CubとSRと

ただの日記

呑み込む

2019年02月03日 | バイク 車 ツーリング
 昨日は11時少し前、バイク店にカブを預ける。3時頃には出来上がっている予定。
 家に帰り、すぐに着替えてSRの給油に出掛けた。
 給油をしたら、そのままで帰るわけにはいかない‥‥、ことはない。
 まっすぐ帰ったって良い。
 けど、勿体ないから、そこら辺をうろうろする。
 12時半頃、家に帰って昨日の分を書いていたら、いつの間にか2時45分。
 慌てて、カブを受け取りに行く。
 行ってみると、終わっていれば店の前に出してある筈が、まだ出してない。
 見ると、まだ開けたままだ。
 声を掛けると、「見てもらおうと思って」と説明が始まった。
 吸気(給気)の方の蓋が開けてあって、隙間ゲージを入れて調べたら既定の範囲なのだという。タペット音は無音にはならないから、今回聞こえた音は範囲内と取る方が良いと思う。
 大体、そんな話だった。許容範囲内、というわけだ。
 気にし始めると、きりがない。
 けど、気にしなければ取り返しのつかないことになる「こともある」。
 この差を自分で判断するか、専門家に委ねるか。
 ・・・・・・・・・
 ~確かにバイクに乗るようになると、どんなに消そうとしても全て消すことのできない危険性には対策を施すなり、見ないふりをするなりして自分の中に呑み込めるようになる。
   (トネ・コーケン 「スーパーカブ」4  より )  

 ・・・・・・・・・・・・・・
 「対策を施すなり、見ないふりをするなりして自分に納得させる」
 納得させなきゃ動き出せない。
 「どうにかなるさ」「ケンチャナヨー」では自爆必至。
 別にバイクに限らない。問題に対しては対策を施し、時には「血を流す覚悟で」、と自身に言い聞かせ、実行に移そうとする。
 更に。何かに本気で取り組めば本気で取り組んだ分だけ、上手くいかなかった時に
 「あと少しの努力が足りなかったんだから。納得するしかない」
 と受け入れることができる。
 ボクシングのタイトルマッチなんかを見ていると、勝敗の決まった時に敗者がそんな顔をする。
 「バイクや勝者が悪い」、なんて責任を擦り付けたりはしない。
 
 チェーンも張ってもらったみたいで、明らかにスロットル操作への反応が良くなり、動作がきびきびしている。
 数千キロもオイルを換えなかった時と違って、ここ二回は千キロ毎に換えているわけだから、あの時ほどの(交換後の)劇的変化、は、ない。
 しかし、それでも帰り道の坂を3速(トップ)で上れる距離が伸びたのは、はっきり分かる。

 三十年来の付き合いの店で、この二十年近くはバイクを買わず、メンテナンスをしてもらっているだけだ。
 もう新車を買うことはないだろうから、耳学問に徹する方が良いのかも。
コメント
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