宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業用ドローンによる作業実演会を開催しました。

2023年07月14日 11時13分29秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 農業を効率化するスマート農業の普及に向け、7月5日に、気仙沼市本吉町の株式会社小峯興業のほ場を会場に、農業用ドローンの作業実演会を開催し、生産者や関係機関23名が参加しました。

 宮城県の「アグリテックアドバイザー派遣事業」を活用し、株式会社ケーエス、スカイ営業部の菅原課長をアドバイザーとして招き、令和5年4月に運用が開始されたRTK-GNSS基地局を活用したドローンの自動飛行について説明を受けるとともに、肥料といもち病対象の水田施用剤の散布作業を行いました。

 RTK-GNSSは従来のGNSSより高精度で、数㎝程度の誤差で高精度な作業が可能です。散布実演が行われると、参加者からは、驚きの声が上がるとともに、熱心に作業を見学されていました。

 自動飛行の場合も、安全確認のためのナビゲーターが必要なこと、散布する資材に応じ、機械の事前設定が必要なことなど、注意点はありますが、高精度な作業や効率化に向けて有効な技術です。

 RTK-GNSS基地局の利用は始まったばかりですが、スマート農業の普及に向け、今後も随時研修会、実演会を開催してまいりますので、御興味のある方はぜひ御参加ください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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第50回加美郡総合畜産共進会が開催されました。

2023年07月14日 08時47分13秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年7月4日(火)、旧大崎西部家畜市場を会場に「第50回加美郡総合畜産共進会」が開催され、加美郡内の畜産農家から、肉用牛雌牛延べ27頭が出品されました。出品牛は月齢や出産の有無等により5つの区に分かれて審査されました。審査の結果、最高位賞には、加美町の千葉康さんが第3区(経産)に出品した「うづき」号が選ばれました。

 今後、上位入賞牛は、本年9月に開催される令和5年度宮城県総合畜産共進会への出品を目指します。普及センターでは、関係機関とともに家畜共進会を通じて、家畜の遺伝的改良や飼養管理技術の向上に積極的に取り組む生産者を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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