宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

鳴瀬地区水稲乾田直播・大豆現地検討会が開催されました。

2021年09月06日 17時45分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 8月31日(火),東松島市鳴瀬地区で水稲乾田直播と大豆の現地検討会が開催され,生産者やJA担当者,資材メーカー担当者の合わせて約20名が参加しました。普及センターから,玄米品質維持のための適期刈取や大豆の外観品質維持のための紫斑病の適期防除について説明し,メーカーからは追肥作業を省略できる大豆用一発肥料,難防除雑草に効果がある除草剤について説明がありました。生産者は熱心に生育状況を確認し,今後の管理や来年産に向けて意見交換が活発に行われました。普及センターでは今後も,水稲や大豆の安定生産・品質向上を支援していきます。


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大豆種子生産ほ場の第1期ほ場審査を行いました

2021年09月06日 15時39分12秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

   令和3年8月25日に大豆特定種子生産ほ第1期ほ場審査(開花期)を実施しました。

   亘理管内では,名取市の1法人でミヤギシロメの種子を9haで生産しています。 

   県は「主要農作物種子条例」に基づき,「ほ場審査」と「生産物審査」を行っています。

   種子生産ほ場から収穫された種子は県内の農家に供給され,翌年の大豆生産に使われるため,大豆種子の基準は,種子伝染性の病虫害種子を含まないこと,発芽率80%以上などと厳しく定められています。

  今回の審査では,生育良好で,かつ,適切に管理されており,全ほ場合格となりました。

  普及センターでは,引き続き第2期「ほ場審査」(成熟期)及び「生産物審査」を実施し,優良種子の安定供給が図られるよう支援してまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2021年09月03日 14時38分32秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和3年8月27日に,第1回亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。

この検討会は,関係機関(市町,農協)や商工団体,農業者などの外部評価委員に対して,今年度の活動計画やこれまでの取組状況等について説明し,計画の妥当性や活動手法などについての評価や課題解決に向けた助言を頂くため,毎年2回開催しています。

今回は,新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の発令を受け,当初予定していた現地視察を中止し,感染症対策を徹底しながら時間を短縮して実施しました。

検討会では,令和3年度普及指導計画の概要を説明し,重点的に支援している活動(プロジェクト課題)の前半の活動状況について報告しました。新規課題の「新たな取組の定着による持続可能なカーネーション産地の実現」については,パワーポイントによるプレゼンテーションと産地表示の現物を使用しながら,これまでの取組状況や今後の計画などについて説明しました。

委員からは,亘理地域の特性と課題を的確に捉えた支援が行われており,農業者との連携も密に取られているといった評価をいただくとともに,活動の成果をより多くの農家に普及・浸透されることを期待するといった意見をいただきました。

今後は,これらの意見を参考にしながら,今年度後半の支援活動に取り組んでまいります。

 
   

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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子実用とうもろこしの生産拡大に向けた現地試験打合せを行いました。

2021年09月02日 17時31分03秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

涌谷町では,省力化にもつながる子実用とうもろこしを,今後の水田転作作物の選択肢の一つとして捉えており,取組みを推進する意向を持っていました。

 普及センターから畜産農家に子実用とうもろこし生産について紹介したところ興味を持った生産者2戸(個人と法人)から試作してみたい旨の意向がありました。

 また,畜産試験場において,現地栽培試験に取組む意向のある経営体を探していたことからマッチングし,8月10日に涌谷営農センターにおいて,子実用とうもろこしの現地試験の打合せを行いました。

 その結果,令和4年度は,栽培試験を進めることになり,最大で5haのほ場を確保して実施することとしました。

今後は,東松島市の先行事例視察,試験打合せを重ねるとともに,将来的な作付け拡大に向けて,販売先の確保を進めて行きます。

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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抑制きゅうり現地検討会が開催されました。

2021年09月02日 16時52分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年8月26日にJA名取岩沼ハウスきゅうり部会の抑制栽培の現地検討会が行われました。現地検討会には,7名の部会員のほか,JA名取岩沼の担当者,種苗会社,普及センター等が参加し,生産者6名のほ場を巡回して,生育状況等や今後の管理について検討を行いました。

 定植は7月20日~28日の間に実施され,現在は収穫が始まっています。定植期の高温やお盆の曇天・低温により樹勢の弱いほ場もありましたが,生育は概ね順調でした。今作から導入された品種もあり,生産者は盛んに意見交換をしていました。

 普及センターからは,きゅうりで使用可能な農薬の一覧を配布し,殺菌剤ごとの耐性菌発生リスクについて説明しました。

 普及センターでは引き続き,巡回等を通して,きゅうりの栽培技術支援を行っていきます。

写真:現地検討会の様子

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JA新みやぎあさひなりんご部会第2回現地検討会が開催されました

