CubとSRと

ただの日記

11月25日 (野分祭)

2023年11月25日 | 心の持ち様
 また昔の日記の再掲ですが。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
           2010.06/05 (Sat)

 先日、或る日記に、
 鳩山威一郎→鳩山由紀夫
 三島由紀夫→平岡威一郎
 と書いてあって、「?何のこと?」と思いました。
 鳩山威一郎の息子が鳩山由紀夫、ということは知っていたけど、三島由紀夫の息子が威一郎って名前だと知らなかったものだから、なぜ、これが並記されているのか、が、分からなかったんです。
 三島由紀夫の本名は平岡公威(きみたけ)。だから、平岡公威の長男だから、下の「威」の字を名前に入れたのだろう、と何となく思ったんですが、説明されているのを読むと、成程、互いの息子に名前を交換する形でつけた。分からぬでもない。
 そう言われてみると、昔々、そんな記事をどこかで見たような、かすかな記憶があるような、ないような・・・・。

 いずれにせよ、東大法科を出て、大蔵省に事務官として入省した平岡青年は、既に小説家として名を知られています。
 6、7歳年上で、同じ法科から大蔵省に入っていた鳩山威一郎は上司だったんでしょうね。文才を知られていた三島は、何度か大蔵大臣の演説原稿を書かされているのだそうですが、間に鳩山威一郎が入っていたのかもしれません。
 三島由紀夫の原稿を、自分の物、という事で喋る大臣。何とも贅沢なものです。
 今で言えば、平田オリザの原稿で「命を守りたい」との名(?)演説をやった総理大臣、ですか。比べられませんね。三島由紀夫ですからね。

 ただ、三島の原稿はあまり評判が良くなくって、数は少ないのだそうです。
 何しろ、簡潔で短く、一通りの意味しか読み取れない。政治家の演説としては不都合なんでしょう。
 かと思えば、笠置シヅ子の前に演説をすることになった大臣に、「笠置シヅ子さんの前に、私のようなハゲ頭がしゃしゃり出るのは~」、とやった原稿を渡して、ボツになったとか。
 まあ、反骨精神も旺盛だったというか、傲慢だったのか、向こう見ずだったのか。少なくとも、鼻っ柱は強かったみたいですね。

 三島由紀夫は先輩、鳩山威一郎の方から「君の名前を息子につけても良いか」と持ちかけられたのでしょうか。対して、それじゃあ、私も、と、威一郎の名前を息子につける。一方はペンネームであり、一方は実名だというところに、両者の関係がよく出ているようです。優秀な先輩と、才能溢れる優秀な部下。
 「思い込みの典型みたいな解釈だね」と言われそうですね。

 以前に日記で
 「お祖父さんが政治家だからと言っても『教えられ方次第』で、麻生太郎にも、鳩山由紀夫にもなるんです」と、書いたことがあります。 
 「食は三代」と同じく、世襲議員は、世襲制度と同様、有形無形に多くの物を受け継ぎ、そこに又、自分独自のものを苦しみもがいて工夫し、付け加えたり彩色を施したりしてゆきます。
 そうやって、連綿と伝統をつなぎながらも、その代独自の名を上げる。「オンリー・ワン」というやつです。

 鳩山威一郎という人は、女グセが悪く、奥さんは大変苦労をしたらしい。由紀夫少年は、それを(見たかどうかは知らないけれど)心に刻んだのか、ともかく成り立ちはどうあれ、今に至るも、幸夫人以外、に女の噂はないようです。(後で、色々あったようなことを知りました。弟(鳩山邦夫)の方はちゃんとしていたみたいですが)



 色々なことを、色々な形で学んで、当人なりの価値観が形成され、その人なりの人生を歩む。歩みながらも、価値観はどんどん変わる。
 「鳩山由紀夫みたいなのを育てた親父だ。碌なもんじゃない。」
 「友人なんだから、三島由紀夫だって碌なもんじゃない」
 「だから、あんな事件を起こして割腹して死んだんだ。碌なもんじゃない」
 何だかちゃんと筋が通っているみたいですが、随分と荒っぽい展開になってしまいますね、これは。まるで社会主義者だ。「理想の未来を追い求める」と言いながら、その過程での、人間の努力、意欲の尊さを、まるっきり無視した解釈です。


 意識(認識)、意欲の介在を許さない論理を、唯物論と言います。簡単に言えば、結果だけを見て、物事を全部否定してしまうやり方です。
 私は人間の尊厳を信じたい。まずは、「日本文化を持つ、日本」を信じたい。碌なものじゃない、と切り捨てるより、中にある、「我々の宝」をしっかりと見詰めたい。
 宝は見詰めなければ見つからないし、努力を続けなければ指の間からこぼれ落ちるものです。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今日は三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で割腹、自決した日です。
 「野分祭」と呼ばれています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懸念事項二題

