逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



信州Uターン後、松本平のなるべく平坦な道ばかりを探して走っていたのだが、どうもこの所明らかに脚力が衰えていることに気が付いた。やはり脚に負荷を掛けないと、筋肉は衰えるばかりらしい。今日は秋晴れ、風も弱いので、少しはヒルクライムを含む新しい道を探しに出かけた。

家を出ると、雲一つない。畑の中に放置されたキャデラックの廃車の向こうに、穂高の連山がくっきりと見える。ふとB.スプリグスティーンのキャデラックランチを思いだす。ルート66のキャデラックランチには何時か行ってみたいけれど、テキサスは遠いな。


今日はヒルクライムを少しと、今まで行ってない、諏訪湖方面へと計画を立てた。デフォルトは塩尻峠経由なのだが、車がビュンビュン走るR20/塩尻峠はご遠慮したい。少し距離、高度差は多くなるが、勝弦峠経由で走ってみることにする。
リンゴ畑の向こうに、前穂、奥穂、涸沢、北穂岳。



さらに高度を上げると、蕎麦畑、塩尻の市街の向こうにそびえる穂高連山と常念岳。



みどり湖で一休みしてから、



今日の登り、勝弦峠へ。標高差300mを1時間かけてようやく峠まで登る。勝弦峠で横に逸れ、王城パークウェイを少し走ると、今日のご褒美、絶景ポイントにたどり着く。


諏訪湖の向こうに八ヶ岳とその裾野が広がっているが、少し雲がかかり、赤岳の当りは見えず。もちろん富士山はおろか、南アルプスも視認できない。残念。
王城パークウェイは一方通行の緩やかな上り下りの山上のすてきな道。小野の方に下るわけには行かないので、途中で引き返す。



急な下り道を注意して下り、諏訪湖へ。湖畔ではもう紅葉が始まったもみじがちらほら。


羊飼いの向こうに諏訪湖、そして、さらに今日越えてきた峠の上に、午後と言うのに、まだ穂高の連山が見える。



淡々と諏訪湖の周りを一周して、釜口へ。残念ながら八ヶ岳はついに姿を現してくれなかった。


天竜川沿いに辰野に向かい、その後、北上し塩尻を目指す。でもまだ時間もあるので、横道に逸れましょう。川島から横川へ。
ドンづまりの隠れ谷なので、道は広いが、走っている車は少ない。



山奥の日本最大?のかやぶき施設、かやぶきの館。



買いたいけれど、ちょっと手が出ない。



小野を通り抜け、表日本から裏日本へ、分水嶺の善知鳥峠を越せば、塩尻はもうすぐそこだ。



北の方は一日中晴れていて、北アルプスがきれいに見えたので、期待して登った勝弦峠や諏訪では、南アルプスや富士山が見えなかったのはちょっと残念だったが、一日楽しく走れた秋晴れの一日だった。
走ったのはこんなコース。今日からGoogleマップは使えなくなったので、国土地理院地図で。



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