こんにちは、ITエンジニア科の小原です。
夏休みももうすぐ終わりです。皆さんはどこかに出かけましたか?
今年は職員研修で浅草演芸ホールにて寄席を聞いてきました。
(出展:http://www.asakusaengei.com/first/)
「金明竹」や「やかんなめ(癪の合薬)」などの有名な古典やロケット団による漫才もあり、
楽しく観覧することができました。
日頃慣れ親しんでいないので、学生の頃に聞いたことがあるものも、落ちが分からなかったりしたので、
後でこっそりググってしまいました。(ちょっと調べれば、ストーリーも落ちも、たちどころに分かる便利な時代になりました)
ここでちょっとした検索のコツです。
題目が分からないような時は、わかる言葉をつなげるだけで充分なことが多いです。
たとえば「やかんなめ(癪の合薬)」が分からなくても
「可内(べくない) お頭(おつむり) やかん 癪(しゃく)」
で一発で検索できました。
「金明竹」は、関西なまりの早口の口上の一部でも聞き取れれば全文が出てきました。
『わたくしは、まっちゃまちの、かがやさきちかたから、さんじましたんやが、せんど、なかがいの、やいちがとりつぎました、どぉぐななしなのうち、祐乗・光乗・宗乗、三作の三所物。ならびに備前長船の則光。横谷宗珉、四分一こしらえ、小柄付きの脇差。あら、柄前がタガヤサンやとの仰せにございましたが、埋もれ木やそぉにございまして木が違ぉておりますので、この旨ちょっとお断りを申しあげます。ならびに、黄檗山金明竹、寸胴切りの花活け。のんこの茶碗。古池や蛙飛び込む水の音、と申しますこれは風羅坊芭蕉、正筆の掛け物でございまして。沢庵禅師の一行物には隠元・木庵・即非、張り交ぜの小屏風。こら、うちの旦那の檀那寺が兵庫にございまして、この兵庫の坊主のえらい好みまする屏風じゃによって、表具へやって兵庫の坊主の屏風にいたしました。と、かよぉお伝えを願いたいんで。』
いかかでしょうか?