2023年11月24日 | 日々の暮らし
 11月1日(水)

 昨晩は11時前に寝たか。4時過ぎに目が覚め、5時10分から5時45分まで散歩。

 今日は集団検診受診のため、9時前に区役所へ行く。駅ビルに区役所が併設されている建物で、そこに駐車場ビルも併設されている。
 昔の鈴蘭台駅は平屋の駅舎だった。写真で見たことがある。

 兵庫の街から鵯越えを通って鈴蘭台に着くと、辺りは全て山、山、山。
 その斜面を少しずつ切り拓いて住宅地ができたのだが、あまりにも狭隘なのでまともな直線路など一本もない。それだけでなく高低差も信じられないくらいで、見通しのきかない道だらけ。稲垣足穂の「星を売る店」に出てくる神戸の街も大概なものだが、ここ鈴蘭台はそれをさらにミニチュアにしたみたいな感じ。
 そこに平屋の駅舎ができ、高架になって二階建て、となり、市役所と駅舎が一緒になって高層ビル、となった。
 高いビルができても周囲を小高い山に囲まれているから神戸電鉄で上って来てもそこに突然現れる小さな町は何だか隠れ里のようにしか見えない。
 「都市開発に失敗した街」と笑われるが、こんな土地と原野に街をつくるのとを一緒にはできない。見方によれば「楽しい街」と言えるかもしれない。

 受診番号は5番。早い。
 10時には診察が全て終わったので、うまくいけばと思っていた二つ目の課題「内視鏡検査結果」を聞きに行くことにする。
 
 20人近い人が待っていた。しょうがない。最後尾に着くことにする。
 随分待たされるだろうと思っていたのだが、意外に早く呼ばれ、診察室に入る。
 行くと、まあ、予想通り。
 検査日に聞いた通り、今回のポリープは3つとも心配のないものだった。
 
 それはそうと、次回はと聞くと一年後の方が良いと思う、と言われる。
 まだ「3年後」と断言するには不安が残るということか。
 検査当日、前回にもその場にいた看護師が「いっぱい取った」と言っていたのを思い出し、前回はいくつだったか聞いてみたら、4つだと言われる。
 今回が3つ、昨年が4つ。
 まさか「一つ二つ三つ、一杯」なんてことがあるとは思えないんだけど。3つと4つの間が検査時の境界線?

 集団検診と内視鏡検査。
 面倒なのが二つ、一日で片づいたので助かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は新嘗祭(にいなめさい)

2023年11月23日 | 心の持ち様
 やっぱり今日はこれを何度でも再掲しなけりゃ。

 今日は新嘗祭。
 戦争に破れ、占領統治されることによって、日本は七年間の長きにわたって国の主権が奪われました。

 占領統治政策として、一度日本の社会体制を解体しようということになり、様々な方策が建てられました。
 実施されたもの、結局実施できなかったもの、とにかく色々あります。日本国憲法という名の占領統治法、国家体制を解体するための神道指令、悪い国だった原因は文字にあったとするローマ字表記奨励、漢字の廃止を究極の目的とする教育漢字や当用漢字使用の徹底、財閥解体、農地改革、家父長制の廃止、信教の自由(神道も宗教の一つとする)等々。靖国神社を廃止して跡地をドッグレース場に、なんてのもありました。

 その中で一番分かり易いやり方が「祝祭日の廃止」。何しろ「国民全員が祝ったり祀ったりする日」なんて、その国独特の社会体制そのものの表現であり、民族精神を再確認するためにあるようなものですから。
 中でも日本にとって一番大事な祭日、それは新嘗祭でした。天皇が「国民の代表(祭祀長)」として天照大神と新穀を召し上がる(嘗める)祭り。神ー天皇ー国民という繋がり方が日本の国家体制でした。
 それを「国民はみな平等だから」との理由で否定し、「働く者全てに感謝する日」=勤労感謝の日とされました。
 西欧では「労働は自ら他者のために進んで行うもの」という発想がないのだそうです。働くことは決して美徳ではないから「勤労(労働に勤しむ)」という考え方も理解できないのだとか。
 だから「勤労感謝の日」という名称自体、日本人の考えた苦肉の名づけだとは思いますが。

 いずれにしても「新嘗祭」は日本の国のあり方そのものだったから、廃止すべき祭日の筆頭です。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「11月23日は『勤労感謝の日』。日本中の働く人に感謝する日、なんだな。」子供の頃はそう思う。
 そして「感謝、ってどんな風にしたらいいんだろう。お父さんお母さんありがとう、だけじゃないな。近所の人にもありがとう、という方がいいかなぁ~?」

 バカみたいな話ですが、子供の頃、こんなことを思ったのは事実です。自分を中心にして物事を考えることしかできなかった。だから「感謝しなけりゃならないのは、自分だ」と思っていた。
 でも、どうやったらいいか分からないし、どこの家も取り立てて何かをしている、という風でもなかったし。
 つまり、「誰が」「誰に」感謝するのかということがはっきりしていなかった。「安らかに眠ってください あやまちはくりかえしませぬから」、と同じです、誰が過ちを犯したんだ??

