林道を歩いていると、足元からいろいろな昆虫が飛び出してくるが蛾もそのうちの一つです。蛾は昼間は葉の裏などで休んでいることが多いが、休息地ををかき乱されて慌てて飛び出してきたオオキノメイガ、飛び出してきたがそんなに遠くへは逃げようとはせず、すぐ近くの葉の裏に隠れたので写真が撮れました。
オオキノメイガの分布は本州から九州、南西諸島、台湾、中国、インドに至り広く分布しているが食草はヤナギ、ポプラとしか記述してなく、奄美大島等はヤナギ、ポプラ等は野生の状態では分布していないのでヤナギ、ポプラの分布していない地域では、タッタカモクメシャチホコがそうであったように、この蛾の幼虫の食草をどう説明するのだろうか。