今日で、あの大震災から4カ月が経ちました。
国の対応の遅さに、もの言う気力も無くなっていくようです。
以前、年越し派遣村の村長だった湯浅誠さんが、内閣参与として国の
仕事に携わった時、行政に関る人達に当事者意識がないと、激怒
していた姿が思い出されます。
当事者意識をどれほど持てるかと言う事が、被災者に寄り添う救済に
繋がって行くのだと思います。
遅々として進まぬ生活の基盤の立て直しに反して、精神面での
東北の人は我慢強いとか、早い立ち直りへの雰囲気を感じ不安を
覚えます。
本屋で「つなみ」という大手出版社の雑誌が平積みなって
いました。
見ると、震災にあった子ども達の文集でした。
私は、もうこういうものが出版されるのかと、唖然として
しまいました。
震災の写真を特集した雑誌や、写真集が驚くほど速く書店に並んで
いたし…
子ども達は、自ら書きたいという思いで作文を書いたのでしょうか…
私は 息子を亡くし暫らく経った時、今の気持ちを手紙とか文章に
してみたらと、勧められました。
元々文章を書くことが好きだった私は、書けば何か見えてくるかも
しれない、気持ちが少し楽になるかもしれなと思い、
書いてみましたが、泣き泣き書いた手紙や文章は、読み返してみると
どれも感情の表層だけを辿ったもので、悲しみは増すばかりでした。
人生を揺るがすような大きなことは、外に出せるようになるまで
それなりの時間がかかるものなのではないでしょうか。
戦争を体験された人達が、なかなか語れないように…
私たちに出来ることは、被災者の生活や心を支え続けることで
あって、立ち上がることを急がすものであってはならないと
思いました。
国の対応の遅さに、もの言う気力も無くなっていくようです。
以前、年越し派遣村の村長だった湯浅誠さんが、内閣参与として国の
仕事に携わった時、行政に関る人達に当事者意識がないと、激怒
していた姿が思い出されます。
当事者意識をどれほど持てるかと言う事が、被災者に寄り添う救済に
繋がって行くのだと思います。
遅々として進まぬ生活の基盤の立て直しに反して、精神面での
東北の人は我慢強いとか、早い立ち直りへの雰囲気を感じ不安を
覚えます。
本屋で「つなみ」という大手出版社の雑誌が平積みなって
いました。
見ると、震災にあった子ども達の文集でした。
私は、もうこういうものが出版されるのかと、唖然として
しまいました。
震災の写真を特集した雑誌や、写真集が驚くほど速く書店に並んで
いたし…
子ども達は、自ら書きたいという思いで作文を書いたのでしょうか…
私は 息子を亡くし暫らく経った時、今の気持ちを手紙とか文章に
してみたらと、勧められました。
元々文章を書くことが好きだった私は、書けば何か見えてくるかも
しれない、気持ちが少し楽になるかもしれなと思い、
書いてみましたが、泣き泣き書いた手紙や文章は、読み返してみると
どれも感情の表層だけを辿ったもので、悲しみは増すばかりでした。
人生を揺るがすような大きなことは、外に出せるようになるまで
それなりの時間がかかるものなのではないでしょうか。
戦争を体験された人達が、なかなか語れないように…
私たちに出来ることは、被災者の生活や心を支え続けることで
あって、立ち上がることを急がすものであってはならないと
思いました。