宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ピーマンの出荷査定会と現地検討会が開催されました

2023年07月18日 16時10分51秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年7月7日に、ピーマンの出荷査定会と現地検討会が開かれ、JAみやぎ登米にピーマンを出荷する生産者13人が参加しました。

 初めに集出荷場で出荷査定会を行い、全農みやぎの担当者や市場関係者に確認をとりながら、品質や大きさの目合わせを行いました。また、袋づめの実演も行われ、袋詰め出荷を行う生産者から、詰め方や使用する道具の使い方などについて説明がありました。

 その後行われた現地検討では、普及センターから剪枝の方法や今後注意が必要な病害虫について、実演を交えながら説明を行いました。参加した生産者からは、「管理不足がわかったので、帰ったらさっそくやってみたい。」といった声が聞かれました。

 普及センターでは、今後もピーマンの生産性向上と安定生産に向けた支援を行って参ります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年度JA新みやぎみどりの畜産共進会が開催されました

2023年07月18日 16時06分21秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年7月3日(月)に、みやぎ総合家畜市場(美里町)において、JA新みやぎみどりの畜産共進会が開催されました。

 本共進会では、3つの出品区(若雌の1、若雌の2、経産牛)に黒毛和牛21頭が出品されました。

 出品牛は、発育良好で、体積感や皮膚のゆとり、乳徴が優れたものが多く、出品者の飼養技術の高さが窺えました。

 各出品区の最優秀賞牛と出品者は次のとおりです。

  第1区(若雌の1) はつみ号  出品者:後上孝行氏(大崎市田尻)

  第2区(若雌の2) もも号   出品者:相澤まゆみ氏(大崎市田尻)

  第3区(経産牛)  たかふく号 出品者:氏家邦佳氏(大崎市田尻)

 

 本共進会の上位入賞牛は、みどりの地域の代表として「宮城県総合畜産共進会」(9月8日~9日開催)への出品を予定しており、上位入賞が期待されます。

 

審査のようす

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼの生き物観察会が開催されました

2023年07月18日 11時40分54秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和5年7月11日、南三陸町入谷新童子下集落の主催による「田んぼの生き物調査」が、南三陸町立入谷小学校3・4年生児童16名を対象に開催されました。これは、中山間地域等直接支払制度の取組の一つとして毎年開催され、管内市町、JA、県関係機関等で構成する南三陸米地産地消推進協議会が協賛しているものです。                

 児童はタモ網を持って水田や用水路に向かい、カエル、イモリ、ガムシ、ゲンゴロウなどを見つけては歓声を上げ、友達同士で見せ合ったりしていました。その後、生き物調査の講師から、採集した生き物の名前、見分ける際の特徴、生息域などの説明を聞いて理解を深め、自分が採集した生き物の名前と数をノートに記していました。              

 調査の終了後は、集落が用意した南三陸米を使ったおにぎりをいただきました。「おいしい」と喜ぶ児童もおり、顔の表情からも南三陸米のおいしさが伝わってきました。   

 4年生の児童から「去年よりも多くの生き物を採集できて、自然が豊かになっていると感じました。」といった感想が聞かれ、自分たちが住む地域の自然の豊かさを再発見する機会となりました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA古川子実用とうもろこしアワノメイガ防除実演会が開催されました。

2023年07月18日 09時01分49秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 JA古川では、令和5年度102haで子実用とうもろこしの栽培に取り組んでおり、7月5日には、アワノメイガ防除の実演会が開催されました。

 アワノメイガは子実用とうもろこしの重要害虫であり、幼虫が稈や雌穂等を食害し、収量の減少やかび毒の発生を引き起こします。昨年度は有効な登録農薬がなく、全てのほ場でアワノメイガが発生し、防除が課題となっていました。実演会では、今年5月から子実用とうもろこしに使用できるようになった殺虫剤をドローンや無人ヘリを用いて散布しました。生産者や関係機関からは安定生産に向けて、期待の声が上がりました。

 普及センターでは、子実用とうもろこしの安定生産に向けて、関係機関と連携し、引き続き技術支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする