の下見で、担当者と講師先生とで、コース確認。

予定していたコースを多少変更した。

途中、地面に近いウツギだったか?(忘れた)に、大きい泡のかたまりがあった。


ひょっとして、シュレーゲルアオガエルの卵塊?・・と思ったが・・
アワフキムシの仲間が現れた。

後は本番のお楽しみ。
お天気の神様、よろしくお願いします。  


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6月2日 室生 龍鎮方面 「伊勢志摩お魚図鑑」カヤツリグサやシダの仲間 コシアカツバメ ミツバウツギ など

2022年06月02日 | Weblog

行く途中に見た電車


慌てて撮った1枚。白飛びして模様がよく見えない・・・
前面には、確か赤い「タイ」の絵。側面にはカラフルなお魚たち。

これは、以前に走っていた鮮魚列車が廃止(2020年3月)になった代わりに運航している 鮮魚運搬車両「伊勢志摩お魚図鑑」という車両。

ネットで調べると、
1日1往復、松阪駅ー上本町駅を往復している。
伊勢志摩魚行商組合連合会全貸し切り車両で、一般客は乗れない。
(後続の普通車両には乗れる)
私も後続車両に乗った。
降りたら写真を撮ろうと思ったのに、集合駅に着いたらすっかり忘れ・・。
もう一回ちゃんと見て、ちゃんとした写真も撮りたいものだ。
(時々鉄ちゃん)
最近は見かけないが、行商のおばさんが家のあたりも回って来られてた。

川の近く~湿地あたり。

少しはわかりたいカヤツリグサの仲間


久しぶりに見たゴウソ(カヤツリグサ科)


ヒゴクサ(カヤツリグサ科)


エナシヒゴクサ(カヤツリグサ科)


ミヤマシラスゲ(カヤツリグサ科)


ダムの事務所の軒下にコシアカツバメの巣 
右に2羽止まっている。あたりを飛び回っていた。


シラキ 花序があった。


ミツバウツギ 花はなし。袋状の風船のような果実ができる。


枝を切ってみると、空洞はなく詰まっていた。

確認しようとネットで調べると・・
「ウツギ同様枝は中空になる」「枝がウツギのように空洞なことから・・」
と書いてある記事も多く(○○ミュージアム ○○植物園なども)
信頼しているいくつかのサイトも同様に「空洞」と。

中空か中実かに触れてない記事も多い。
愛用の樹木図鑑にも「枝がウツギのように空洞なので(名が)つけられた」と。

「空洞になっていない」(uekipedia)・「標本で調べた(空洞なし)」(人博)の記事もあり、目で確認した「空洞なし(中実)」でいいかと思う。

先日、観察会で、サラサウツギの空洞でない枝(枯れ枝)があったために、間違えて説明してしまった(実際には節の部分以外は空洞だった)。
その反省から、確認できるものは自分の目でしっかり見ようと思ったのだった。
枯れ枝と生きている枝でも違うし、むつかしい。


イノデモドキ イノデよりほっそり。


ヒロハイヌワラビ
シダもいろいろあるがなかなかむつかしくて・・


コミヤマスミレ 葉に紫の斑がある。
これならわかると思うが、調べてみると斑は変化が多く、白いものまであるとか。

薄暗い所の細かいものは写真がうまく撮れなかった。
写真に撮れたこれぐらいはわかりたいなと思うぐらいです。

今日は車のお世話があったので、楽に回ることができて感謝です。

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