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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

これを知る者は

2007-09-02 07:38:46 | てんこの論語

子曰く、これを知る者はこれを好む者にしかず。これを好む者は、これを楽しむ者にしかず。(雍也)

訳)○先生はおっしゃった。ものごとはなんでも、それをすきになって、楽しんでしまえば、できるんだよ。

ずいぶんと我田引水的な訳ですが。要するに、何でも楽しんでしまえばできるんだっていう風に、わたしは理解してます。わたしは、暇があればやりたいことを何でもやってしまう方ですが、それはわたしが、好きなことをやるのが好きだから。当たり前ですね。好きなことをやるのは楽しい。ほんとに楽しい。

だからわたしは、苦しいことがあっても、それを楽しむことにしています。目の前に、これはちょっと厳しいな、という試練がある。普通なら逃げるだろうな。とてもできないと思うだろう。でもやらなければならないとしたら、どうしたらいいのか。要するに、楽しめばいいのだ。これを乗り越えるために、どうすればいいか、存分に考えて、自分のカードを目いっぱい使い、やることを楽しんでしまえばいい。それだったらできる。

つまりは、好きなことを目いっぱい駆使して、これに挑戦していくことを楽しむのだ。やることそのものを、喜びにして、やってみる。自分の力と感性を限りなく使って、すべてを見ていく。その楽しみを、存分に味わう。

それでやっていくと、かなり苦しいことにも耐えられる。また、耐えている自分ていうのも、なかなかに頼もしくていい。自分は、こんなにも強いのか、と思う。わたしは、かなりすごいやつだ。

たとえその結果が、すべて無に帰する、なんにもならない、ということだったとしても、自分はやった、ということが残るのだ。やったことの中で培われた、わたしの力があるんだ。わたしは、やったんだ。やれたんだ。苦しかった。でも、やれた。それが、神様がくれた、実り。

このわたし自身が、わたしがやってきたことの、実り。それでいい。

すきだからやった。やりたかったからやった。わたしがやらねば、だれもできないから。わたしは、このわたしが、すきだ。これこそが幸福だからだ。ほかにはいらないよ。

好きだから、楽しいから、どんな厳しいことにも、挑戦していけるんだよ。やれるんだよ。そして、できるんだよ。できないのは、やらないからだ。

どんな難しいことでも、楽しんでしまえば、やれるんだよ。


コメント (2)
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