宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業大学校1年生の先進農業体験学習が終わりました

2023年10月10日 13時40分06秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 10月6日に大河原合同庁舎で、農業大学校が主催する先進農業体験学習の終了式が開催されました。大河原管内では農業大学校の1年生2名が33日間、先進的な農業経営を実践する農業者のもとで、生産技術や経営管理を研修しました。

 学生からは「出荷作業などを通し、消費者を身近に感じるようになった。農家の責任感を実感し、農業に携わりたいという想いがより強くなった。」などの感想が述べられ、受け入れた農家からは「言われたことだけでなくその先を考えて動いてくれたので、引き続き働いてもらいたいくらいだ。」とねぎらいの言葉がかけられました。

 普及センターでは、今回の経験が就農や関係業種への就職等将来における指針に繋がるものと期待しています。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

TEL:0224-53-3591 FAX:0224-53-3138


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令和6年産いちご苗定植状況の確認

2023年10月10日 09時46分35秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 宮城県では、いちごを重点振興品目に位置づけ生産振興を図っており、現在仙台管内では、主に観光農園としていちご生産に取組む法人を中心に面積が拡大し、現在はおよそ1.5haとなっています。普及センターでは、これらの生産法人に対して、作期を通した安定的ないちごの供給が行われるよう、月に数回定期巡回を行い、育苗、病害虫防除、養液管理および温度管理等に関する技術支援を行っています。

 9月中旬の巡回では、令和6年産いちごの定植状況について確認を行いました。8月の高温の影響により、苗のチップバーンや、ハダニの多発生、花芽分化時期の遅れ等が懸念されていましたが、定植作業は例年と同様の時期に順調に進められ、その後も良好に生育しています。

 普及センターでは、今後も定期的に巡回を行い、高品質安定生産に向けて、防除等に関する技術支援を行っていきます。

 

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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新規就農者のサポート巡回を実施しました

2023年10月10日 08時34分03秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 農業次世代人材投資事業(経営開始型)の交付対象者となっている認定新規就農者を対象に、9月21日、22日に登米市、農業委員会、JAと連携してサポート巡回を行いました。

 今回は、野菜の4経営体5人と畜産(繁殖)の1経営体2人を対象に巡回し、就農計画の達成状況や、今年度の営農状況について確認し、今後の営農に向けた意見交換・営農指導を行いました。農業資材や飼料の価格高騰、子牛市場相場の下落に加え、夏場の異常高温もあり、思いどおりに営農ができない状況の中、それぞれの計画達成に向けていろいろと工夫しながら農作業に励んでいる様子でした。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携しながら、地域の担い手の確保・育成に努めていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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みやぎ農業未来塾「石巻地域の農業紹介講座」を開催しました。

2023年10月06日 16時20分55秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和5年9月21日に、令和5年度みやぎ農業未来塾「在学者コース~石巻地域の農業紹介講座」の第2回目を開催しました。

本講座は、高校生を対象に石巻地域農業の優良事例を紹介し、進路選択の参考と学習意欲の向上を図る目的で開催したものです。

今回は、石巻北高校食農系列2年生15人を対象に、石巻地域の施設園芸型農業法人の取組紹介として、石巻市の有限会社サントマト石巻を訪問し、同社代表取締役から大型園芸施設での栽培の様子や自社ブランドの高糖度トマトの販売戦略等について説明を受けました。

生徒らは1haのハウス内の広さやトマトの本数の多さに驚き、養液栽培システムや害虫を捕殺する黄色の粘着シートなど、初めてみる大規模トマト栽培に興味を示し、熱心にメモをとる姿が見られました。

当普及センターでは、本県農業を担う若手農業者へ、引き続き支援を行います。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班

  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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地域園芸産出額37億円目指して!第二回園芸特産振興会議を開催!

2023年10月06日 15時24分56秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月26日に石巻合同庁舎で「第二回園芸特産振興会議」をJAいしのまきや石巻市、東松島市など関係機関の担当者を参集し、開催しました。

 本会議は、石巻地域の園芸の取組の拡大を目指すもので、年4回開催しています。

 今回は、土地利用型園芸品目であるばれいしょやさつまいもの作付けの拡大、たまねぎの直播栽培の取組など園芸振興の新たな動きや普及センターのプロジェクト課題の紹介、いちごや小ねぎ産地の担い手支援の状況などの情報を共有しました。

 そのほか、担い手の高齢化や減少、近年の資材等価格の高騰や今夏の高温による園芸作物の減収など、現場で山積する問題や課題を共有し、解決に向けた取組を今後検討していきます。

 普及センターでは、地域園芸産出額37億円を目指して、JAいしのまきや石巻市、東松島市等と連携して、園芸産地の拡大に取り組んでまいります。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999


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令和5年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されました

