9日に君津で行われた
シンポジウムの宇梶静江さん
が忘れれません。
パネラーの最初の話が終わり 司会者が、宇梶さんに苦労話を
してもらいましょうと
言ったら、宇梶さんが会場に
響き渡るような大きな声で
「私は苦労話なんかしたくない!」と言ったのです。
90歳で、これからは
アイヌ学を伝えていくとう
宇梶さんの信念を
目の当たりに見た気が
しました。
私は信念を持って生きたいと
思ってましたが、宇梶さんの
信念の凄さに圧倒されました。
宇梶さんは、人間が地球を
創ったわけじゃないのに
山を削り海に穴をあけたり
原爆も…やり放題やっている、
この人間の傲慢さにアイヌの
精神で立ち向かっているの
です。
アイヌは森羅万象すべてに
神が宿っていると、先祖から
大切にしています。
特に水と大地を…
アイヌは文字を持たず、
口から口へ語り継いで
きました。
宇梶さんも信念を持って、
アイヌの精神を語っていくと
言ってました。
言うに言われぬ苦労をしてきた
宇梶さんですが、今そんな
苦労話を話している場合じゃ
ない!と…
宇梶さんの映画「大地よ」を
3回観ましたが、観れば観るほど深く感じられます。
君津は遠かったけれど、
行った意味がありました。
私をスタッフに入れてくれた
小玉さんに感謝です。
信念を持って生きる人の
凄さに心が揺さぶられ
ました。
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