宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

若手果樹生産者向け研修の第3回目を開催しました

2023年07月28日 14時57分39秒 | ②新たな担い手の確保・育成

今年度、大河原農業改良普及センターでは、若手の果樹生産者や果樹での新規就農希望者を対象に、栽培技術向上と交流を目的に年5回程度の研修会を企画しています。

今回、第3回目として7月25日に「下草管理に関する研修会」をテーマに蔵王町で開催しました。宮城県農業・園芸総合研究所の駒形氏からは「下草の高刈り管理による天敵温存」について講演を、和同産業株式会社の高橋氏からは「ロボット草刈機」の実演をしていただき、害虫防除や草刈りの省力化について学びました。参加した6名の中には実際に害虫防除で苦労している方もおり様々な質問がなされ、実演ではロボットの除草をとても興味深く見ながら、活用方法や性能などを確認していました。

今後も有意義な内容の研修会を企画し、若手果樹生産者等には継続的な参加を呼びかけ、地域の技術栽培向上や交流を図り、仙南の果樹を盛り上げていきます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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若手果樹生産者向け研修会の第2回目開催しました!

2023年07月28日 14時55分58秒 | ②新たな担い手の確保・育成

今年度、大河原農業改良普及センターでは、若手の果樹生産者や果樹での新規就農希望者を対象に年5回程度研修会を企画しています。目的は、基礎的な栽培技術や知識の向上を図ることですが、同時に互いに交流する場を設ける事で点在している対象者をつなぎ、県内でも有数の果樹産地の活性化につなげる事を期待しています。

第2回目は6月30日に、「農薬の使い方」をテーマに研修会を開催し、9名の参加がありました。(公社)緑の安全推進協会より講師を招き、農薬の種類や薬剤抵抗性などの基礎的な事柄について学びました。また、普及センター職員から「果樹病害虫防除暦の読み方」の講義も行いました。参加者からは農薬の基本について改めて専門家から教わり、良い機会になったとの感想が聞かれました。今回の研修会後半では、参加者の交流が盛んになり、今後の展開が期待されます。

今後も有意義な内容の研修会を企画し、若手果樹生産者等には継続的な参加を呼びかけていきます。

 

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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令和5年度栗原市農業女性のつどいを開催しました

2023年07月28日 09時32分56秒 | ②新たな担い手の確保・育成



 令和5年7月25日(火)に、県栗原合同庁舎会議室で、令和5年度くりはら女性農業者キャリアアップ講座「栗原市農業女性のつどい」が開催され、35人が参加しました。
 本講座は、農業でイチゴを作りながらマジシャンとして活躍し、その活動をイチゴの販売にもつなげている渡邊一弘氏を講師に招き、御講演をいただきました。講演では、「イチゴ農家もう一つの顔」と題して、農業とマジシャンを両立する方法や、マジシャンになったきっかけ等をお話ししていただきました。その後に、マジックも披露いただき、参加者からは歓声が上がっていました。
 参加者からは、「農家とマジックの両立で人生を楽しんでいる姿に感動した。」、「もう一つの顔もなりわいにしている事に今の生き方なのかなと感じた。」等の声が聞かれました。
 普及センターでは、今後も研修会等を通じ、女性農業者の資質向上やネットワークの形成を支援していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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長面地区にてプロジェクト課題の水稲の現地検討会を開催しました。

2023年07月28日 08時38分16秒 | ⑨大規模自然災害等からの復旧・復興

 令和5年7月25日に当普及センターのプロジェクト課題で取り組んでいる「長面地区における大規模土地利用型経営体の持続的な水田農業の実現」に係る現地検討会を開催しました。本検討会にはプロジェクトの対象である(株)宮城リスタ大川、(農)みのり、(株)ゆいっこの3法人、石巻市河北総合支所、北上川沿岸土地改良区、JAいしのまき、東部地方振興事務所農業農村整備部、当普及センターから27人が参加しました。

 本プロジェクト課題は東日本大震災による津波で被災した長面地区において、堆肥施用による土づくりと、効率的な施肥技術(堆肥および速効性と緩効性肥料成分の組み合わせ)により、飼料用米の収量向上やWCS稲の生育により経営の安定を図ることを目標にしています。本検討会では堆肥施用実証ほ場を巡回し、草丈や茎数、葉色などから順調な生育であることを確認しました。本検討会では堆肥の供給状況や企業により試験的に設置された水管理システム、昨年度に施工したカットブレーカーによる排水対策等、地域の課題について意見交換が行われました。

 当普及センターは、これからも大規模土地利用型経営体の経営安定を目指し、東日本大震災からの復興を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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