逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



横浜に住んでいた頃は、信州に帰ったら、境川CRや134号のような平坦で楽なコースを自転車では走れないと思っていた。何しろ、信州と言えば、乗鞍や美ヶ原のヒルクライムや栄村、大滝村のライド等のハードな登りのメッカなのだから。それに、丘の上にあった高校は家から高々15分とは言え、始業時間の迫る中、最後の登りの数分に毎日苦しんでいた記憶が強かったから。

でもそれは、大いなる誤解であった。18歳で離れたとは言え、故郷を誤解していた。ゴメン!
松本平は横浜よりずっと平だ。車の走っていない真っ平な一直線の農道を走れる幸せ。しばらく走ればランナーズハイになる。


今日1つ目の信号で止まり、ランナーズハイから覚めると、かわいそうに、出荷基準に合致せず、畑に取り残されたスイカに目が行く。そう言えば私も規格外れで、随分ヒドイ目にあってきたなぁ~。



手前の山に阻まれて見えないが、槍、穂高に源を発し、上高地を経て流れてきた梓川の水はキラキラ輝いている。堤防は梓川CRとも呼ばれず単なる無名の河川管理道路で、車は走っていないし、鶴見川のように下水処理剤の匂いはもちろんしない。まあ、たまには牛糞や堆肥の匂いはするが、それすらも心地良い。


梓川を離れ、もう一度段丘を登ればそこも緩やかな傾斜の畑が続き、その向こうに松本の街。


再び塩尻側に戻れば、一面に広がるレタス、キャベツ畑。トラックターは外車(ジョンディーア)も多い。



今日は出がけにガーミンのスイッチを入れたらバッテリー低。昨日コース確認した時、スイッチを切り忘れたようだ。途中でStravaでコースを記録できることを思い出し、下図のGPX軌跡と地図を得た。走ったのはたぶん50km位。ほとんど平で、標高差は100mしかない。横浜では、たった1.5kmの自宅と鶴見川CRの高低差が50m近くあったのに。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )