宮城の農業普及現地活動情報

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有限会社耕佑が先進地視察研修を開催しました

2011年06月21日 11時02分05秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  有限会社耕佑(代表取締役山村喜久夫氏)は,栗原市一迫地区において水耕栽培のサラダ菜やサンチュ生産に取り組む農業法人です。
  毎年社員教育の一環として先進地視察研修を開催していますが,今年は6月14日(火)に社員22名で市内と登米市の三つの農業法人を視察しました。
  最初は栗原市内でしいたけ栽培に取り組む農事組合法人水鳥を訪問しました。ここでは菌床から始まるしいたけの出荷先ごとに包装を変える製造工程を見学するとともに,経営理念,公平が求められる従業員待遇等について説明を受けました。
  次に登米市迫地区で食肉加工,レストラン,農家直売所を経営する有限会社伊豆沼農産を訪問しました。代表取締役から会社の歴史や経営理念について説明を受けるとともに,地域資源を有効活用することや商品に付加価値を付けること,ターゲットを絞った販売に努めることの重要性を学びました。
 最後に登米市東和地区で養鶏を営む縄文ファームを訪問しました。地鶏・シャモ・アローカナ等を放し飼いにして卵・肉・加工品(プリン)を生産・製造する農場です。代表からは付加価値の高い商品の生産販売にこだわっていることや,鶏ふんで鶏のえさとなる野菜作りを行うという循環型農業を実践していることなどについて説明を受けました。
  研修内容はかなり難しい部分もあり,社員全員が熱心に説明に聞き入る姿が大変印象に残りました。

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