2019/11/03
サツマイモの収穫が終わったので、
残っていた夏野菜を一気に片づけました。
あっち、こっちに植えたマリーゴールドがまだまだきれいに咲いています。
マリーゴールドはキク科に属す植物で、
根から分泌する成分が土壌有害線虫(特にネグサレセンチュウ)に毒性を示し、
鋤込まなくても線虫防除効果が得られるそうです。
アフリカン種、アメリカン種、フレンチ種など多数の品種がありますが、
アフリカン種の一部の種を除き
ほとんどの品種が線虫の長期間抑制効果を示すそうです。
センチュウって?
非常に小さい虫で成幼虫ともウナギのような形をしていて、
体長は1mm弱で体色も透明に近いため肉眼での観察は不可能です。
ネコブセンチュウは分泌物で寄生部分の細胞をコブのように肥大させて、養分を吸収しながら繁殖します。
ネグサレセンチュウは寄生部分の細胞を変色腐敗させます。
多発生畑では生育不良となり、減収を伴う激しい被害になります。
うちの畑では7年前から
マリーゴールドでセンチュウ対策に本格的に取り組んでいます。
マリーゴールド混植の取り組みのきっかけ→こちら
*オクラ「ダビデの星」
長期収穫を支えた根っこです。
マリーゴールドのおかげで、きれいでしょう。
*ナス「筑陽」
*パプリカ
まだまだなっていましたが、撤収。
他に…
*キュウリ
*インゲンマメ
*ゴーヤ
みんな撤収、マルチもはがしました。
夏野菜は支柱栽培しているものが多く、大量の支柱を回収しました。
いつも置き場所に困るので、
新しい畑に引っ越してきたときに、棚を作りました。
長さ(210・180・150・120・90)別に置けて使い勝手がいいです。
いよいよ、タマネギ、イチゴ、エンドウマメ、ソラマメなどの畝の準備ができそうです。
ちょっと遅い?
温暖化で季節がずれているし、何とかなるさ。