2023年10月06日 12時42分46秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年9月8日~9日に、(一社)宮城県畜産協会主催による「令和5年度宮城県総合畜産共進会【肉用牛の部】」が,美里町のみやぎ総合家畜市場で開催されました。県内各地の地区予選を勝ち抜いて選ばれた地区代表牛63頭が出場し、発育や体のボリューム、骨格の強さ、和牛としての品位等についての審査が行われました。石巻地区からは、6月30日の令和5年石巻地域肉用牛共進会で選ばれた8頭が出品されました。

 各地区の代表ということもあり、発育良好で体も大きいものが多く、宮城県の和牛改良が進んでいることがうかがえるハイレベルな審査となりました。

 今回は残念ながら石巻地区の代表牛は惜しくも入賞を逃しましたが、来年度に向けて和牛改良組合やJA、関係機関が一体となって、和牛改良に取り組んでいきます。 


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さつまいもの収穫作業が行われました

2023年10月06日 08時36分06秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市本吉町表山田・三段田地区では、ほ場整備後の農業の収益性向上を目指し、今年度、えだまめ(4.4a)とさつまいも(6.8a)の試験栽培に取り組みました。ほ場整備推進委員会ではさつまいもの収穫作業の実施日を令和5年10月1日と決め、地区の住民に協力を呼びかけたところ、15名が参加し、収穫作業に汗を流しました。

 当日は、委員会の事務局から収穫作業の流れが説明され、蔓を切る、マルチをはがす、掘り上げるといった一連の作業を手分けして行いました。また、普及センターも作業に参加し、さつまいもに傷をつけないために優しく扱うよう助言しました。

 掘り上げる作業では、「大きい」と感嘆の声、「(芋を)切ってしまった」と残念がる声が飛び交い、終始、賑やかに作業が行われました。さつまいもは大きいもので1㎏を超えるものもあり、大きさ毎に分別してコンテナに入れ、貯蔵場所に運搬して作業は終了しました。今後は、直売所を中心に販売していく予定になっています。

 販売終了後には委員会の役員とともに試験栽培の振り返りを行い、来年度に向けて検討を行います。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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トマト黄化葉巻病対策講習会を開催しました!

2023年10月05日 17時13分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月15日にJA石巻農業情報センターにてトマト栽培者を対象として、トマト黄化葉巻病対策講習会を開催しました。

 トマト黄化葉巻病は1966年に日本に侵入してから、西南暖地を中心に感染が拡大し、令和4年10月に宮城県内で初めて発生が確認された病害です。タバココナジラミの媒介のみで感染するウイルス病で栽培初期に感染すると収穫皆無となってしまう重要な病害です。

 「いれない」「ふやさない」「ださない」の3つのポイントにまとめ、タバココナジラミや病原をほ場にいれない、防除管理や残さの処理を徹底してタバココナジラミと病原を増やさない、栽培終了時も施設の蒸しこみ等を行い、出さないことを中心に講習を行いました。

 初期発生時の対応を素早くとらないと甚大な被害となってしまいますので、適切な防除管理の徹底を呼びかけました。

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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蔵王地区の里芋出荷が始まります!

2023年10月05日 11時51分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月29日、JAみやぎ仙南蔵王地区里芋部会(部会員15戸)の出荷目揃い会が開催されました。

 初めに全農みやぎと仙台あおば青果から今年の販売情勢について、それぞれの産地の生産状況と出荷額の説明がありました。また、JA及びあおば青果の担当者を中心に生産者が持ち込んだ里芋をサンプルに、出荷規格の確認を行いました。産地としての評価に繋げるため、出荷規格については今まで以上に遵守するように呼びかけました。生産者からは、選別基準についての質問や意見交換が行われ、産地発展に向けた意識の高まりを感じました。

 今年は平年より降雨が少なく、高温の影響で害虫の発生も多い中、生産者それぞれが管理作業に努力し、栽培を行ってきました。普及センターでは今後も関係機関と一体となり、生産拡大に向けて支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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令和5年産南三陸米の出荷が開始されました。

2023年10月04日 18時08分27秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年9月26日、「南三陸米」の新米出発式が行われ、生産者、市町、米穀販売業者、気仙沼地方振興事務所などの関係者が参集し、取組の継続を祝うとともに、今後のますますの発展を祈念しました。

 南三陸米は、米の地産地消を目的としたブランド米で、気仙沼市、南三陸町、登米市津山町で栽培されたひとめぼれ1等米を用いています。

 今年は、栽培期間をとおして高温で推移し、特に登熟期間の8月は記録的な暑さとなりましたが、農家の皆様の丁寧な栽培管理により、食感、香り、甘みなどの食味が大変優れた1等米となりました。

 南三陸米は、平成16年から取組が開始され、今年で20年目を迎える節目の年であり、地域の農業を支える重要な柱となっています。

 南三陸の秋の味覚の一つとして、ぜひ御賞味ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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