社会人事業部の河内です。
唐突ですが『さんぽセル』をご存知でしょうか?
とある現役大学生と小学生によって開発されたランドセル軽量化を目的としている商品です。
今回はこの商品自体ではなく、開発の経緯についてお伝えしたいと思います。
ゲーム機が欲しいと言っていた小学生に大学生は
「お金を稼げば欲しいものが買える。人の悩みごとを解決することがお金になるよ」と声掛けをしました。
すると「ランドセルが重い」という小学生目線での悩みごとが飛び出してきたそうです。
そこで一緒にアイデア出し、試作品を制作。フィードバックと改良を重ね、地元工場で製品化しました。
2021年11月に開発し、予約受付をしたところ現時点で約2000本の注文が入ったとのことです。
人の役に立つ、人の困りごとを解決する。それにより対価を得る。
いただいた対価を使うことで経済がまわり、自己満足をも得る。
何よりそれらを楽しんでいる姿を見て、まさに生きた教育だと感じました。そして改めて働くことの意味を考える機会となりました。
改正高年齢者雇用安定法が令和3年4月から施行されています。
人生において働くことが大きな割合を占める中、楽しみながら人の役に立てることができたならば!と思いました。