La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

フィギュアスケート:GPファイナル

2010-12-13 | figure skathing、ice show
・パトリック・チャン選手:
SP、ステップからの4回転、3A、3Lz-3Tクリーンに。こうなるとすごい。別次元。どんな得点が出るのかと思ったら、あれ?4Tが回転不足だったそうで。
FSも4T、3Aと冒頭にクリーンに。中盤ややジャンプが乱れたけれど、今まで3Aを2本入れるのに四苦八苦していたチャンがGPFに4回転を入れ、これだけまとめあげたのが凄い。まさに別次元。2年続けているせいか、表現にも工夫が見えている気がします。

・織田選手:
SP、4-3クリーンに。チャンに引き続き、これだけ4回転の確率が高かったのか、と言いたくなる。
FS4T転倒。最後のジャンプも足にきて転倒。というか、最終滑走が災い。チャンのスケーティングを見た後なので場を持って行かれた感があった。

・小塚選手:
・今回、優勝候補の一角を担っていた筈の選手だったので、SPが硬くなってしまったのは残念でしたが、ステップのあと、頭をかくアドリブはよかったし、FSもうまくまとめられてよかったです。

・高橋選手:
きっと、公式練習のアクシデントで体がどういう状況だったかというのは、シーズン終わってからとか、引退した後でしか分らないと思うので、それはおいておいて・・・
今回はスケートアメリカからどれくらいジャンプのタイミングが戻っているかが心配でした。
SP:3つのジャンプがシーズンはじめてクリーンに決まるのに対し、スピンはちぐはぐ、ステップもつまづき、見せどころがないプログラムになってしまった。おまけに衣装が黒になり・・・。このプログラムで観客に深い印象を残すのはマンボのパートでなくサンバのパートだと思うので、派手派手なガラガラか赤の衣装の方がコンセプトとマッチしていたと思う。
FS:4Fにチャレンジするというので、よっぽど4Tが決まらないのだろうと思った。3つ目のループがやっぱり着氷がひやひや感があって、これを見ると後半が心配になる。ステップは体力温存のような抑えた感じ。3F-3Tはクリーンか否かでなくやっと入ってくれたなぁ、という嬉しさ。3A転倒。もう、体力厳しいだろうな、と思った。3Lz転倒・・・。
1年前と同じジャンプの心配をしているのは本当に切ない。。。
どうも、世界王者になってからオフアイスでもやたら周りに気を遣いすぎている気がする。あなたは本質的にアーティストなんだからシーズン中はもっと自分本位であっていいと思う。

トマシュ・ベルネル選手:
SPの3Aが抜けたのは残念だけれど、大舞台でFSも無難にまとめあげ、一歩一歩階段を登りなおしている姿が感じられるのが嬉しい。それにしてもマイケルメドレーを2連続見た。

フロラン・アモディオ選手:
SPは緊張がったろう、3Aが抜ける。
FSはなんというか、きっとこのプログラムはアモディオ選手が滑っているから魅力的であって、他のスケーターが滑ってもそう魅力的にはならないと思う、彼のダンスセンスが成り立たせているプログラム。

女子

アリッサ・シズニー選手:
アリッサが優勝とは思ってなかった、ごめんねー。
GPF最終滑走でも精神的に負けず、素晴らしかったです。
アリッサのスピンやスパイラルは軟体でもエレガントで見ていて美しいなー。

カロリーナ・コストナー選手:
怪我の影響で3Fも3Lzも含まれていないけれど、最後まで緊張に負けずに滑りぬいてくれて思わず拍手してしまった。

村上佳菜子選手:
初出場で本当に上々の結果。
SPも素晴らしかったし、FSも1つミスはあったけれど、スピード感が落ちず、正直、優勝してしまうのではないかと思ったけれど、ここで優勝することは今後を考えるとよいのか悪いのかと思っていたので、地に足のついた結果がついてきて、具体的な次の目標ができただろうし、よかったよかった。

鈴木選手:
SPのステップがレベル1というのはちょっと、なんなんですか、と言いたくなる魅惑的なステップでした。
FSも作品世界を作り上げ、素晴らしい出来。結果がついてきてもよかったのにな、と思います。

安藤選手:
今回の優勝最有力候補だと思っていたので、プレッシャーもあったのでしょうか。それと毎年シーズン中に新しいプログラムを作り直すのは、本人の希望なのか、モロゾフの指示なのか。

レイチェル・フラット選手:
正直、本命安藤さんに対し、対抗はフラット選手だと思っていたので、今回のミスの多さは本当に残念でした。