もぐらもちの写真散歩

写真がメインの散歩日記です。古い写真も紹介します。

20231003 片瀬江島港の② 03 Vario-Sonnar T* 28-85mm

2023年11月12日 00時01分00秒 | ContaxVario-Sonnar28-85

24時間前、オタクの血が?という話しを書くつもりで、大学時代のこぼれ話に脱線。でした。趣味を始めるに当たって、狙いは世界一?で、始めるつもりだったのです。大学で始めたのが、カメラという話しなのです。ペトリと言う、不思議な一眼レフ。を手に入れて始まります。F-1..8 50mm標準。だけ。もっぱら、フジのISO-100SS だったかな。白黒。レンズの性能にもカメラの性能にも?本屋に行っては雑誌を読みあさる。同級生に言われましたね。何でも屋?写真部には入りません。あちらには、二人目の奇人が今したけど。

この絵、赤白の地衣酸灯台の漁港の入口方面をバックに街灯?にピントを。根元から鉄片まで綺麗にピントが合います。ペトリには無理ですね。キャノンのF4 シリーズ、24-105でも無理でしたね。ここまで平らに、平面をピントに出来たのは?ツァイス以外では、ニッコールの引き延ばし100mmれんずを蛇腹を利用してとったときぐらいかな。平面を平面に引き延ばす専用レンズ。その意味では凄い。一流ですね。其れを思い出しました。それにしても、街灯の一番上?なんとも偉そうに?退化処に止まる鳥には、その雰囲気。そして左下の船を見る?外国船?音読みを試みると、船名が「島吉丸?」日本の船でした?いわゆる「マル・シップ」少し残念?北欧のイメージがしたのだけど。

その後の絵の原寸切取り?何かが動いている?小舟?船外機が無い。小型ではあるけど、船内エンジンの小型漁船。おどろき?驚くほど平ら?穂絵の左下にも、カモメが浮いている。カモメかな?良く見れば、水面に鳥の影?そう言えば、白い灯台の影も?湾内の波の静かさが判る。昔からお金が無いので、虫眼鏡?レンズで隅から隅まで見る癖が付いた。おかげで、写真の勉強になった。

引いて、28mmで港全体を見れば。街灯の上にはカモメが止まり、右上には鳶が飛んでいる。仕事が終わっているかの様な。夜が明けたばかりの港だ。

ペトリは、大学の部活のために残してきた。以来カメラは小型を狙いゆっくり。オーディオも好き、車も好きだけど買えない。医学部学生達と内の大学で、試合があった。外車が多数並で、少し怒りが湧いた。自転車も、バイクも好きだが、お金が無いので、自転車で、外国製を買った。実は生協が安く売り出したフランス製。其れも大学の後輩に売った。福島を走り回ったので、体力が付いた。あさ郡山の南外れの村を出て、午前中の授業に出た?事もある。仙台の宮城教育大の学生寮まで遊びに走って行ったこともある。土湯温泉までは昇った。帰りの時は下りで、80km/hがでた?車の速度計が見えた。兎に角、密度の濃いと言うか?東京の友達は、年に二回、話のネタを求めて、遊びに来た。7年も居たしね。とは言え、自転車で世界一?競技の話しでは無い。一番自信のあったのは?雑学。百科事典では無く、雑学のデパート。原因は中学時代の先生の夏休みの宿題。あれだ。内の学校は僕らの頃は、共学と謳いながら、男子しかいなかった。変に有名で、普通の共学の中が学生は近づいてこない。公庫も同じで、近づいてこない。スパルタで有名。八枚のプリントなのだが、一行ずつがとんでもない。百人一首を全て憶えなさい。毎日。50ページ本を読みなさい。57種憶えて、学年で一番だったけど。全員一緒に怒られた。昔の旧制ナンバー中学並み。でも中一で、全員百人一首のグループ戦が出来る様になった。50ページもきつかった。40日間で、2000ページを超えるのだ。アダムスミスの「国富論」に挑戦したが、中身が難しいので無く、眠くなって、眠くなって困った。2700ぺーじまで、最後は駆け込み。学年の最高の人は、五千ページを超えて読んでいた。読みたい本を探す方が大変だった。学年全体に本を読む習慣が付いた。国語の宿題も凄い。俳句を100種。短歌を20首。これが宿題全体の数%。泣いた。変人、奇人を作る学校だと思った。


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