CubとSRと

ただの日記

バッカじゃないの?

2018年11月08日 | バイク 車 ツーリング
 「感覚、感受性、ボケ対策として、どっちがいい?」
 って書いたけど、考えてみれば「ボケ対策のために、大ボケの見本のようなバカを実行する」。
 バイクに乗るとはそういうこと。
 だから、「バカには乗れない」車、と違って「バカでないと乗れない」のがバイク。
 こう言うと必ず冷笑しながら言われること。
 「ボケ対策にはなっても、命を失ったんじゃ何もならない」。
 あの「手術は成功しましたが~」、と同じだ。
 つまり、「物事の軽重が分からないバカ野郎なんだよ、お前は」。
 けど、前にも似たようなことを書いたんだけど、問題に背を向けて耳をふさいでも何も解決しない。
 蹲って終わりを迎えるより、前向きに倒れたい。

 車と違って自立すらできないのがバイク。
 車の三倍は疲れるのがバイク。
 言い尽くされたことだけど、
 雨に打たれ、風に吹かれ、寒気に凍え、暑気に朦朧とし、荷物は積めず。
 人に「クルマも買えぬ貧乏人」と笑われても決して怒らず、
 いつも静かに笑っている・・・・。
 さういう者に私はなりたい・・・・あれ?

 「BAJA1000」というラリーがある。カリフォルニア半島のほぼ砂漠地帯を1000マイル、昼夜を分かたず走り抜ける。
 30センチほどもある棘をはやしたサボテンが生えているような道もあるらしいが、この棘、バイクのハンドルグリップを守るためにつけているブッシュガードをいとも簡単に貫くんだそうだ。
 そんな道を1600キロ。それもタイムレース。
 とんでもない悪路を走るわけだから、4輪はみんなバギー車みたいになっている。でないと、すぐ壊れて走れなくなる。
 ということはバイクだって大変な思いをしなければならない、ということだ。
 敢えてこの悪条件の中でラリーを行う。
 なんでこんなバカをやるのだろう。
 それこそ「バカでないとできない」ようなことを何で?

 はっきりしていることは、「それに出ようかと日頃から思っているような人に、ボケてる人はいない」、いや、「そんな人はボケる筈がない」、っていうことぐらい、か。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする