今まで通り掛かる度に売り切れオアズケをくらっていた「ちろりん村」にそばを食べに行きましょう。今日はお祭りのお神輿をお出迎えの為、2時までに戻らなければならない。
定点の奈良井川を見下ろす出発点。だいぶ稲刈りが進んでいる。
岩垂原まで来たが、北アルプスは雲の中。
今日は山の景色は無しかなと思っていたら、今井で、一瞬雲が切れてくれた。セブンの向こうに穂高岳。
でも山形村まで来ると、穂高は前山にだんだん隠されてしまう。
しかし、山形では別の楽しみが。長い直線の下り。今日は信号に引っかからず一気に下れた。
下島橋で梓川を渡り東方向を眺めれば、梓川の向こうに、松本市街、山辺、美ヶ原が遠望できる。
梓川扇状地の直線道路に入る前に、「ちろりん村」(0261-62-2589)に予約電話を入れる。2度もオアズケを食らったのは、予約をしてなかったからだった。もし行かれる方は予約必須なのでご注意を。
堀金の集落と田畑が入り混じっている生活道路を抜け、
車の多い農免道路を足早に抜け、燕岳方向に曲がる。今日は雲がなかなか切れてくれないね。
中房川の扇状地上の緩やかな傾斜面上に点在する別荘、カフェ、蕎麦屋群を通り過ぎ、山麓線に出れば、目的地はもうすぐ。
まだ11時前というのに「そばは終了しました」の看板。これに騙されてはいけません、今日は予約してあるので、堂々と店内に入り、名乗ると、「はいよ」の声。メニューは「蕎麦」一品のみなので、すぐ作り始めてくれる。で、出てきたのがこれ。
横浜の味奈登庵の富士山盛りよりも標高は低いが、山の大きさ、北アルプス山塊の広がりはこちらの勝ちの穂高岳盛り。地粉、本格手打ちの細麺。わさびは安曇野地物のおろし立て。これで値段はたったの600円。40km自転車を漕いで食べに来る価値は大いにあり。
しかも、窓の外は安曇野の稲田の向こうに、池田町や大町が続いている。
御馳走様でした。今日は2時縛りなので、そのまま戻りましょう。松川村、池田町、さようなら。
彼岸花を眺めて。
あれ、稲ではない何か?蕎麦?を刈っているコンバイン。
順調にかっ飛ばして(自分比)岩垂原に戻ってくれば、レタス収穫作業中の向こうに、雲が切れて、朝よりも穂高岳が良く見える。
そして、振り返って、逆方向を眺めれば、塩尻市街の向こうに八ヶ岳が広がっている。
走ったのはこんなコース、80km余り。3度目の正直でちろりん村の蕎麦が食べられた。
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