宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が開催されました

2023年07月26日 16時28分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が令和5年7月22日に開催され、普及センターが運営支援を行いました。

 参加した16家族36人の親子は、名取市内のほ場で旬を迎えた「とうもろこし」、「オクラ」、「トマト」の夏野菜収穫を楽しみ、講師を務めた生産者から栽培の苦労や野菜の美味しい食べ方などを学びました。

 トマト収穫では、その場で中玉トマトを食べることができ、「普段はトマトが苦手だけど、このトマトは甘くて、とってもジューシー。美味しくて何個でも食べられる」と子供達は口いっぱいに頬張りながら、旬の味を満喫していました。

 移動のバスの中では、事務局から出題された野菜クイズに子供達が元気に回答しており、楽しみながら野菜の勉強ができたようでした。また、事務局から毎月第3水曜日に市役所ロビーで開催される「産直ネットワークなとり」の紹介があり、地元の野菜について理解を深めた様子でした。

 普及センターでは、引き続き、名取市地域農産物等消費拡大推進協議会の活動と管内農産物の魅力発信を支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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令和5年度「だて正夢」「金のいぶき」地域栽培塾を開催しました。

2023年07月26日 13時09分41秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

令和5年7月12日(仙台会場)及び14日(黒川会場)に「だて正夢」、「金のいぶき」地域栽培塾を開催しました。

水稲品種「だて正夢」及び「金のいぶき」は、栽培マニュアルに基づく栽培管理の実践を徹底するため、生産者を登録制として高品質・良食味米生産に取り組んでいます。このため、仙台地方米づくり推進本部では令和元年から地域栽培塾を開催し、登録生産者の栽培技術の向上を支援しています。

仙台会場では「だて正夢」及び「金のいぶき」、黒川会場では「だて正夢」を対象に、普及センターから生育調査に基づく現在の生育状況及び品質基準達成に向けた追肥や高品質米生産に向けた病害虫防除等今後の栽培管理について説明しました。

現地の普及展示ほでは、耕種概要や現在の幼穂長、葉色等を確認しました。参加者は,自分の栽培ほ場との茎数、葉色の違いを比較しながら,今後の追肥時期、量について確認し、生産者同士の意見交換も活発に行われました。

今後とも普及センターでは「だて正夢」「金のいぶき」の品質向上、安定的な生産に向けて継続的に支援してまいります。


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「おんないん会」の野菜講習会が開催されました

2023年07月26日 08時47分56秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 7月11日、富谷市学校給食センター2F会議室で、富谷市の直売グループ「おんないん会」の野菜講習会が開催されました。

 地球温暖化の影響で、平均気温等の上昇や、ゲリラ豪雨・線状降水帯の発生による局地的な降雨により農作物の冠水・浸水被害も毎年のように発生しているため、ほ場の排水対策の徹底を図るとともに、ダイコン、ハクサイなどの秋播き野菜の播種時期を7~10日程度遅らせる提案や、大雨後の高温で発生が多い軟腐病対策も準備しておくよう助言しました。 

 また、野菜等の多品目栽培で苦労すると思われる農薬の選び方や使い方、器具の洗浄方法、農薬の保管方法など農薬危害防止についても話しましたが、十分みんなで注意しているとの事でしました。

 さらに、肥料高騰のおり、土壌分析もしばらく実施していない状況のなので、無駄のない施肥をするため数年に1回は土壌分析を実施するように助言しました。

 今後、果樹栽培の現地視察や会員のほ場での現地検討会等を開催する予定との事で、普及センターでも、引き続き防除や栽培管理支援を行い、野菜・果樹の安定生産を支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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美里地区生活研究クラブ連絡協議会が野菜栽培技術向上講座を開催しました。

2023年07月26日 08時05分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里地区生活研究クラブ連絡協議会(会員34人)は、農村の生活と農業生産に関する知識や技術の習得を目的とした研修会を行い、相互に資質向上を図っています。

 

 令和5年7月20日、株式会社渡辺採種場瀬峰研究農場を会場に、農産物直売所等への出荷・販売や農産加工の取り組みに役立てるとともに、家庭における季節の移り変わりに応じたバラエティー豊かな食生活に活用するため、高品質な野菜生産に関する栽培技術と近年開発された新しい野菜品種について学ぶ研修会を開催し、会員13人が参加しました。

 初めに、秋野菜のは種及び定植時期の目安とその理由などの栽培のポイントや、市場出荷・農産物直売所・自家消費のそれぞれの用途に適する品種等について講義を受けました。

 その後、研究ほ場に移動して、収穫終期の様々な春野菜ほ場と、は種作業が進められている秋野菜の育苗ハウス等の見学を行いました。会員からは、育苗時に使用する被覆資材の使用期間やかん水のタイミング、病害虫防除のポイントなどの様々な質問が出されました。

 

 

 普及センターでは、引き続き農山漁村のより良い生活や地域の活性化に向けた、女性農業者の活動支援を行っていきます。

 

                           

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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