令和5年6月15日木曜日、当普及センターでは道の駅「村田」で地域特産のとうもろこし「味来(みらい)」等の栽培講習会を開催し、生産者団体「村田ファーミーズ」の会員及び関係者合わせて25名が出席しました。
講習会では、とうもろこしの今後の栽培管理方法、生育適期の追肥及び倒伏防止のための土寄せ、主要病害虫と農薬使用時の注意点といった基本的な技術や、ハウスを使用することで秋まで収穫できる抑制栽培について説明を行いました。
講習会終了後は、村田町内のとうもろこしほ場へ移動し、施肥・農薬散布・収穫等の適期等をテーマとした現地検討会を開催しました。質疑応答では、品種特性や農薬の散布時期等について質問があり、生産者の方々の関心の高さが伺えました。生産者の方から「今回の講習会では、とうもろこし圃場も見学でき、防除の時期・肥料の使い方なども詳しく説明があり、とうもろこしの生産について基本の部分から勉強できて良かった。」との声も頂きました。
村田町の特産品であるとうもろこしの「味来(みらい)」は直売所で早い時間に売り切れてしまうほどの人気商品であり、生産の拡大が求められています。普及センターでは、今後も良質なとうもろこしの生産向上に向け、支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138