4月11日(火)
昼前、ホームセンターへ行き、コーキング剤を買う。前回買ったのと同じもの。
続けて生協に行き、牡蠣醤油を使った味付け海苔を探す。ない。
谷上のドラッグストアまで行こうかとも思ったが、そこまでせずともまた明日にでも、と考え直す。
食い意地より先にやるべきことがある。壁の補修だ。
明日には、また雨が降る。それまでに何とかしなければならない。
それにしても今日も昨日と変わらず風が強い。
洗濯日和ということだったが、物干し棹に直接留める物以外(ハンガーなどに掛け、留める物)、とてもじゃないけど外には干せない。
以前書いたと思うけれど、物干し台ごと倒れてしまった時には後始末の大変さで往生した。
帆船の帆柱が根元からへし折れたようなもので、いや、もっと酷いか。帆代わりの洗濯物はハンガーの一カ所だけで物干し棹に留められているから、下手に物干し台を起こそうとすれば、洗濯物は汚れるわハンガーは壊れるわで悲惨なことになる。
「順風満帆」の度が過ぎて、帆柱は全て折れ、船も横倒しになって復元できない、なんてのは見られたものじゃない。
シャツ類は家の中に干したが、当然乾かない。
しょうがないので外に干したものを取り入れた後、ハンガーから外して、改めて物干し棹に巻き付けて留める。
「洗濯日和、って風の強さも考えなきゃならないんじゃない?」
と、どうでもいいことをぼんやり思う。
前後するが、帰って来て早速補修に掛かった。
洗濯物に比べたらはるかに重い身体だから、風に飛ばされる恐れはないけれども、強風は強風。手摺りのなくなった剝き出しのベランダに脚立を立て、そこに上がって窓際の補修箇所を探すのはバランスを崩せば大変なことになる。
風で飛ばされなくとも、バランスは崩されるかもしれない。その際は脚立から落ちることになる。
そして手摺りのないベランダから一階の地面に墜落する。間違いない。
本当におそるおそる、で、怪しげなところを何とか二、三箇所見つけ出し、コーキング剤を絞り出してとにかく補修を終える。
続けて一階の居間の外壁点検。こちらも何とか終了。
これでひとまず様子を見ることにする。
「一仕事終えた、お祝いに一杯」という気には、全くならなかった。珍しい。
「雨が降って作業の結果が出ないことには安心できないから」
、だろうな、多分。