経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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ユニクロの戦略。<4,024本目>

2012-06-30 05:27:00 | ひとりごと
イギリスのロンドンで開催されているテニスのウインブルドン大会。

ウインブルドンで着用するテニスウエアは「白が基調」という伝統がある。
その姿は、清々しい印象でとても好きだ。

そして男子ナンバーワンシードの
ノバク・ジョコビッチ選手のテニスウェアにも注目だ。

ユニクロのテニスウエアを着用していたのだ。

今年から、ユニクロがテニスウェアに進出して、
日本テニス界のエース錦織圭選手が着用しているのは知っていたが、
ジョコビッチ選手までとは知らなかった。

もうこれで世界中のテニスファンには、
「UNIQLO」が知れ渡った。

昨年のニューヨークの五番街に出店した時も話題になって、
今年3月にニューヨークへ視察に行った時も人気店だった。

消費財で世界戦略が着々と進められている。

選手が着るウェアは“広告塔”の意味ももちろん持つが、
日本のメーカーではなくユニクロのような流通業者
(正確には「SPA」)が
世界を相手に商売をしているのだ。

(「SPA」とはSpeciality store retailer of Private label Apparel」の頭文字を組み合わせた造語で、製造から小売までを統合した最も垂直統合度の高い販売業態のこと)

テニスラケットに注目しても、
クルム伊達公子選手が使っている「YONEX」(ヨネックス)も日本のメーカーだ。

今は本社が東京にあるが、もともとは新潟の豪雪地帯のメーカーだ。

ちなみに日野のラケットもヨネックスだ。
プレースタイルもクルム伊達公子風?(^_-)-☆

プロプレイヤーなので、
いろいろなメーカーの広告塔になっているのは当たり前だが、

選手だけではなく、
日本国内のもともとは中小企業が
世界を相手にビジネスで勝負しているのは喜ばしいことだ。

もしウインブルドンをこの機会に見る機会があるのなら、
ウエアやラケットなどにもちょっと目を向けてみると、
新しいビジネスの閃きもあるかもしれない。

日本人男子選手として3回戦に進んでいる
錦織圭選手のベスト8への期待も高まる。

相手は上位シード選手だが(錦織選手は第19シード)、
勝負には可能性が必ずある。

大いに応援する!
チャレンジだ。
自分へのチャレンジだ!












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