 でも、学校では聞いたような記憶があるんです。
 「日本中の働いている人に感謝する日だ」、って。
 それで「働いてない、おじいさんや働けない人は??」なんてことを思いました。昭和三十年代の終わり頃のことです。戦争に負けて二十年足らずの時です。小学校の低学年の頃。

 「三つ子の魂百までも」とは言うけれど、戦後教育を受けた者に、とにかく「??」なことは山のようにありました。
 ただでさえ子供は「ねえ、ねえ。どうして?」の時期があります。その時に「道理」とか「物の感じ方」を学び始める。
 ところが戦後教育は基本が「戦前の否定」なわけですから、家庭で習った「筋」を学校では否定することが往々にしてある。
 (「東アジアの国々を解放するための大東亜戦争」が「軍部の独走による無謀な太平洋戦争」、とされたことなど)
 筋が二本でクロスオーバーしてるんだから頭の中は「???」になる。何を信じればいいんだ?

 だから「祝祭日」と言ったら「祝祭日」であって、まさか「祝日と祭日を合わせて祝祭日」と言ってるんだなんて。考えもしなかった。
 知らなかった、考えもしなかったくらいだから、「祝日と祭日、どう違うの?」なんて聞かれたら、「???」、で、「いいや、別に。休みだから!」 と子供の積極性(!)で応えたに違いない。

 「祝日とは、日本の祝日」と書いてある記事を見たことがあります。噴飯ものですね、今見ると。まさか外国の祝日のことなんて誰も思やしないだろうに。「祝日って何だ?」と聞いてるのに。
 で「祭日」は、となると「祭日とは日本の祭日」なんてことは書いてない。祭日の説明は、ない。
 あったとしても「祭日とは、祭りの日のこと」と書いてある。わかっとるっちゅうねん!
 「祝日は国が定めた祝賀行事を行う日」。
 「祭日は国(正確には天皇)が祭祀を行う日」

 祝賀行事を行うのが祝日。祭祀を行うのが祭日。政府(政治)主体が祝日、天皇主体が祭日、と言ってもいいかもしれない。
 となると「勤労感謝の日」じゃ、どちらかさっぱりわからない。
 けど「新嘗祭」と言えば、祭日だと分かる。「~祭」とありますから。
 今年の農作物の豊穣であったことを、天皇が国民の代表として(農作物を神に献上し豊穣であったことを奉告して)、神前で神に感謝しつつ共に食される。
 「勤労者」に、ではなく「神」に感謝する「祭り」が「新嘗祭」。
 でもGHQによって出された『神道指令』により、天皇が祭祀を行う「祭日」は全て廃止されたわけですから、「神に感謝」ではなく「(神である)天皇が全国の勤労者に感謝する」、という「天皇と国民が対立(対面)するという形にしてしまった。
 巧妙ですね、やり方が。アメリカ人ってこんなに狡猾だったんでしょうか?
 とてもあの能天気なアメリカ人の発想からとは思えないんですけど。

 アメリカの選挙は火曜日だったんじゃなかった?「伝統なんだ」とか言って。日曜日は教会に行かなきゃならないから、その後で遠くにある投票所まで馬車で行く。(どんだけ遠いんだ!)泊りがけで(キャンプして)行かなきゃならないから投票日は火曜日。
 工夫、摺り合わせ、なんてことはしない。目的と目標は重なっていて当然みたいな国民性ですから、こんな姑息なことは考えないだろう、と・・・・。
 あっ、脱線した。
 まあそれはそれとして。

 「新嘗祭の当日まで、新米は食べない」という敬神の念篤い方も段々に増えて来られたようで、日本にまた日が昇り始めたような・・・・。
 ですが何しろ品種改良も進み、ハデ干しもしない、稲わらも刈った端から細断してしまうというやり方が一般的になり、で昔よりも早く、新米、新穀が出回ります。だから新嘗祭まで待つ、というのもなかなか大変です。

 それよりも書いてきた通り、11月23日は「祭日」なんですから。
 祭祀を行うのは天皇陛下で、我々はその後ろに並んで敬礼(本当は最敬礼ですけどね、腰が痛くなります)をしている心持。実際に陛下の後ろに並ぶことはできませんし、陛下は代表として祭祀を行ってくださるんですから、我々は安心していればいい。
 だからどうでしょう、普段は合掌して「いただきます」と食物に感謝しているでしょう?
 新嘗祭の日だけでも、「食物に感謝」ではなく「神様に感謝」しては?
 新嘗祭の時は「合掌」ではなく、(神社にお参りするときは二拝二拍手一拝だけど)膳に向って一拝一拍手という正式な拝礼をしてみる、なんてのは良いかもしれません。
 もしかして「何だ!合掌もしないで手を叩くとは!行儀の悪い!」と怒る人が出てくるかもしれません。
 そしたらしめたもの。
 「え?これは正式な拝礼なんですよ」
 などと話を始められる。
 「今日は新嘗祭ですからね~~」って。


