




畑ではあちこちで野菜の植え付け作業が行われています。出荷するものはもちろんですが、自家用の野菜も同様です。耕耘して種まきをし、あるいは苗を植え付けます。写真は、斎場山をバックに咲き誇るケールの花です。ケールといえばキャベツの原種に近く、日本では青汁の原料として有名になってしまいましたが、欧米では家庭菜園などで作り、サラダや炒めもので食べられる一般的な野菜のひとつです。ブラジルでは、コーヴェ(Couve)といってベーコン、ニンニク、タマネギと塩コショウで炒めてフェイジョアーダのつけ合わせにします。おすすめはケール餃子にケールのポタージュスープ。野草に近いため丈夫で栽培も簡単です。
息子が送ってくれた種で植えた多摩五日市の伝統野菜ノラボウナ(野良坊菜)は、当地でもすくすく育ち、評判も上々で種を採って分けることになりました。ケールも種を採ろうととう立ちをそのままにしておいたものです。菜花はみな同じアブラナ科なので近くに植えると交雑する可能性があるので離します。
今回は、ナスピーマントマトシシトウトウガラシゴーヤスイカなどはもちろんですが、ズッキーニ(黄色)、ルッコラ、サラダ菜ミックス、春菊、紅白二十日大根、空芯菜、アンデスのペピーノフルーツなどなどを植えました。写真には他にニラ、ノビル、コシアブラ、ブルーベリー、サンショウ、アスパラガス、アピオス、イチゴなどが写っているんですが…。終わりましたが、フキ、ウドもあります。畑の隅には柿の木とイチジクも。それと今年はまだ食べられませんが、アーティチョークを植えました。そのうちバジルも勝手に生えてくるでしょう。
山では、山蕗、三つ葉通草(アケビ)、ノカンゾウ(夏の青い蕾を食べます)、ナツグミ、ヤマブドウなど。アケビは「アケビのブルーチーズ入りミソバーグ 」はオリジナルレシピです。山の幸を和風フレンチで。ナツグミには、市販のサクランボにはない野趣豊かな甘みと渋みがあります。去年挿し木に失敗したので、今年は新しく出た枝をU字に地中に埋めておきました。こうして根付いたらそこから切断して鉢植えにして夏ぐみの盆栽にしようと思っています。
★新信州郷土料理は、MORI MORI RECIPE(モリモリ レシピ)をご覧ください。山菜・キノコ料理、内臓料理、ブラジル料理、エスニック、中華の込み入った料理などの「男の料理レシピ集」です。特に本格的なアンチョビーの作り方を載せているのは、当サイトだけだと思います。手作りオイルサーディン、手作りソーセージもお薦めです。山菜料理も豊富です。豆料理もたくさんあります。