2021年09月02日 10時21分56秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA新みやぎあさひなりんご部会の今年2回目となる現地検討会が8月24日に開催され,部会員5名が参加しました。
 早生種の収穫が間もなく始まることから,各園地を巡回し,4月の低温による凍霜害の影響が最終的にどの程度になるか,収穫のタイミングがいつになるのかなどを確認し合いました。凍霜害の影響により,着果量不足のほかにさび果や乱形果も多く発生し,出荷量としては例年の7割から5割程度になるものと見込んでおり,販売方法について一工夫が必要との認識でした。収穫については,着色も進んでおり収穫適期を迎えていることが確認されました。一方で,一部の園地で病害虫の発生が見られたことから,中生種や晩生種に対する最終防除について指導しました。さらに,日焼け果対策技術や果樹共済・収入保険制度に関する情報提供も行いました。
 参加者同士で各園地の状況を確認しながら意見交換が行われ,凍霜害の影響による減収に落胆する声も聞かれましたが「美味しいりんごを待ち望んでいる消費者に届ける」との思いを新たに,これからの収穫,栽培管理に奮起する姿勢が伺われました。
 普及センターでは今後も情報提供や技術指導を行い,美味しいりんごの安定生産と災害に強い経営を支援していきます。

〈連絡先〉宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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法人設立を目指して集落説明会を開催

2021年09月01日 10時29分44秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

 令和3年8月24日(火)に栗原市の福岡老人憩いの家で福岡営農組合の法人化に向けた集落説明会が開催されました。福岡営農組合は,平成19年に設立し,水稲39ha,大豆22haを栽培する集落営農組合で,令和2年6月に法人設立準備委員会を立ち上げ,関係機関や農業経営相談所の支援を受けながら法人化へ向けた話し合いを重ねてきました。当日は,法人設立を提案するに至った経過や事業目論見書を準備委員会の委員長が地区の農業者に説明し,法人への参加を呼びかけました。法人化は,平成31年1月に営農組合が策定した集落の将来ビジョン「こんな『ふくおか』を目指して」の実現を図るもので,全員参加による農事組合法人の設立を目指しています。新型コロナ感染防止対策を徹底して行われた説明会には,21名(営農組合の構成員51戸)の農業者が参加し,事業内容について熱心な質疑が交わされました。今後は発起人が個別に訪問して設立同意書をとりまとめ,設立総会の開催や法人設立の手続きが進められる予定です。
 普及センターでは関係機関と連携して法人設立と経営の早期安定を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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南郷高校2年生を対象とした「みやぎ農業未来塾」を開催しました

2021年09月01日 10時01分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里農業改良普及センターでは,農業高校の生徒が在学中に地域農業への理解を深めることで進路選択の一助となるよう,南郷高校担当教諭とよく相談,企画調整し,2年生を対象とした「みやぎ農業未来塾」として,管内の特徴的な経営を行う2つの経営体を視察しました。
 1カ所目は,大崎市鹿島台地区でトマトときく,ほうれんそう,水稲の複合経営を行う有限会社マルセンファームを視察しました。
 千葉卓也代表取締役から,収益性を上げるため,かん水を制限し糖度の高いトマトを生産することで差別化を図っていると説明がありました。生徒からは,高校でトマト栽培に取り組んでいることもあり,病害虫防除について質問が出されました。
 2カ所目は大崎市田尻地区で新規就農し,地域で初めて宮城型簡易養液栽培を導入し,水稲育苗後のパイプハウスでトマトの養液土耕栽培に取り組んでいる佐藤陽輝氏を訪問しました。
 佐藤陽輝氏からは,新規就農までの経過や現在の経営について説明があり,新規就農して2年が経過して病害虫防除などで苦労することもあるが,全て自分の責任で行うのでやりがいがある,といった話がされました。生徒から,使用している培土について質問があり,培土を実際に手に取って感触を確かめたりしました。
 普及センターでは今後も管内の農業高校と連携を図り,農業の担い手確保に向けた取組
を行ってまいります。

 

   

 

<連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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「美里町北浦梨フェア2021」開催中

2021年09月01日 09時10分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

今年も「美里町北浦梨フェア」が令和3年8月28日土曜日から開催されています。
美里町内18店舗で北浦梨を販売するほか、スタンプを3つ集めて応募すると抽選で美里町の特産品が当たるスタンプラリーが行われています。秋の訪れを感じる味わいを、ぜひお楽しみください。

お買い物される際は、マスクの着用等感染症対策にご協力ください。
なお,今年は,春季の凍霜害により,例年より果実の収穫量が少なくなる見込みです。そのため,各販売店では,収穫した果実がなくなり次第閉店となりますので,ご了承ください。

【開催期間】令和3年8月28日土曜日から9月26日日曜日まで
【開催場所】美里町内の北浦梨販売店

詳細は,「美里町北浦梨フェア2021」ウェブページをご覧ください。
https://www.town.misato.miyagi.jp/12kanko/2021-0823-1321-7.html


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