私が仲間と主宰して貝母の保護活動をしている妻女山奥の陣場平。昨夜の暴風雨で、大丈夫だっただろうかと観察に行きました。『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)でも地図と写真と文章で紹介しています。信濃毎日新聞の松代夢空間のハイキングの記事や、一面の「斜面」でも紹介され、このブログを見て訪れる人も増えました。
心配は杞憂に終わりました。それより既に開花していることに驚きました。同じ様な春だった2016年とよく似ています。この写真の左の、昨年仲間と侵入してきたヨシとノイバラを除去し、貝母の種や球根を蒔いたところも発芽しています。いずれは、このカットの倍以上の面積の群生地になると思います。
昨夜の暴風雨の雨粒がキラキラと輝いています。15日には満開になり、22日頃までは満開の状態が続くでしょう。松代夢空間のハイキングが行われる29日には、既に結実していると思われます。
花のアップ。和名を編笠百合という理由が分かります。葉の先がクルンと巻いて茎にからみあいスクラムを組んで、この時期に発生する爆弾低気圧から身を守っています。美しい花で薬草ですが、同時に誤って食べると死亡する可能性もある強い毒草です。決して持ち帰らないでください。
用事を済ませて、千曲市森のあんずへ。平地のあんずは昨夜の暴風雨で散っていました。中間地のものも散り始め。標高の高い山際のものは満開でした。明日が見頃の最後でしょう。
山際の大光寺下のあんずの花が満開です。花冷えで昼に8度だったので数日は持つでしょう。しかし、花期は短いのです。
その下の花は、散り始めていますが、まだ見頃です。『放浪記』で有名な林芙美子の「花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき」を思い出します。
なんでしょうね。桜は武士道とか男性的なイメージですが、杏は女性的なイメージですね。それも童女が似合う。早朝に農薬散布をしているので、畑に入ったり花の香りを嗅ぐのは止めた方がいいです。
あんずの花は、種類によって全く異なる色や文様を見せてくれます。あんずの花の種類に関しては、2015年のこちらの記事をお読みください。
◉あんずの花の種類の多さに驚愕。千曲市森、あんずの里は満開。今週末見頃です(妻女山里山通信)
(左)あんずの樹下に咲くトウダイグサ。種類が多く細かな同定が困難な花です。通りがかったご夫婦が、面白い花だねなんだろうと言うので教えてあげました。待ち受けにすると撮影していました。(中)山吹の花も開花。(右)興正寺の枝垂れ桜はあっという間に咲いて散り始めていました。季節の移り変わりの速さに体がついていけません。
薬師山からの展望。集落内のあんずは、新築や増築でかなり減りましたね。あんず農家も高齢化で減ってきたので、耕作放棄地でしょうか、あんずの幼木を植えている場所がいくつかありました。
帰りに妻女山展望台へ。ソメイヨシノが満開です。花見客が大勢訪れていました。気温は8度に下がりました。中央は茶臼山。やはりソメイヨシノが満開です。松代城址と象山のも満開です。千曲川河川敷では、桃も咲き始めました。来週の長野マラソンの頃には満開になるでしょう。レンギョウ、ユキヤナギも咲いています。
上信越自動車道のカーブの向こうが松代城址。松代中学の桜も満開です。世界的アコーディオン奏者のcoba。モーニング娘。18の羽賀朱音ちゃん、そして私の母校です。信州の春は。猛スピードで駆け抜けて行きます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
心配は杞憂に終わりました。それより既に開花していることに驚きました。同じ様な春だった2016年とよく似ています。この写真の左の、昨年仲間と侵入してきたヨシとノイバラを除去し、貝母の種や球根を蒔いたところも発芽しています。いずれは、このカットの倍以上の面積の群生地になると思います。
昨夜の暴風雨の雨粒がキラキラと輝いています。15日には満開になり、22日頃までは満開の状態が続くでしょう。松代夢空間のハイキングが行われる29日には、既に結実していると思われます。
花のアップ。和名を編笠百合という理由が分かります。葉の先がクルンと巻いて茎にからみあいスクラムを組んで、この時期に発生する爆弾低気圧から身を守っています。美しい花で薬草ですが、同時に誤って食べると死亡する可能性もある強い毒草です。決して持ち帰らないでください。
用事を済ませて、千曲市森のあんずへ。平地のあんずは昨夜の暴風雨で散っていました。中間地のものも散り始め。標高の高い山際のものは満開でした。明日が見頃の最後でしょう。
山際の大光寺下のあんずの花が満開です。花冷えで昼に8度だったので数日は持つでしょう。しかし、花期は短いのです。
その下の花は、散り始めていますが、まだ見頃です。『放浪記』で有名な林芙美子の「花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき」を思い出します。
なんでしょうね。桜は武士道とか男性的なイメージですが、杏は女性的なイメージですね。それも童女が似合う。早朝に農薬散布をしているので、畑に入ったり花の香りを嗅ぐのは止めた方がいいです。
あんずの花は、種類によって全く異なる色や文様を見せてくれます。あんずの花の種類に関しては、2015年のこちらの記事をお読みください。
◉あんずの花の種類の多さに驚愕。千曲市森、あんずの里は満開。今週末見頃です(妻女山里山通信)
(左)あんずの樹下に咲くトウダイグサ。種類が多く細かな同定が困難な花です。通りがかったご夫婦が、面白い花だねなんだろうと言うので教えてあげました。待ち受けにすると撮影していました。(中)山吹の花も開花。(右)興正寺の枝垂れ桜はあっという間に咲いて散り始めていました。季節の移り変わりの速さに体がついていけません。
薬師山からの展望。集落内のあんずは、新築や増築でかなり減りましたね。あんず農家も高齢化で減ってきたので、耕作放棄地でしょうか、あんずの幼木を植えている場所がいくつかありました。
帰りに妻女山展望台へ。ソメイヨシノが満開です。花見客が大勢訪れていました。気温は8度に下がりました。中央は茶臼山。やはりソメイヨシノが満開です。松代城址と象山のも満開です。千曲川河川敷では、桃も咲き始めました。来週の長野マラソンの頃には満開になるでしょう。レンギョウ、ユキヤナギも咲いています。
上信越自動車道のカーブの向こうが松代城址。松代中学の桜も満開です。世界的アコーディオン奏者のcoba。モーニング娘。18の羽賀朱音ちゃん、そして私の母校です。信州の春は。猛スピードで駆け抜けて行きます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。