今週の月曜、ギターの撮影で思わず、考えてしまったこと。
御茶ノ水にある有名楽器店で、広告用にアコースティックギターを17点撮影してきました。(正確には撮影立会いですが…。)
その中にミュージシャンであれば垂涎のマーチンのギターが数本ありました。
D-28シリーズで最高の価格が168万円、1933年製の世界に12本しかないと言う超レア物はなんと800万円!このクラスのギターになると、さすがに購入する人はそれなりの役職と地位の人だそうですが、30万円台のギターが団塊の世代を中心に最近売れているそうです。
30年以上前、団塊世代憧れのマーチンと言えば、購入するための条件として、お金を持っているのは勿論ですが、それ以上にマーチンを弾き熟すテクニックと、持つのに相応しい一種の品格が、暗黙の内にあったと思います。
マーチンと言うブランドが似合う人は、音楽に対するこだわりと薀蓄があり、周りも畏敬の念を持って見ていた気がします。
30年前に較べれば、高級品も手軽に購入でき、街はブランド品で溢れていますが、似合わない人も多いのは何故なのでしょう?
日本人が海外に行くと日本の文化について、よく聞かれるそうですが、自国の文化精神も理解できない人が、海外のブランド品を持っても似合うとは思えません。
物を欲するのと、物を愛(め)でるのとは精神のスタンスが、全く違うと思います。
今日、市ヶ谷のお濠を歩いていると、咲きかけの桜の花に寄ってカメラのファインダーを、一心に覗き込んでいる女性を見かけましたが、洗練された彼女のファッションと、真剣な表情のミス?マッチングに、物を愛でる美しさを感じました。
こんな人にブランド品が似合うのでしょうね。
御茶ノ水にある有名楽器店で、広告用にアコースティックギターを17点撮影してきました。(正確には撮影立会いですが…。)
その中にミュージシャンであれば垂涎のマーチンのギターが数本ありました。
D-28シリーズで最高の価格が168万円、1933年製の世界に12本しかないと言う超レア物はなんと800万円!このクラスのギターになると、さすがに購入する人はそれなりの役職と地位の人だそうですが、30万円台のギターが団塊の世代を中心に最近売れているそうです。
30年以上前、団塊世代憧れのマーチンと言えば、購入するための条件として、お金を持っているのは勿論ですが、それ以上にマーチンを弾き熟すテクニックと、持つのに相応しい一種の品格が、暗黙の内にあったと思います。
マーチンと言うブランドが似合う人は、音楽に対するこだわりと薀蓄があり、周りも畏敬の念を持って見ていた気がします。
30年前に較べれば、高級品も手軽に購入でき、街はブランド品で溢れていますが、似合わない人も多いのは何故なのでしょう?
日本人が海外に行くと日本の文化について、よく聞かれるそうですが、自国の文化精神も理解できない人が、海外のブランド品を持っても似合うとは思えません。
物を欲するのと、物を愛(め)でるのとは精神のスタンスが、全く違うと思います。
今日、市ヶ谷のお濠を歩いていると、咲きかけの桜の花に寄ってカメラのファインダーを、一心に覗き込んでいる女性を見かけましたが、洗練された彼女のファッションと、真剣な表情のミス?マッチングに、物を愛でる美しさを感じました。
こんな人にブランド品が似合うのでしょうね。