La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

フィギュアスケート:NHK杯2010雑感 男子他

2010-10-27 | figure skathing、ice show
女子の評価が厳しめだと思ったので、男子も点数が厳しめだろうと思ったけれど、やはりよいのか悪いのかイマイチ分りません。

男子も軟体スピナー&4回転&ダンサーの楽しい大会に。

高橋選手:SPはカーニバル・オン・アイスのステップのはじけようを思うと今回はやや控えめ感。やはり緊張があるのだなと思いました。3Aでお手付きとは・・・。それより3F-3Tの方が気になりますが・・・。ジャンプを取り戻すって本当に大変なんですね。
衣装はガラガラの方が肌襦袢より目をくぎ付けにさせてくれるし、引き締まって見えるし、こちらの方が好き。

FSは4T成功。3A成功、4Tは練習で確率がよいわけではないと言っていたので、決めてくれてよかった。前半は表現が丁寧でトランジッションでぞくぞくさせられるような美しい動き。
後半は体力不足を露呈。3F-2Tに・・・あぁ。3Sが1S?に。最後の3Lzのコンビで転倒。
まだまだ完成は先のよう。技術ももちろんのことですが、表現もワインが熟成するように完成するとどんな風になるのか、楽しみです。
彼は6.0時代の心を持つ最後の世界チャンピオンだと思う。(6点満点時代がよいと言っているのではなく、当時のプログラムに対する価値観を持っているという意味)
この衣装の場合はジャパンオープンの時のように髪が派手やかな方があってるような。袖もSPより太く感じて彼本来の腕の動きの美しさを少々損ねているよう。

アボット選手:SPがナハロさんということで、そういう目でみてはいけないけれど、ステファンのフラメンコやってみたかったのね、と思ってしまった。
よく表現しているけれど、パッションとかエレガンスとか男の色香とか。そういうものがこの作品に加味されていくと嬉しい。
FSの「ライフ・イズ・ビューティフル」は彼のスケーティングや表現にぴったり。

フロラン・アモディオ選手:ダンサーですね。
ジャンプもうまいし、スピンも早いし、観客にみせながらステップを踏むことができる。
来年(×→来季つまり再来年の間違いでした。すみません)はフランスのワールドだし、今年の出世株となりそう。モロゾフコーチの溺愛ぶりが・・・。たしかに振付の意味の解釈の感度がよいスケーターですので、振付のし甲斐がありそう。

羽生選手:NHK杯デビューで4回転成功!すごい。競技の緊張からか後半は体力不足でしたが、シニアでまずまずのスタートでは。

ショーン・ソーヤ:「アリス・イン・ワンダーランド」が彼らしくて魅力的。
ショーン大っ好き。彼の表現力は男子選手の中でも5本の指に入るくらい好きです。
彼のために回転不足の価値点が上がってよかった・・・。
スパイラルもスピンもただ軟体なだけでなく、腕まで綺麗なんですね。彼は音楽が流れている間、ずっと腕の動きが綺麗な数少ない選手の一人。そして男らしく尚且つエレガンスさがある。
できれば、襟だけでなく、もっともっとマッドハッターっぽい衣装になって東京ワールドに戻ってきてください。

ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン選手:
SPはイマイチでしたが、FSは別人のようにジャンプをばしばし決めました。気持ちよかった!!!

デニス・テン選手:SPはステファンの振付ということで、楽しみにしていました。
ところどころステファンを思い出す動き。デニス選手もよく踊る選手ですよね。
FSはジャンプのタイミングを見失ったようで残念。

無良選手:SPで4-3を決めた!そのあとがもったいなかったけれど、SPでいかに4回転と3Aを共存させるのが難しいかよく分ります。
腕の動きもずいぶんと優しくなって、今年の全日本男子は本当に面白くなりそう。

体操、内村選手2冠おめでとうございます。
日本人選手初とは意外。