CubとSRと

ただの日記

迷ってばかり

2019年02月15日 | バイク 車 ツーリング
 GB250に乗り始めて3ヶ月。初めての長距離ツーリング。
 ここまで、通勤で通る道にとどまらず、休日はほぼ毎日、色々なところへ行った。
 30年余り前のこと、バイク用ナビは勿論、スマホだってないから、頼れるのはツーリングマップルのみ。
 すぐにタンクバッグを買って、目的地に向けての頁を開いてバッグの上部に入れ、いつでも見られるようにする。
 けれど、道を走る初心者。標識と地図の表記がなかなか重ならない。
 まず、国道と県道の標識の形状の違いからして、意識して見たことがなかった。
 だから標識に書かれている線番だけを見て進路を決める。
 似たような線番が続いている、と安心して進んでいたら、全く違う方向だったと分かり、大苦戦してUターン、なんてことは数え切れない。
 国道の標識は盾みたいな形だが、県道の方は六角形を寝かせたような形をしている。
 でも、同じ青色の地に白抜きの文字だ。慌てている時は形より中に書かれた線番の方に目を引かれる。
 「私はだ~れ?」「どっちがホントかな?」みたいな顔で突然、道路端に現れる。
 「え?え~っと。もう分岐点?もっと先じゃなかったかな」
 、と思っているうちに通り過ぎるから、足元や後続車を気にしながら安全そうなところでバイクを停めて、やっとのことで地図を見る。もう目印がどこだったのか分からなくなっている。
 紙袋被せられた猫が、何かに当たってフリーズしてしまっているのと同じだ。
 原付からだってまだ半年ほどの初心者、余裕綽々でその辺のことを簡単にこなし、おもむろに判断を下し、華麗にUターンを決めて正しい方向へ・・・・。
 無理無理。
 毎回、ツーリングに出るたび、あっちで道に迷い、こっちでどちらに曲がるか決めかね、という、本当に「逍遥」ではない「彷徨」を繰り返していた。
 で、それがまた面白くて。
 何をしてるのか分からない、「ただ楽しい」だけ、「疲れる」だけ、のツーリングの泥沼にハマっていく。
 変態的性向がある?どM?
 それらとはちょっと違うと思うんだけど。
 
 そうだ!「不都合な真実」について書くんだった。

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コメント
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