3月29日(水)
胸焼けが酷くて目が覚めた。
いや、その前に食べたものが鼻の奥に戻って噎せている。食べ過ぎもあるのかも。まずいな、これは。先日の計画通り、今日出ればおそらくは東条の桜は見ることができると思うが・・・。
それでも散歩には出ることができる。
ただ、今日は出るのも歩くのもゆっくりにしよう。慌てて行ってもしょうがない。
と、6時前まで寝て、散歩に出たのは6時40分。
胸焼けは、目が覚めた時に飲んだ胃腸薬で少しはましになっているが、何故胸焼け?
で、気が付いた。先日買ったトンカツだ。温めて食べたんだけれど、三日前のものだ。ただでさえ脂っこいもので、日が経っていれば胸焼けの原因にならない方がおかしい。食い意地は張っているが、内臓は老成(?)していると思う。
「これは『朝食は軽く』、だな」と中くらいの林檎を一個。
11時前にカブで出るが、思った以上に風が刺さる。これはいかんと引き返し、ライナーを着込む。
初めからそうすればよかった、と思いながら再び走り出したのは11時15分。バイパス道に入り給油。併せて空気圧点検。問題ない。
小野まで行った。
加古川沿いの堤の桜並木は3~4キロにわたって続く花見の名所ということを昨晩ネットで知った。で、行ってみた。
成程、大変な人出で駐車場へ向かう車の大行列ができている。臨時駐車場も数カ所。
車、バイクは一方通行の通り抜け。確かに記事に在った通り、大阪ナンバーなども多く見かけた。
片側だけの並木で桜のトンネルになっているわけではない。また桜の木自体まだそんなに大きいものではないから、覆い道みたいに道にかぶさっているわけでもない。けれど数種類の木があって開花期に違いがあるため比較的長い間花見ができるというのが人気の一つになっているとか。
なかなかに見応えがある・・・のだけれど、どうも並木に沿ってずらっと並べられている赤いパイロンが気になって仕方がない。何とも無粋だ。桜並木を見に来たのかパイロンの行列を見に来たのか分からない・・・、ことはないけど。
何しろ、淡いピンクの桜の下に赤いパイロンだ。どっちが目立つか言うまでもない。
勿論、分かってるよ、パイロン置かなきゃ車や人の流れが木の根元まで寄って来て桜の根を傷めてしまうってことは。
理由は十分以上に分かる。こうしておけば枝に触れたり、時には枝を折ったりする不届き者も未然に防ぐことができる。けど・・・・だ。
まあ、「大変な人出」を見に来るつもりではないから、来年は来ないだろうと思う。
戻って、東条へ行こうと175号線に向かう。
合流して北上するが行けども行けども記憶にある右折地点が見えない。もしかして、もっと南だった?
Uターンして、南へ。
やっぱりあと少し行けば右折地点だったんだ、と分かった時、もう三木まで南下してしまっていた。
「あ~っ」と思ったけれど、耐性(?)は培ってきた。改めて北へ向かう。
予想通り、五分咲きくらいだったろうか、両岸から川面へ伸び伸びと延ばした枝のほとんどを覆うようにして花が咲いている。
平日ということもあり、ネットにも名前が挙がってないので人出は少なく、これは良い雰囲気。川沿いのあちらこちらで家族や友人らしいグループが弁当を広げている。
小排気量のバイクでやって来て、土手の上で弁当を広げるにはぴったりの景色だ。(実際、そういうグループもいた)
小さなビニールシート、持ってたはずだけど。
探し出して来年使おう。