栗原農業改良普及センターでは,令和3年6月25日及び30日に栗原市内の2つの水稲採種組合(一迫水稲採種組合,金成末野水稲採種組合)を対象とした種子生産ほ場の現地巡回を行いました。
県主要農作物種子条例において,水稲種子生産者は,出穂期と糊熟期の計2回の「ほ場審査」を受けなければならないことになっています。普及センターでは,ほ場審査に先立ち,種子生産ほ場1筆ごとに,種子生産の内容を示す旗の設置状況,生育状況,異株,雑草,病害虫の発生の有無などを,種子生産者及び関係者とともに確認しました。
管内の令和3年度の水稲種子生産状況は,ひとめぼれ,ササニシキ,つや姫など6品種,計143ヘクタールが作付けされています。普及センターでは,今後も「ほ場審査」等を通じて,優良種子の安定供給が図られるよう支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144