大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ラ・パリーナ(トスカーナ郷土料理/中崎町)

2012年03月12日 11時00分51秒 | イタリアン
 『あまから手帳』出紹介されていたり『HANAKO』ではイタリアンの準グランプリに選ばれていたりするんですけど、食べログでの評価が非常に悪いという面白い店です。なのであえて出向いてみました。現場主義ですかね。
 
 狭い扉から入ると、一階に客席があり、二階にキッチンがあり、三階にも客席があるといった感じです。どうしてこんなややこしい造りにしたのかなんですが、この店は以前は『SAI'z(SAI'sかも)』というバーでした。で、二階にメインカウンターがあり、三階はラウンジっぽい造りになっていました。なので、そのまま買い取って、そのままの構造で使ってるんだろうと思います。逆に、キッチンと客席を同じ階に作れるような広いフロアではないです。この構造は必然でしょう。
 
 さて、テーブルに案内される訳なんですが、テーブルにはカードが置かれていて、カトラリーは一組を最後まで使ってほしい旨が書かれています。エコを目指している訳なんですが、トラットリアですから珍しいことではないでしょう。
 
 オーダーは二階で行い、料理は一階か三階のテーブルで待つということになる訳なんですが、オーダーのために移動するというのがそんなに面倒なことなんでしょうか?。メンソールは、こうしたシステムを何度か経験しているので、なんの違和感もなかったんですが…。
 
 ビールやミネラルウォーターは自分で冷蔵から出しても良し、ワインも自分で選んで抜栓して良しということになってます。分からなければ内線を使って二階と相談をすることも出来ます。それほど面倒くさいこととは感じないんですが、これをサービスが悪いと感じることがあるんでしょうか?。メンソールにはよく分からないところではあります。もちろん、サービス担当がいる場合はテーブルに呼べば、丁寧に説明してくれます。要は、システムの問題であってサービスの問題じゃないと思います。

 メンソールが行ったときには、フロア担当が二名もいて、メンソールが立ち上がったのは一回きりだったんですけど、他のテーブルの人たちはすべてフロア担当が対応していましたので、ひょっとすると方針を変えたのかもしれません。人件費を出来るだけ押さえて、それらを材料費に回したいというのが、もともとのシェフの意向のようなんですが…。
 

 さて、一皿目は前菜の盛り合わせ。魚介類を使った物が多かったのは意外でした。




 二皿目はニョッキ。茸とクリームソースなんですけど、茸の方はかなり細かく刻まれていて、歯ごたえよりは香りを楽しむという感じ。チーズはしっかりときいていて、ニョッキの淡泊さとチーズの濃厚さがコントラストを作ってくれています。対して、クリームは若干軽い目なので、こってり&もったりが好きなメンソールとしては、残念だったりしました。このあたりは個人の好みなんですが…。




 続いては魚料理。鯛でした。次の肉料理もそうなんですけど、チーズ、オリーブオイルを使ったシンプルで大胆なトスカーナ料理ですね。




 肉料理は、自家製ソーセージと豆のソテーです。書き忘れてましたけど、トスカーナ料理といえば豆を使った料理が有名ですね。塩は良く効かせてあるんですけど、若干控えめだったように思います。ボリュームが多い目なので、かなり満腹になっていたので、塩分控えめはうれしかったです。




 コストパフォーマンスが良いというか、一皿のボリュームが多いので、アラカルトでオーダーするときは注意した方が良いと思います。今回のメンソールは、前菜、パスタ、魚料理、肉料理でしたけど、これだとかなり苦しいです。実際のところ、チーズ好きでドルチェ好きのメンソールがドルチェが食べられませんでしたので…。


 


(店  名) アンティカ・トラットリア・ラ・パリーナ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区中崎西2-4-35
(電  話) 06-6359-0171
(営業時間) 18:00-22:30
(定 休 日) 月曜日
(そ の 他) 予約ベター

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