宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「金のいぶき」栽培研修会(第1回)を開催しました。

2023年07月10日 17時51分50秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 6月27日、気仙沼市本吉町の「金のいぶき」展示ほを会場に、幼穂形成期の適期追肥を中心に今後の栽培管理に関する研修会を開催し、生産者や関係機関から計8名が参加しました。

 展示ほ担当農家である、株式会社小峯興業の芳賀代表取締役から、栽培の所感や要点についてコメントいただくとともに、気仙沼農業改良普及センターから追肥・防除について説明を行いました。

 芳賀代表取締役以外は、本年度からの新規生産者のため、「収量・品質確保のためには幼穂形成期以降の追肥が重要」、「穂いもちに弱い品種のため、いもち病防除を徹底する」といった芳賀代表取締役のコメントに熱心に聞き入るとともに、ほ場を見学しながら活発な質疑を交わしました。

 今後は中干しを行い、過繁茂を押さえるとともに、生育目安に準じた適正な葉色値を維持できるよう、改めて適期追肥のための巡回指導を行っていきます。

 出穂前に、穂揃い期追肥や防除に向けた第2回目の研修会を開催予定です。

 御興味のある生産者の皆様は、ぜひ御参加ください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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令和5年度JA新みやぎ稲作生産者連絡協議会が開催されました。

2023年07月10日 17時50分28秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 6月19日、気仙沼市の水田を会場に、令和5年度JA新みやぎ稲作生産者連絡協議会が開催され、生産者や関係機関から計31名が参加しました。

 2生産者の展示ほ場で、新規資材を用いた栽培状況を対照ほ場と並べて視察するとともに、各資材メーカーから特徴の説明を受けました。

 除草剤では、塊茎を形成する雑草に卓効を示す剤や薬効を確保しつつ低コスト化を実現した剤、殺菌殺虫剤では、病害虫を幅広く防除可能な育苗箱施用剤、管内で散見される秋落ち対策に有効な土壌改良材や近年問題となるプラスチックの海洋流出対策として被覆プラスチックの削減・不使用肥料など、様々な資材が供試され、参加者は興味深くほ場を見比べるとともに、資材について担当者や参加者同士で意見交換しました。

 普及センターからは、管内の水稲生育状況や各資材の効果が十分発揮できるよう、ほ場の養分や発生雑草等に応じた資材の選択、水管理等を行うよう説明しました。

 自分のほ場に適した資材選択に迷われた場合は、お気軽に普及センター等にお尋ねください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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令和5年度第1回たまねぎ部会(品目別団地振興部会)研修会が開催されました

2023年07月10日 16時36分53秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

令和5年6月20日、山元町の株式会社やまもとファームみらい野を会場として、第1回たまねぎ部会の研修会が開催されました。当法人では令和5年産の作付け面積が26ha(直播6ha)で、需要側からの要望も高いとの事です。

圃場見学では、たまねぎ収穫に係る根切、ほ場乾燥など一連の作業状況の説明や拾い上以降の乾燥作業の方法等の説明がありました。

室内での座学では、宮城県における直播栽培のポイントや今後、県内各産地のたまねぎ乾燥を受け入れる施設の内容についての説明などがありました。

これまで、仙台普及センター管内でもたまねぎ栽培は、仙台東部の土地利用型法人による機械化体系の取組や中山間地域の高収益作物として試験的に導入した経緯がありますが、乾腐病の発生や排水対策、雑草等の問題などで定着が難しい状況となっています。仙台普及センター管内で定着しなかった原因と対策などを再確認しながら、定着が図れるのか検討してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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農業講座「花苗寄せ植え体験」を開催しました

2023年07月10日 11時30分55秒 | ②新たな担い手の確保・育成

6月14日に、柴田町立槻木中学校で花苗の寄せ植え体験を行う農業講座を開催しました。

本講座は、地域の農業者と交流し地域農業の魅力に触れる機会を通して、将来の職業を主体的に選択することができる基盤をつくることや、地域の一員として地域の発展に貢献する人材を育成することを目的に開催しました。

はじめに、県担当者から講座の目的や管内の花き生産について説明した後、川崎町で花壇苗を生産している佐藤重喜氏が、JRC委員会の生徒18名にマリーゴールドやニチニチソウなどの花苗の寄せ植え指導を行いました。

生徒は植え付けの深さや土の量について説明を受けながら、プランターにそれぞれが選んだ苗を植え付け、講師のチェックを受けて完成しました。

最後に佐藤氏から,花を長く咲かせることができるよう、今後の管理の仕方についての説明がありました。プランターは学校の玄関口付近に設置され、初夏から秋まで生徒や来校者の目を楽しませます。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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