人の本質的な物と政策担当者の良識

８０歳の祖母と１６歳の孫が９日ぶりに救助されたニュースが入った、万の中の１であってもその喜びは多くの人に可能性を信じる力を与えてくれた。
一方で未だ義援金詐欺が頻発していると言うニュースも流れているがこの詐欺をやっている連中もこの様な災害に遭遇したら多くの人達が採っている様にごく普通に助け合うんじゃないのかと思い出した、
人間の本質はやはりそうだと思いたい、そそてそうではないかと思う、
阪神震災の時もどうしようもないと思われていた暴走族（今はヤンキーと言う表現か）の子供たちが多くの所で一生懸命救助に廻っていたと言う、神戸を本拠とする広域暴力団も家を開放し炊き出しに怖いお兄さん達が一生懸命だったと言う、
無論その後は又元に戻ったのだが若者の中にはそれをきっかけに更正した者も居たらしい、
被災しなかった者達こそ本当の意味で支えあうと言う事を真剣に考えなければならないのかもしれない、
一日に一つのパンを４人で食べるしかなくなった時弱っている一人の為に３人が次まで我慢する事はその場になったら誰もが出来るのかも知れない
たとえ今卑劣な詐欺をしている連中もそうかも知れない、彼らも想像力を持ってその状況をわが身に置き換えて考えて貰事は難しい事ではない、
この状況に管政権はこの被災に緊急予算を組まなければ成らない状況に有りながら野党が反対している子供手当てや高速道路予算を併せて抱き合わせて通過させようとしているらしい、何の為に？１円でも復旧に予算が必要な時期今回の未曾有の災害に全ての予算を振り替えるののが最優先すべき事項だ。
ＥＵから「最大の愚策だから撤回すべきだ」と内政干渉になる事も恐れず敢えてコメントが有った政策で今回の災害が無くても予算が足らずスタックしている政策である、とりあえず凍結でも良いからその金を被災地の復旧に廻すべきだろう、それで無ければ国際的な援助金が多く来ても後に多くの不満が寄せられる事は想像に難くない。
経済格差が大きい、この様な時こそ経済格差に沿った経済負担を負って貰うのは当然な事だろう、暫定的にで良いから限度額を設けて資産に保有税を設けて将来に禍根を残さない経済政策を望む、
少し前にアメリカで高額所得者が自ら資産の半分を国歌に納入したと言う事が有ったが我が国にもこの位の人物は現れないのか、自ら出来ないならやはり暫定税法で国の為になって貰わなければ成らない、７割の国民は今迄出すら喰うにやっとなのだ、
これから原発は新たに増える所か減らす方向に向かう事は必至だろう、元々自前のエネルギーが少ない我が国としてはこれをきっかけにエネルギーの見直しは重要になる、経済の基礎と成るだけに早急に対応しなければならない、幸い外貨準備高は未だかなりある、これを使って今後１００年、いや１００代の計画を策定しなければならない、党の面子ではなく国のプライドを賭けて自ら立ち直る事こそ多くの国際援助に対する答えになるだろう、