宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米迫稲作経営部会の中間検討会が開催されました。

2023年07月20日 16時28分55秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年7月7日に、JAみやぎ登米迫稲作経営部会の中間検討会が開催され、生産者及び農薬・肥料メーカーの担当者等約10人が参加しました。

 部会では、肥料の脱プラスチックを目的に、ウレアホルム肥料、硫黄コーティング肥料、有機一発肥料(プラスチックのコーティングではなく、微生物で分解されて肥効が出る緩効性肥料)等の検証を行っています。

 今回は試験肥料を施用した7筆を巡回し、これまでの栽培履歴やほ場の状態を確認するとともに、葉色と幼穂長の測定を行って追肥の要否と時期について検討を行いました。

 いずれのほ場も著しい葉色の低下は見られず、順調な生育でした。部会では今後の葉色の推移を注視し、来年以降も継続して脱プラスチック対策肥料を使っていけるかどうか検討する予定です。

 普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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なかだ転作集団部会の現地検討会が開催されました

2023年07月20日 16時26分20秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年7月7日に、なかだ転作集団部会の現地検討会が開催され、生産者19人が参加しました。

 はじめに石森地区の農業法人を訪問し、園芸の取組について話を聞いた後、水稲乾田直播ほ場を6か所巡回し、これまでの管理状況についての情報交換と生育状況の確認、今後の管理について検討を行いました。

 中田町の乾田直播は、大豆やばれいしょ等転作作物の後に播種を行う事例が多く、肥培管理が難しいのですが、すべてのほ場で上手く管理されており、水稲の生育は非常に順調でした。

 梅雨の晴れ間でかなりの猛暑となりましたが、参加した生産者の間では盛んに情報交換が行われ、有意義な現地検討となりました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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新商品のパッケージデザインの検討を行いました。

2023年07月20日 12時44分26秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町では以前から地域おこし協力隊※を募集しており、これまで多くの隊員を受け入れています。3年間の任期終了後は地域に定着し、それぞれの分野で活躍されていますが、このうちの8人が農業や地場産品を使った商品開発などによる加美町の活性化を目的とした組織「プラビラボ」を結成し活動しています。プラビとは加美の加(プラス +)と美(beauty)を意味しています。

 普及センターでは、今年度から加美町の中山間地域の活性化に向けたプロジェクト活動を展開していますが、その一環としてプラビラボと協力して加美町の特産品づくりや中山間地域の活性化に取り組むこととしています。特に今年度は、加美町産の農産物を原料とした加工品の試作、販売を行うこととしており、4月以降その内容について検討を行ってきました。

 加工品の製造は、地域の特産品開発や農産物生産を行っている株式会社リロカリコクリ(代表取締役がプラビラボのメンバー)が行い、原料にはプラビラボのメンバーが生産した野菜等を使用することで計画が進んでいます。

今回の打合せでは、パッケージデザインについて宮城県産業技術総合センターの職員から専門的なアドバイスをいただき、イメージカラーを作成できるソフトで加美町を代表する風景の写真などからテーマカラーを決定し、それをもとにパッケージを作成することになりました。新たに開発された加工品はこの秋(11月頃)にやくらい土産センターの直売所で販売される予定です。

普及センターでは、今後もプラビラボのメンバーと協力し、加美町の中山間地域の活性化に向けた活動を展開していきます。

※:地域おこし協力隊とは、都市地域から移住してきた人等が地方自治体から役割を任され、地域づくりの担い手となる制度で、およそ3年間の任期の後は、受入自治体のサポートも得ながら、その地域への定住・定着を目指す取組です。

 活動内容は、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、楽器の作成、地域住民の生活支援など多岐にわたっています。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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農業簿記勉強会が開催されました

2023年07月20日 11時14分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年6月6日から6月27日までの期間に計4回、角田市農業振興公社及び角田市会議室を会場に、角田市農業青色申告会主催の農業簿記勉強会が開催されました。当普及センター職員を講師とし、受講生10名で行われました。

 初めて簿記に取組む方から長年青色申告をしている方までと受講生は様々ですが、質問も多く大変熱心に取り組んでいました。

 受講生からは「農業簿記の仕組みを再確認できた」等といった声が聞かれました。

 当普及センターでは、今後も先進的経営体の経営安定化及び高度化に向けて支援を続けていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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登米市4Hクラブが販売会を行いました!

2023年07月20日 08時45分00秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年7月7日に宮城県登米合同庁舎で登米市4Hクラブが、「耕作放棄地プロジェクト」で栽培した新たまねぎとばれいしょの2品目を販売しました。

「耕作放棄地プロジェクト」は、登米市4Hクラブの有志5人が集まり、米山町の耕作放棄地約5aを活用し、主に露地野菜を作付けしています。今年は、たまねぎ、ばれいしょ、えだまめの3品目を栽培しています。

 プロジェクトに参画しているクラブ員5人は施設野菜、花き、畜産、土地利用型などクラブ員自身の営農形態は様々ですが、時間の合間を活用してプロジェクトの作業計画を立てながら、現在はえだまめの収穫に向けて精力的に活動しています。

 当普及センターは今後も登米市4Hクラブの活動を支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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令和5年度栗っこズッキーニ抑制栽培講習会が開催されました!

2023年07月20日 08時30分56秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年7月7日、栗原市志波姫においてJA新みやぎ栗っこズッキーニ部会の抑制栽培講習会が開催され、生産者18名が参加しました。

 はじめに、栗っこズッキーニの主力品種を提供する株式会社神田育種農場の小田課長から、抑制作型における栽培管理について解説いただきました。特に、抑制作型は徒長しやすいため、潅水量や温度管理を徹底するよう呼びかけがありました。

 普及センターからは病害虫防除について説明しました。抑制作型において特に問題となるアブラムシ類や軟腐細菌病について、原因と対策を具体に挙げて説明しました。

 加えて、有限会社兵藤種苗商事より、適正な潅水量について植物体の実際の様子を例に出しながら説明いただきました。

 講演後の意見交換では、前作の課題について生産者が活発に発言する様子がみられました。普及センターでは、栗っこズッキーニの生産拡大に向けて、引き続き支援していきます。

 

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


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