4月14・15日(金・土)
「夜遅くに降り出して明日は一日『雨』」。
下手をすれば来週は雨勝ちの一週間になるみたいだ。
当然、酒の肴は今日しか買いに行けない。
ということで、初めは「今日、西脇まで行ってみようか」と思っていたのだが、朝からはっきりしない天気。
それに加えて予報は段々に雨の降り始めが早くなるという煽ってるみたいなものに変わってくる。
朝、散歩に出たのが7時15分だったということもあって、いざ出ようとした時には、もう昼。
それにここまで曇っていると、それはそれで楽しくない。
雲が流れるのを見ているとこちらもついふらふらと動き出してしまうもので、だから「片雲」ではなく「片雲の風に誘われて」芭蕉翁だって旅支度を始めた。
どんよりと静まり返って全くといって良いくらい動きのない沈鬱な空を見て「ああ、旅に出たい」、なんて思うやつがいたらお目にかかりたいものだ。
そんな奴居らんやろ。
そんなひねくれモンが居ったら往生しまっせぇ。
予定は全面的に見直し。南へ向かうことにした。
「再度山(ふたたびさん)を下ってみるというのも」なんて思いもあったのだが、あの道を、もしかして降り始めが早まった雨の中を走る、なんてことになったらコーティング後一週間ほどでまた洗車ということになる。
「雨の日には車をみがいて(五木寛之)」なんてお洒落なことは街中の短距離だけに似合うもの。崖崩れや山腹の土砂でドロドロになった道をわざわざ走る気にはならない。
結局いつもの有馬街道を下る。
今日は子供のいたずら書きみたいなチューリップ柄のネクタイをしてみた。
喫茶店でロブスターを一杯。ブレンドとマンデリンを100グラムずつ買う。
ひよどり台で生ラーメン、里芋、牛肉、豚ミンチ肉。
夜9時頃から雨になった。風がないのでひっそりと降っている。
15日は予報通り雨、で散歩には出られず。
散歩だけではない。外出自体もなし。何もなしの一日。
外出してないので酒の肴も例によって「有るもので」ということになるが、意外に色々あって、ただ、「作れば」というだけの話。
缶ワイン、缶ビール各一本で幸せに酔った。里芋の煮付けをつくったり大根の千切りを煮てみたり。そうだ、業務スーパーで買った鶏のぼんじりというやつがなかなかのものだった。