10月10日(月)
12時過ぎ、ダイハツのディーラーに向かう。
雨はもう降らないということだったのに、到着するまでずっと霧雨乃至小雨。
おかげで今日はずっと閉めたまま。
さらに加えて「え~っ!?」なのは半年点検では洗車サービスはなし、だって。
1200円だか出せば、ちゃんと洗車してくれるらしいけど、元々年に一回コーティングしてるわけだから、普段は水洗いで十分。
バッテリーが半分くらいになっている。前回は60%ほどだったので、今年中に交換することになるかもしれない。その時は地元の自動車工場に頼むことになると思う。
しばらく走るうちに用を足したくなってきた。
こういう時に限ってなかなかそういう場所が見つからず、その懸念から車やバイクでのツーリングをためらう、なんてことが昔はあったんだろう。
それで「道の駅」ができた。
以前にも書いたが、道の駅の必須条件は「広い駐車場」と「清潔なトイレ」が備わっていること。私設公設は関係ない。ただ、この二点をクリアするには相当の金がかかる。
けれど、ドライブをする人の便宜を図ることが結局は関連する諸産業の発展に寄与することになる。結果、想像をはるかに超える数の道の駅が作られ、まだ増え続けている(勿論、だから潰れるところもあるし、旧来のドライブインはほとんどなくなってしまった)。
街中には道の駅は作れない。金銭的に無理だ。それで関係者が知恵を絞った挙句、「コンビニにトイレの無料提供をしてもらおう」と計画した。
店側に金銭的な補助はしない。随分身勝手な話ではある。が、行楽に車やバイクを走らせる人以上に、仕事で走り回っている人はいる。彼らだって、いや、彼らこそトイレが必要だ。日本人だ、タダだからって知らん顔して帰らず、ジュースの一本、チョコレートの一枚も買って出るんじゃないか。
というわけで、ミルクコーヒーを買って出た。
道路に出るタイミングを待っていると、黄色の旧型コペン、何だかいろいろと手を入れられた可愛らしいのが前を通った。
ヘッドライトなんか上半分隠した酔眼(眠そうな目?)仕様になっていて、それに若い男女が乗っている。
新旧の違いはあれ同じコペンだ、助手席の女の子がこっちに気づいて運転している方に話し掛けている。
一台挟んで後ろに付いて走る格好になった。なかなか楽しい。
トアロードの交差点でこちらは右折、あちらは直進。それっきり遭うことはないのが平常だが、北上し、山麓線を西に進んで夢野まで出たら、黄色いコペンがまた見えた。
「よく黄色のコペンに遭う日だな」と思ったけれど、同じ車だった。あちらも気づいたらしく、笑顔も見えた。
が、だからと言って何をするわけでもない。ただ、楽しいという思いは湧いてくる。
しばらく走って今度はこちらが直進となった。離脱するとき、手を振ってみたが、気が付いたかどうか知る術もない。
9月1日の予定を台風が来るから、と変更してもらい、次も雨だからと又変更依頼。そして晴れる日が多いはずの10月10日、今日。
やっと6ヶ月点検が終わった。
洗車はなかったが雨に濡れていた筈の車はきれいに拭かれていた。
でも、帰りにまた雨に降られたから、明日はまず洗車に行こうか。
ん?いや、明日は何かあったぞ。
あ、明日はSRのオイル交換とタペット調整をしてもらうんだった。
怠け者だから、毎日じゃなくって時々こうして何かがある、ってのはなかなか楽しいもんだ。