   ~2015年11月21日の日記から~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詰める

2023年11月22日 | 日々の暮らし
 と言っても、先日の「指切り」の続きではない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 10月31日(火)

 5時10分に散歩に出て5時45分に帰宅。
 9時半、朝食を終える。

 冷蔵庫の貼り紙に「朝食7時 夕食は4時」と書いている。
 けど、まともに実行できた日はほとんどない。
 「何故?」
 朝食を摂りながらぼんやりと思っていた。本当に「何故?」

 そして気が付いた。
 7時朝食なら、その30分前には用意にかからなきゃならない。たとえ即席の味噌汁を入れるだけでも、だ。
 湯を沸かさなきゃ。汁椀を用意しなきゃ。箸もいるぞ。御飯なし、とはいかないだろう。一杯ずつ盛り切りにした茶碗を冷蔵庫から出して、レンジで温めるのに2分以上かかる。目玉焼きをつくるとか鮭の切り身を焼くとか。たくあんや味付け海苔なんかもあれば用意しなきゃ。食べ終わった時にはお茶も飲む。お茶も淹れなきゃ。
 そんなことをしていると、何もしてないようでも30分くらいはすぐに経つ。
 
 夕食はもっと時間がかかるだろう。実際、掛かっている。
 何しろ指をなめて酒を飲むような本格派の酒飲みではない。肴が三品以上なければうれしくならない「食べるのか飲むのかはっきりしろ!」と言われそうな酒飲み。
 4時夕食なら、その一時間前には用意に・・・・。

 ということは、「これまでまともに実行できた日はほとんどない」のが当たり前、「7時朝食」も「4時夕食」もあまりにも杜撰な設定だったということにやっと気づく。
 そういうわけで、これからは「朝食 6時半準備開始」、「夕食 3時準備開始」。・・・できる?

 為せば成る 為さねば成らぬ
 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
 ・・・・・だったかな?

 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なかなか

2023年11月21日 | 日々の暮らし
 10月29日(日)

 なかなか思い通りに行くものではない。

 とは言っても昨日は予定通りに肴は手に入れたし、焼酎一合五勺と缶ビール一本で十分満足して10時半頃には寝て今朝は4時過ぎに起きて5時5分には散歩に出た。
 「思い通りに行った」とも言えるし、ここまではうまくいっているとも思う。
 帰宅したのも5時35分。少し肌寒いくらいだったがTシャツ一枚でほんの少し汗をかいたくらいで、平衡感覚以外は万全。

 そして昨日買った弁当と即席味噌汁の朝食。やや遅くはなったが10時過ぎ、SRで出発。昨日と同じコース。
 前回と同じくツーリング用のジャケットを、と思ったが、やっぱり動きやすい方を、と普通のジャケットにした。まだライナーを付けることもないと思って、結局上半身はペアスロープ一択。スウェットシャツもペアスロープ。
 今日は酒の肴を買う予定はない。ただ杉原紙の栞をあと数枚買おうと思っていた。
 気になるのは北部の降水確率は午前中50%、午後20%ということだけ。
 けどまあ、多可町は微妙なところ。午後20%なら、と楽観視していた。

 三木の道の駅に寄った後、北上。
 しばらく走る。進行方向の一角が雲が低く垂れ込め、今にも振り出しそうな雰囲気になっている。
 それでも「なんとかなるだろう。最悪の場合は西脇の道の駅まで戻れば」と思っていた。

 175号線が西脇市街地に入る前、雨が降り出した。「最悪の場合~」の避難地点まで、まだ2キロもある。最悪どころか極悪だ。
 「春山」の駐車場でUターン。西脇から社(やしろ)まで南下した辺りで雨は収まった。

 今日はもう駄目だ。
 何よりもの問題は、雨ではない。先日来、気になっていた眼鏡。焦点を合わせるのに力がいる。車に乗っている時はそうでもないのだがバイク、特にSRに乗ってやや前傾の姿勢を取り続けていると妙に目が疲れる。今日は特に、まだ2時間前後しか乗ってないのに左右の目が上下別々に動くようで、遂にサングラスを外して運転するしかなくなった。
 かけているより外した方が目が楽なのだが、その分視界は少しぼやける。それはそれで別な意味で疲れる。

 予定よりはるかに早く帰ってきてしまった。
 仕方がない。あした眼鏡を直してもらいに行くか。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする