宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

上区の農地・農業を守るために ~上区地域農用地利用改善組合設立総会開催~

2023年07月06日 17時53分03秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和5年6月30日にJAいしのまき矢本支店において、上区地域農用地利用改善組合設立総会が開催されました。

本組合は、農業生産構造の改革と地域農業の持続的な発展を目指し行われる農業基盤整備事業に伴い、農地の効率的かつ総合的な利用を図り、生産性の高い農業構造を実現するために設立されたものです。

総会は設立趣意書から組合規約、農用地利用規程等すべての議案が承認され、上区地域の農地と地域農業を今後も維持継続していくための検討の場が整いました。

総会終了後は、普及センターより、「上区の農地・農業を守るために」と題し、農地や地域農業を守り、発展させていくためには、地権者と担い手はいつでも相互の関心、理解、協力が不可欠であること、本日設立した農用地利用改善組合がその話し合いの場になることを改めて再確認して欲しいと説明しました。

今回の設立総会を踏まえ、今後も関係機関一体となって、上区地域の農業振興を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班

住 所:宮城県石巻市あゆみ野5丁目7番地

TEL:0225-95-7612/FAX:0225-95-2999

 


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四季なりいちごが宮城県気仙沼合同庁舎の地場産品直売会に出品されました。

2023年07月06日 14時55分48秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 当管内の(有)水山養殖場では、令和5年度から四季なりいちごの本格生産を開始しています。

 6月から収穫が始まり、6月23日開催された宮城県気仙沼合同庁舎の地場産品直売会で四季成りいちごを販売されました。今回の地場産品直売会は牡蠣や金華サバの炊き込みご飯セットなどの水産・農林産物も販売され、四季成りいちごは初出品ということもあり興味を持つお客さんが多くいらっしゃいました。

 販売された四季成りいちごは、しっかりした果肉、バランスの良い甘みと酸味があり、暑い夏にはさわやかな風味を楽しめます。当日は用意した99パックが完売し、大変好評でした。

 販売に携わった(有)水山養殖場の担当者は「地域の皆さんに四季成りいちごのPRができて良かった」と喜ばれていました。

 道の駅大谷海岸、JA直売所「菜果好」などでも販売していますので、ぜひ御賞味ください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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みやぎ農業未来塾の視察研修を開催しました

2023年07月06日 10時29分32秒 | ②新たな担い手の確保・育成

    管内の若手農業者を対象として、農業経営の資質向上と仲間づくりを目的に、令和5年6月28日みやぎ農業未来塾視察研修を開催しました。みやぎ農業未来塾では1~5年目までの新規就農者を対象に専門的な技術・知識の習得や経営能力向上のための講座を開催しています。今回の視察研修には、新規就農者、4Hクラブ員等13人が参加しました。

 最初に視察した農事組合法人仙台イーストカントリーでは、佐々木代表理事から、法人設立より東日本大震災を経た現在までの経過や、地域の農業・農産加工部門に対する思いについてお話をいただき、参加者に向けては、目標をしっかり持って、楽しんで農業に取り組んでほしいとのエールをいただきました。

 次に訪問した有限会社大郷グリーンファーマーズでは、西塚代表取締役から、野菜を直接消費者へ販売してきた経験で始まったJAS有機や県認証栽培の取組についてお話いただいたほか、地域内での未利用資源循環の取組等についても学ぶことができました。

 それぞれにこだわりのある経営を見て、参加者からは、大規模な経営を見て学ぶことが多かった、米の6次産業化に可能性を感じたなどの感想が聞かれ、有意義な視察研修となったようでした。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター       地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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宮城県農業士会総会及び宮城県農業士退任・認定式、農業士会研修会並びに仙台農業士会総会が開催されました

2023年07月06日 10時23分09秒 | ②新たな担い手の確保・育成

宮城県では、農政推進に対する意見やアドバイスを求めたり、農業の担い手

となる若い人材の育成にお力添えをいただくため、県内各地域の優れた農業経

営者を知事から農業士として認定させていただいております。

 令和5年6月6日(火)午前11時より仙台農業士会の令和5年度総会が開

催され、8名の会員が出席しました。

総会では令和4年度の活動報告、収支決算報告及び監査報告、続いて令和5

年度の活動計画案等が審議され、いずれも原案通り承認されました。

また、役員については、会長1名、副会長1名、会計1名、幹事4名、監事

2名が改選され、令和6年度までの2年間、仙台農業士会活動が新たな体制で

執り行われることになりました。

 午後には宮城県農業士会の退任・認定式、研修会、総会が開催され、15名

の農業士が退任し、新たに12名が農業士として認定されました。

この総会において仙台農業士会の会長が宮城県農業士会会長に選任され、今

後の県農業士会の牽引役として、大役を果たすこととなりました。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320


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令和5年度第1回JA仙台稲作部会協議会が開催されました

2023年07月06日 09時25分51秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和5年6月29日、JA仙台本店で「令和5年度第1回JA仙台稲作部会協議会」が開催され、各地区の稲作部会委員やJA仙台、全農、普及センターの職員が参加し、今年度の稲作への取組み方針や環境保全米への取組みについて意見が交わされました。

 普及センターからは、6月22日に発行した仙台稲作情報をもとに生育調査ほの現況や今後の栽培管理について説明しました。また、7月12日に仙台農業改良普及センター主催で開催する「だて正夢・金のいぶき地域栽培塾」、及び6月から実施している農薬危害防止運動について情報提供をしました。

 JA仙台では、環境保全米への取組みを一層推進していく方針で、参加者からは環境保全米の条件や栽培管理などについて活発な議論が行われました。

 普及センターでも「安全安心な農畜産物の供給支援」を行っており,環境にやさしい米づくりについて,JAと連携して支援していきます。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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階上いちご生産者の交流会を開催しました。

2023年07月06日 08時39分20秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 管内の一季成りいちごの採苗に向け,気仙沼いちご生産者の交流会を開催しました。講師は階上いちご復興生産組合の生産者が担当し、ベテラン生産者の視点から、病害虫防除や時期に応じたかん水量の調節などについてアドバイスをいただきました。

 参加された生産者からは病害防除や採苗後についての管理等の質疑や意見交換が行われ、交流が深まりました。

 今後は、育苗管理や、生育に合わせた追肥・防除作業等に合わせ、交流会を実施し、気仙沼いちごの支援をしてまいります。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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四季なりいちごの視察研修会を開催しました。

2023年07月06日 08時37分14秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 当管内の(有)水山養殖場では、令和5年度から四季なりいちごの本格生産を開始しています。

 将来的には、一季なりいちごと四季なりいちご計60aで、いちごを周年供給することを目指しています。

 普及センターでは、四季なりいちごの生産体系確立に向け、6月20日に、栗原市栗駒耕英の有限会社ファーム千葉を訪問し、取締役営業部長の千葉雄喜氏より、収量・品質の安定化に向けた栽培技術、収穫・調製の流れなどの作業管理、規格の分け方や販売方法等の経営管理について説明を受けるとともに、施設見学を行う研修会を開催しました。

 参加した(有)水山養殖場の畠山専務は、収穫調製や販路の開拓などについて活発な意見交換が行われ、栗原と気仙沼の気候の違いを考慮しつつ、知見を取り入れていきたいとの感想が聞かれました。

 今後も安定生産体制の確立に向け、引き続き栽培支援を行いながら、生産者同士の交流も促進していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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