とうとう終わってしまった。世界選手権。今シーズンも楽しかったなぁ。
大きな期待をかけられて見事期待に応えた日本選手達は「チーム・ジャパン」としてMVPを差し上げたい。
さて、今年も私の勝手にぐらンプリ。
男子:SP
・ジェフリー・バトル選手「アディオス・ノニーノ」
ピアノのみのシンプルな楽曲がバトル選手の美しいスケーティングを際立たせて、まるで楽曲から音符が抜け出したかのように銀盤の五線譜を舞っていました。世界選手権の演技は感無量。
・神崎選手「ボレロ」
全日本の神崎選手は本当に素晴らしかった。大きな3アクセル。表現力も丁寧で実際には4位でしたがメダルに値する演技だったと思っている。
・織田選手「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」
アメリカ杯の織田選手。圧倒的で素晴らしかった、少しバトル選手の影響も見え隠れするプログラムだけど、織田選手のキュートさが活かされたプログラム。昨年のシニアデビューに比べて納得のいかないシーズンだったかもしれないが、客観的にみて織田選手も本当にすごかったと思う。
・ジョニー・ウィアー選手:「キング・オブ・チェス」
織田選手とどちらかにするか迷いました。ウィアー選手の本来の魅力からはまったく違う方向からアプローチ。その冒険精神に一票。衣装もすごく好きです。
男子フリー:
・ステファン・ランビエール選手「フラメンコ」
世界選手権はとても情熱的で素晴らしい演技でした。このプログラムがたったの1回しか見れないとすればとても残念です。あの無精髭の伸び具合など、少し前から計算しているのでは!
・高橋選手「オペラ座の怪人」
キャンベル、カナダと失敗続きだった頃はほとんど理解できないプログラムでした。しかし、完成されたプログラムはSPのように内容がぎっしりと詰まっていて、ジャンプとジャンプの間にも演技が途切れない。仮面を脱ぎ捨てる毎に強くなる高橋選手は与えられた器を支えきる精神力も大きく成長。ランビエール選手やバトル選手のようにどの国に行っても愛されるスケーターになってほしいものです。ちなみに衣装もパーフェクト。
女子SP:
太田選手「黒鳥」
正直、全日本の演技をビデオにとって何度も何度もみています。ひと言で言えば「美しい」。腕の角度、動かし方どれ1つとっても理想的な動きをしてくれます。子供の頃あこがれたフィギュアスケートが具体的になって存在しているよう。来季もこのプログラムを滑る予定とどこかで聞いた気がしたので、とても嬉しいです。彼女が同じ国の選手であるということが心から誇らしい。
コストナー選手「カノン」
世界選手権のコストナー選手は本当に素晴らしかったです。表現力の丁寧さ、やわらかさ、さわやかさ、愛らしさ。今の彼女の年齢でこそできる作品といえるでしょう。
中野選手「SAYURI」
全日本のSAYURIは本当に素晴らしかった。しかし、世界選手権ではさらに表情が活き活きとしていて、ジャンプミスがあってもパーソナル・ベストを打ち出せるだけの素晴らしさがありました。
女子FS
村主選手「魂の歌」
村主選手の選曲(しかもオリジナル)、振り付け、衣装、髪型、どれをとってもいつも本当に唸ってしまいます。日本のトップアスリートとしてまだまだ頑張ってもらいたいです。
キム選手「あげひばり」
キム選手のフリーをみるたび「私の評価はまだまだ低かったかもしれない」といつも思わされてしまいます。表現力の豊かさ、ジャンプ、スピンのオリジナリティ、勝負に対する強さ、とどれをとってもトップ選手に値するものをすべて兼ね備えた選手です。来年の新しいプログラムが楽しみ。
アイスダンス:
・デュブレイユ・ローゾン組「AT LAST」彼らの演技を見ているとこれが競技中だということをついつい忘れてしまいます。楽曲とステップが本当にマッチした素晴らしい作品でした。
ペア:
シェン・ツァオ組「タイス瞑想曲」
見事有終の美を飾ったこと、ご婚約おめでとうございます。ペアの選手の中でもこの二人の表現力の美しさは格別でした。
とても目をひいたジュニア選手:パトリック・チャン選手
NHK杯での演技、驚きました。年齢を知って2度驚きました。ジャンプミスは多かったけれど、カナダ選手らしい芯の通った基礎力を感じるし、ステップも凄かったです。次のオリンピックまでに彗星の如く伸びてくるかもしれません。
女子のジュニアは表現力が丁寧でスピンも高レベルなものを取り組んでいました。新採点システムの上で教育された選手達という印象。第2のコーエン選手、キム選手のような存在が続出する予感がしました。
