経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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強くても負ける。<3,999本目>

2012-06-05 06:22:00 | ひとりごと
今、テニスの世界では、
フランスのパリ、ローランギャロスで「全仏オープン」が行われている。

イギリスのウィンブルドン観戦は2回ほどした事があるが、
ローランギャロスは行った事がない。

世界4大大会(=グランドスラム)のうちの一つの大きな大会であるが、
大きな特徴は、
コートが”赤土”であることだ。

土のコートでは、
イレギュラーバウンドもあるし、
ボールのスピードもバウンドしてから遅くなる。

また、足元が滑るので、フットワークと言うか“脚力”もモノを言う。

結果的に体力勝負のようなタフな試合が展開されるのである。

単純にドカーンドカーンと打ちこんでもなかなか決まらないコートなのだ。

だから「粘り」が必要とされる。

諦めないでボールを拾いまくり、
チャンスでミスなくビシッと決める。

球技では共通している事だろうが、
根性がなければなかなか勝ち抜けない。

そして世界ランキングをもとに大会ごとの
「シード選手」がいるわけだが、

これがまた順当に勝つとは限らないところが
ファンとしては興味深くテニスの面白いところなのだ。

ノーシードの選手が、シード選手を破ることももちろんある。
シードされているからと言って、少しでもスキを見せればすぐに付けいられる。

実際に昨年女子チャンピオンの第1シード選手が
予選から上がってきた選手に逆転負けをしているのだ。

誰も予想できない事が起こるところに“勝負の厳しさ”がある。

常に努力をして上を目指さなければ、
あっと言う間に抜かれてしまうのだ。

自分のビジネスに置き換えてみよう。

自分のビジネスの位置づけが
シード選手なのかノーシードなのか?

どちらにしても、フットワークを活かして動き回り、
粘り強く取り組むのだ。

目が離せないパリのローランギャロスの全仏オープン。
そこから学ぶことや感じることはたくさんある。













曇@午後から中小企業大学校瀬戸校。
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