「吉原手引草」松井今朝子
当代一の花魁葛城が身請け話が決まった後に突如姿を消してしまう。
探索のため身分を伏せて関係者一人ひとりに話を聞くのだが・・・。
話を聞いていくうちに吉原の内情や作法が分る本。
「時雨みち」藤沢周平
短編集。短編でありながら人物も背景も浮かぶような描写。話の終わらせ方の上手さ。やはり藤沢周平さんの本はよいです。
「冬の標」乙川優三郎
武家の仕来りとの障壁を乗り越えて南画家を目指す女性の物語。
そういえば、乙川さんは女性が主役の本が多いかもしれない。
嫁ぎ先での長い年月の苦労の日々。しかし、絵を描くために他の苦労が苦とならなくなるというくんだりは理解できるものがある。
「11文字の殺人」東野圭吾
1990年の作品。現在のようなカラーはまだない。
短い期間とはいえ恋人が殺されてもなぜか淡泊な主人公。それだけが謎。
「警察庁から来た男」佐々木譲
「笑う警官」のシリーズ(?)道警もの。
前回に引き続きのキャストが出てくるので読みやすい。
当代一の花魁葛城が身請け話が決まった後に突如姿を消してしまう。
探索のため身分を伏せて関係者一人ひとりに話を聞くのだが・・・。
話を聞いていくうちに吉原の内情や作法が分る本。
「時雨みち」藤沢周平
短編集。短編でありながら人物も背景も浮かぶような描写。話の終わらせ方の上手さ。やはり藤沢周平さんの本はよいです。
「冬の標」乙川優三郎
武家の仕来りとの障壁を乗り越えて南画家を目指す女性の物語。
そういえば、乙川さんは女性が主役の本が多いかもしれない。
嫁ぎ先での長い年月の苦労の日々。しかし、絵を描くために他の苦労が苦とならなくなるというくんだりは理解できるものがある。
「11文字の殺人」東野圭吾
1990年の作品。現在のようなカラーはまだない。
短い期間とはいえ恋人が殺されてもなぜか淡泊な主人公。それだけが謎。
「警察庁から来た男」佐々木譲
「笑う警官」のシリーズ(?)道警もの。
前回に引き続きのキャストが出てくるので読みやすい。