大きな期待をかけられて見事期待に応えた日本選手達は「チーム・ジャパン」としてMVPを差し上げたい。
さて、今年も私の勝手にぐらンプリ。
男子:SP
・ジェフリー・バトル選手「アディオス・ノニーノ」
ピアノのみのシンプルな楽曲がバトル選手の美しいスケーティングを際立たせて、まるで楽曲から音符が抜け出したかのように銀盤の五線譜を舞っていました。世界選手権の演技は感無量。
・神崎選手「ボレロ」
全日本の神崎選手は本当に素晴らしかった。大きな3アクセル。表現力も丁寧で実際には4位でしたがメダルに値する演技だったと思っている。
・織田選手「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」
アメリカ杯の織田選手。圧倒的で素晴らしかった、少しバトル選手の影響も見え隠れするプログラムだけど、織田選手のキュートさが活かされたプログラム。昨年のシニアデビューに比べて納得のいかないシーズンだったかもしれないが、客観的にみて織田選手も本当にすごかったと思う。
・ジョニー・ウィアー選手:「キング・オブ・チェス」
織田選手とどちらかにするか迷いました。ウィアー選手の本来の魅力からはまったく違う方向からアプローチ。その冒険精神に一票。衣装もすごく好きです。
男子フリー:
・ステファン・ランビエール選手「フラメンコ」
世界選手権はとても情熱的で素晴らしい演技でした。このプログラムがたったの1回しか見れないとすればとても残念です。あの無精髭の伸び具合など、少し前から計算しているのでは!
・高橋選手「オペラ座の怪人」
キャンベル、カナダと失敗続きだった頃はほとんど理解できないプログラムでした。しかし、完成されたプログラムはSPのように内容がぎっしりと詰まっていて、ジャンプとジャンプの間にも演技が途切れない。仮面を脱ぎ捨てる毎に強くなる高橋選手は与えられた器を支えきる精神力も大きく成長。ランビエール選手やバトル選手のようにどの国に行っても愛されるスケーターになってほしいものです。ちなみに衣装もパーフェクト。
女子SP:
太田選手「黒鳥」
正直、全日本の演技をビデオにとって何度も何度もみています。ひと言で言えば「美しい」。腕の角度、動かし方どれ1つとっても理想的な動きをしてくれます。子供の頃あこがれたフィギュアスケートが具体的になって存在しているよう。来季もこのプログラムを滑る予定とどこかで聞いた気がしたので、とても嬉しいです。彼女が同じ国の選手であるということが心から誇らしい。
コストナー選手「カノン」
世界選手権のコストナー選手は本当に素晴らしかったです。表現力の丁寧さ、やわらかさ、さわやかさ、愛らしさ。今の彼女の年齢でこそできる作品といえるでしょう。
中野選手「SAYURI」
全日本のSAYURIは本当に素晴らしかった。しかし、世界選手権ではさらに表情が活き活きとしていて、ジャンプミスがあってもパーソナル・ベストを打ち出せるだけの素晴らしさがありました。
女子FS
村主選手「魂の歌」
村主選手の選曲(しかもオリジナル)、振り付け、衣装、髪型、どれをとってもいつも本当に唸ってしまいます。日本のトップアスリートとしてまだまだ頑張ってもらいたいです。
キム選手「あげひばり」
キム選手のフリーをみるたび「私の評価はまだまだ低かったかもしれない」といつも思わされてしまいます。表現力の豊かさ、ジャンプ、スピンのオリジナリティ、勝負に対する強さ、とどれをとってもトップ選手に値するものをすべて兼ね備えた選手です。来年の新しいプログラムが楽しみ。
アイスダンス:
・デュブレイユ・ローゾン組「AT LAST」彼らの演技を見ているとこれが競技中だということをついつい忘れてしまいます。楽曲とステップが本当にマッチした素晴らしい作品でした。
ペア:
シェン・ツァオ組「タイス瞑想曲」
見事有終の美を飾ったこと、ご婚約おめでとうございます。ペアの選手の中でもこの二人の表現力の美しさは格別でした。
とても目をひいたジュニア選手:パトリック・チャン選手
NHK杯での演技、驚きました。年齢を知って2度驚きました。ジャンプミスは多かったけれど、カナダ選手らしい芯の通った基礎力を感じるし、ステップも凄かったです。次のオリンピックまでに彗星の如く伸びてくるかもしれません。
女子のジュニアは表現力が丁寧でスピンも高レベルなものを取り組んでいました。新採点システムの上で教育された選手達という印象。第2のコーエン選手、キム選手のような存在が続出する予感がしました。